2009/11/30「somewhere something」・前編 ※ゲスト:the HIATUS

これからお送りするのは、2009年11月30日(月)、CROSS FMで13:00~17:00にオンエアされた「somewhere something」という番組の一部です。
「●」の会話は番組ナビゲーターのものです。
一部、内容を編集しておりますので、ご了承下さい。

 曲:the HIATUS「Insomnia」

●さぁ、この時間は、もう半年振りになりますかね。the HIATUSからボーカル・ギターの細美さんです。
細美武士(以下、「細美」)「どもー、こん、にちは」
●こんにちは、です。
細美「the HIATUSの、ボーカル・ギター、細美武士です」
●お久し振りです。
細美「お久し振りです」
●前回が、ファーストアルバムが、出る前、という。(※注1)えぇ。
細美「でしたね。あんまり俺、あの、何月に何があったってのを覚えてないタイプなんで(笑)」
●なので、多分、リリースとライブのことを言うと、何となく、時系列が判っていただけるんじゃないかな、と。
細美「いや、でもね、このスタジオはもう、凄い覚えてて。だから、あの、そういうのと、こう、くっついちゃうんですよね」
●あぁ、その、場所とかの。
細美「うん、だから、凄い前だな、って感じではない、ですね」
●でも、前伺った時は、アルバムもこれから出ます、で、ツアーもこれからって感じだったので。ま、ホントに何も、音しか聴いてない状態で、the HIATUSとはどのような――しかも、ELLEGARDENが休止して、っていう流れから、それをずーっと伺っていったんですが。
細美「はい」
●その後、ライブも、もう観ました。
細美「はい。有難うございます」
●そして、バンド自体が、夏はもうイベント――九州はSky Jamboreeが、長崎でありましたね。しかも、ツアー、2ツアーも回られてますね。(※注2)
細美「回りましたね」
●今回、実は11月18日にもうリリースになりました、ファーストEP、ということで、「Insomnia」がタイトルになって、3トラック、入ってるモノがリリースされていますが。「Ghost In The Rain Tour」の時に、レコーディングして、ね。
細美「そうです、そうです。はい。あのー、余ったりしてないので、曲は」
●そうですか!?
細美「はい」
●聞いちゃいましたよ。
細美「また、次のアルバムの時は、ゼロから、やります」
●ただ、the HIATUSがどんどん、何かこう変わっていったり、こう新しいことをされてるんだろうなっていうのが、聴く側にも伝わったりしましたよね。
細美「あぁ、そうですか」
●例えば、2曲目のタイトルが――
細美「『Curse Of Mine』。」
●――とかは、何となく、聴いてて、声も楽器みたいですし。「唄」というのと、またちょっと違いますもんね。
細美「うーん。どうなんですかね」
●音楽なんですかね、サウンドなんですかね。
細美「どうなんですかね。あまり、うーん…」
●面白かったですよ。
細美「そうですね(笑) 判んないですね、こう自分の曲をやっぱ客観的に、は…うん。判断しないから。ただ、皆で合宿で作ったんで、それは面白かったですね」
●あと、3曲目、「Antibiotic」という曲がありまして。これが3つ、新曲、リリースされてるんですけど。「Antibiotic」の方はホームページで、プロモーションビデオじゃないですけど、あれはあの…どう言ったらいいんですかね?
細美「はい。えーっとね、あれはね。えーっと…、『Ghost In The Rain Tour』の最終日で、東京の新木場にあるSTUDIO COASTで、ライブで『Antibiotic』をやってるところを編集した、一応、プロモーションビデオ、なん、です、よ。あれは」
●ま、ライブ映像で。
細美「ライブ映像…で」
●音の色目とかが、何か良い感じで。
細美「良い感じ、でした?」
●はい。でした。
細美「まぁ、変な話、『Insomnia』のプロモーションビデオが完成してないんで、まだ」
●(笑) そう言えば、だから、3曲目を…
細美「訊き辛いですよね、どうしたんですか、みたいなね。いや、録ったんですけど、何かね、制作が凄い難航してて、まだ仕上がってないっていう(笑)」
●今結局、the HIATUSって、細美さんを中心として、その時々のメンバーが――久し振りに見たら、2人増えてましたけども、また(笑)
細美「(笑) そうですね」
●やっぱり、そういう映像の部分にも当然、自分でこういうモノで、っていうのは出していかれるんですか。
細美「いや。映像の時はもう監督に、あのー…極力、作りたいように作って、もらうん、ですけど。うん」
●餅は餅屋で任せるで。
細美「――の方が面白いモノになるんじゃないのかなって、思ってるんですけどね」
