2009/11/30「somewhere something」・中編 ※ゲスト:the HIATUS

前編→http://pointline.exblog.jp/12492678/

これからお送りするのは、2009年11月30日(月)、CROSS FMで13:00~17:00にオンエアされた「somewhere something」という番組の一部です。
「●」の会話は番組ナビゲーターのものです。
一部、内容を編集しておりますので、ご了承下さい。

●あ、それ伺っても良いですか?
細美「はい。1人旅」
●結構、海外とかは、お仕事以外で行かれたりしますか。
細美「します。1人で行くのが好き、なんですよね」
●(笑) 結構、心配されませんか。
細美「う、うーん。そうですね。心配されるようなコトも実際、しますからね」
●実際、治安の面とかでもですね、1人で行くと、何かあった時に判んないじゃないですか。
細美「それが良いんだよなー、って思って」
●えぇ!?(笑) カンボジア(※注1)はツアーが終わってからですか?
細美「いや、ホントに、『Ghost In The Rain Tour』が終わって。その後諸々、CDリリースの準備が、終わって、リリース前までには帰ってきてねっていう間で1週間空いて」
●何でカンボジアと思ってたんですか?
細美「ベトナムに最初、行こうと思ってたんですよ。ベトナム行ったことないけど、昔から凄い惹かれてて。あと、食事が美味しそうだな、と思ってて。暑い時に熱い、モノをね、屋台で汗だくだくになりながら、食べるみたいなイメージがあって。辛いモノも食べて、汗もワーッと『あっちぃ、あっちぃ』言いながら、食べたいなぁと思って、ベトナムが、まず浮かんで。そう言えば、ベトナムって、あの辺りにアンコール・ワット(※注2)があるよなぁーって思ったら、お隣のカンボジアだったんですよ。で、調べたら、ベトナムのホーチミンで乗り継いで。ベトナムをちらり眺めながら、アンコール・ワット行けるな、と思って。カンボジアに、急遽、出発の2日前にカンボジアが決定したんですよ」
●そんな感じだったんですか。それを1人で。
細美「ホントにひどい時は、朝空港に行って、今から飛べる国は何処ですかって言って、飛んだりするんで。最近、俺、旅行で宿取って、行ったことない、から」
●えぇ!? もう、取れなかった時、どうするんですか。
細美「取れないってことはね、まずない、ですね。もうホンットの観光地に、よっぽどのハイシーズンに行かない限り、宿のランクを気にしなければ、必ず何処かに泊まれる」
●まぁ、そうですね。
細美「全然」
●言葉の不安はないですか、全然。
細美「言葉の不安は、ま、英語が喋れるんで。全く」
●あ、そっかそっか。そうですね。
細美「それがまぁ、きっと、強みなんですよね」
●いや、全然違うと思います。多分、そこがさっき、その日に決めて、ってこう、しゃかりきに言ってたのは、やっぱ、コミュニケーションが込み入ったことが伝えられないと、生命とかが大丈夫かな、と不安に思うワケですよね。
細美「もちろん、あるんですけど、その、英語が通じない所に行くと、流石にちょっと、テンパるんですよ」
●何が一番、印象的でした。ホームページ、UPされて、るん、ですよね?
細美「はい。やっぱ、遺跡凄かったですよ。何かほら、ずっと昔、テレビか何かで、子供の頃にちらっと観たシーンなんかが、脳に焼きついて、離れないシーンってあるじゃないですか。もうそれ、何で観たのか全然判らないんだけど、アンコール・ワットって、頭の上でバッと、頭の中で浮かぶ絵があるんですよ。で、それはホントにかなり前から、10年とか前からずっと、事ある毎にこう、頭の中でちらちら、浮かぶシーンではあって。何かほら、そういうのを旅する人は『呼ばれる』とか言うじゃないですか」
●はいはいはい。
細美「アンコールワットに呼ばれているとか。一番話題になるのは、インドは呼ばれた奴じゃないと、ホントに行けないっていう話があって」
●聞きます、そういうふうに。
細美「俺は絶対、呼ばれてないんですよ。だから、インドに行こうというモチベーションが、ゼロだから」
●インドじゃなかったんだって、軽くちょっと、思ったんですけどね。
細美「インドには全然、呼ばれてない、ですね(笑) で、アンコール・ワットはそういう意味では、ちょっと呼ばれてる感が昔からあって。その前は、広島の宮島とかもホント、強烈に呼ばれてる感覚があって。で、アンコール・ワット行ってみて、したら、観た景色は、その頭も中と全く同じ絵で。アンコール・ワットへ続く一本道が、あって。その一本道から、アンコール・ワットがパッと開けて観えるシーンだけ、ずっと頭の中にあって。で、それがほら、行く前から、右側にこう、視界が開けてるというイメージがあったんだけど、それはやっぱり、右にあって、絶対左にはないっていう、感じで」
●へぇー。何かでもう、観てらっしゃったんでしょうね。
細美「ま、普通にホント、テレビとかで観ただけなのかもしれないけど」
●だけど、まぁ、それが残ってらっしゃるってことなんですよね。記憶って、ドンドン抜け落ちていきますからね。
細美「それはでもね、凄い面白かったですよ、行って」