●この間の「Ghost In The Rain Tour」の時も、餅は餅屋的な、良い意味で、ホントにその道のプロと言うか――プロは当たり前なんですけど、皆さんに任せた上での、いろんな掛け算の部分を楽しんでらっしゃる姿が、判りましたけどね。
細美「そうなんです。あのー、凄い才能のある人って言うのかな――こう、凄い仕事をする人達と、が、何て言うのかな、全員がそうだったら、どうなるのって言うか、例えば、音響の人とか、照明の人とか、もちろん、会場の警備の人から、もう――そうだね、ツアーマネージャーから、誰もが自分のパートって言うかな、ポジションに対して、凄いプライドを持って、一流の人がやる、全員がそうだったら、一体どんなモノが生まれるんだろうって言うのに、物凄い興味があって。そういうのをやってみたいんですよ。1人じゃ絶対できない、というのをやりたくて」
●うん。
細美「うーん、と、昔『ダンサー・イン・ザ・ダーク』ってあったじゃないですか、ビョークの映画。(※注3)あれを観た時に、絶対ビョーク1人でも作れないし、監督さんだけでも作れないし。その、大道具さん、小道具さん、照明の人、あと、音響の人とか、現像の人とか、編集の人とか。あともちろん、出ているビョークもそうだし、唄で参加するトム・ヨークもそうだし、もうどれだけの才能の持ち主が、その、全く努力を惜しまずに、100でこう、作品に向かったら、これができるんだろう、と思って、俺は映画館で物凄い――あの、話が悲しくてとかじゃなくて、その完成度の高さに泣いてしまったシーンがあって。あの、ゆっくり走る電車の上で、2人が唄うシーンなんですけど、あれを観た時に、悔しくて。あの、ホンットに多分、端から端まで、全員が、凄い、誇りを持ってこの映画の為に、全部を注がないと、こういうシーンって、絶対生まれないだろうなーっと思って」
●えぇ、えぇ。
細美「それはホントに、自分もモノを作る人間だから、いつか何かそういう場が、これはホント、奇跡的だな、っていうのを作ってみたいんですよね。そこに、もちろん自分の100%が、入って。で、しかも、他の人の100%が全部入ってる、モノができたら良いな、と思ってやってますけどね」
●や、それはホント理想だろうな、と思いますよ。細美さんもやっぱり、the HIATUSというバンドの中で、変化を受けたいとも思ってらっしゃるってことですよね。
細美「変、化…って言うかな、何か、例えば、今回の3曲は、曲を1人で書いたワケでもないし。その、各パートにこういうコトやってくれっていう、オーダーも出さずに作ってて。とにかく自分は自分の役目を果たし、てみた挙句、まるで自分1人で作ったかのように聴こえるんですよ、最後。で、それがきっと、、皆そうなんじゃないかなって、思うのね。皆、俺が作った、と思ってるんじゃないか、と思って」
●凄く贅沢だ。嬉しいことですよね。
細美「うん。そうなりたい…うん。ホント、昔から思ってたんで」
●やっぱり、何もないトコから作ることって言うのは、そんな簡単なコトではないと思うので――しかも、今仰ってたように、皆がこういうコトだよねって、カタチないモノを作るという作業の中で――お忙しかったでしょ?
細美「がむしゃら、でしたね。やっぱり。うん。もう、やるしか、ない、って言うのかな――上手く言えないや、がむしゃら、でした。でも、結構ちゃんと、オフも取れて、1週間休めて、カンボジア行ってきましたよ、俺」


~解説~
※注1:前回が、ファーストアルバムが、出る前、という。
2009年5月19日(火)に、同番組にゲスト出演しております。

※注2:しかも、ツアー、2ツアーも回られてますね。
1つ目が、2009年6月1日~7月22日の、全国23公演のツアー(追加2公演含む)「Trash We'd Love Tour 2009」。
2つ目が、2009年9月2日~10月8日の、全国14公演のZeppツアー(追加2公演含む)「Ghost In The Rain Tour 2009」。

※注3:昔『ダンサー・イン・ザ・ダーク』ってあったじゃないですか、ビョークの映画。
「ダンサー・イン・ザ・ダーク」(Dancer in the Dark)は、ラース・フォン・トリアー監督、ビョーク主演の2000年制作のデンマークの映画。
目の不自由なシングル・マザーが辿る悲劇を描いたミュージカル作品。
音楽もビョークが担当し、主題歌は「I've seen it all」で、レディオヘッド(Radiohead)のトム・ヨークとデュエットしている。

中編→http://pointline.exblog.jp/12495743/
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by p_and_l | 2009-12-15 00:45 | ラジオレポート

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