細美「ま、ご飯がめちゃくちゃ美味しかったですね」
●何でもだいたい行けますか。
細美「何でも行けますね。あの、旅で、日本食を食べる、ことほど、くだらないモノはないと思ってるんで」
●日本で普通、食べられないモノ食べたってありますか。
細美「カエル(※注3)食べてきましたよ」
●あぁー! そうですかぁ(怖)。
細美「(笑) カエル食べてきました」
●そうですか…
細美「メニューを見てたら、そのいろんな現地の料理が載ってて。で、カエルが一番安くて、1(US)ドル(※注4)だったんですよ」
●そんな、もっとお金あったでしょうに…(笑)
細美「(笑) おっと、カエル安いと思って。店員さんを呼んで、『カエルって大きいの?』って訊いたら…」
●いーっ!(怖)
細美「俺からしたら、その、あんまり、こう、ちょっと強烈なのは嫌だって意味で、『カエルってデカいの?』って訊いたら、向こうは逆に、どうせ食べるんだから、お腹が足りるのかっていう意味で訊いてるようで、『大丈夫、大丈夫。大きいよ、大きいよ』みたいになって、『あぁ、そっか…』っつって。『俺、それ食べれると思う?』とか言って、『全然美味しいよ』って言うから、『あぁ、じゃあ、カエル1つ』」って言って」
●あ、「俺、それ食べれると思う?」、そういう、コミュニケーション良いですね。おぉ、なるほど。

●他に何かこう、印象的な…
細美「後は何だろうなぁ。初日に凄い雨が降ってて、まだ雨季と乾季(※注5)のちょうど――ほぼ乾季なんですけど」
●アジアは。今はもう乾季に入っちゃいましたけどね。そうですよね。
細美「雨がまだね、残ってて。その、雨にバーッって打たれてる時に、軍モノっぽい緑色の、濃いポンチョを着て」
●アーミーグリーンみたいなの。
細美「そう。それで、アンコール・ワットの周りの堀の淵に、1人ボケーッと立ってたんですよ。あれは、あのシーンは忘れないだろうなぁ。もう、何て言うのかな、そこはもう、観光のスポットじゃなくて。普通、人が通るトコでもなくて。アンコール・ワットの、何かこう、あ、そこ行けそうだな、と思って。人がいないトコだともう、ドンドン行きたくなるんですよ」
●うわ。怖ー…、もう。
細美「あの、ガイドさんとかも行かないから、現地の」
●ホンットですよ。誘拐とかされたら、どうするんですか!
細美「俺なんか誘拐したって、だって、何にもないし。ほら、端から見て、こいつを誘拐して何か、得になるぜっていうオーラ出してない」
●あ、そうですか(笑)
細美「こんなポンチョ着てさ、雨にバーッって打たれてさ。髭とかも伸びっぱなしで、髪もボーボーで。――で、行ってみたら、凄い廃墟みたいな門があって、そこから通り抜けられたんですよ。そっから出たら、舗装されてない、もう、お堀の水面と同じ高さになってて。で、その、水面をね、雨がバーッって降ってて。もう、何て言うんだろうな。や、ここ10年間で、今が一番俺、自由だなと思って。最高に気持ちよかったですね」
●へぇー! 自由と、不自由と言える自由もありますからね。
細美「不自由と言える自由…」
●(笑) 今、自由じゃないって言える自由もありますからね。
細美「難しいですね、それ」
●次、会った時に(笑)
細美「判りました(笑)」

~解説~
※注1:カンボジア
インドシナ半島にある国で、正式な日本語表記は「カンボジア王国」。
首都はプノンペン、言語はクメール語(カンボジア語)、宗教は仏教。
国民の90%以上がクメール人(カンボジア人)。

※注2:アンコール・ワット
カンボジア王国にあるアンコール遺跡の1つで、総て石造りの、左右対称の寺院建築。
ヒンドゥー教の神であるヴィシュヌ神を祀る寺院かつ、王の墳墓として建立。
「アンコール(Angkor)」は王都、「ワット(Wat)」は寺院を意味する。
1992年にアンコール遺跡として世界遺産に登録され、1993年にこの寺院の祠堂を描いたカンボジア国旗が制定された。

※注3:カエル
中国やヨーロッパなど、世界的にはカエルを食べることは一般的であり、この習慣は、かつてはカンボジア王国がフランス領だった名残とも言われている。
ローストしたり、フライにしたり、スープにしても良し。
種類で言うと、主にウシガエル、トノサマガエルが食されてるとのこと。

※注4:1(US)ドル
カンボジア王国の通貨単位はリエルで、通貨コードはKHR。
観光は、殆ど総てUS(アメリカ)ドルが使用されている。
2009年12月15日時点では、1USドル=約93円。

※注5:雨季と乾季 雨季は5月下旬~10月下旬で、定刻に強い雨(スコール)が降る。
乾季は雨が殆ど降らず、涼季(11月上旬~1月下旬)と暑季(2月上旬~5月中旬)に分けられ、涼季の気温は30度以上あり、暑季になると、35 度~40度と最も高い気温になる。
旅行のベストシーズンと言われているのは、比較的涼しい11月上旬~1月下旬。

後編→http://pointline.exblog.jp/12495960/
[PR]

by p_and_l | 2009-12-15 18:35 | ラジオレポート

<< 2009/11/30「some...    2009/11/30「some... >>