2010/2/21「カットラ!!」 ※ゲスト:ストレイテナー

これからお送りするのは、2010年2月21日(日)、KBCラジオで22:00~23:00にオンエアされた「カットラ!!」という番組の一部です。
「●」の会話は番組パーソナリティーのものです。
一部、内容を編集しておりますので、ご了承下さい。


●今回はストレイテナーから、ホリエアツシ君と大山純君をお呼びしました。宜しくお願いします。
2人「宜しくお願いしまーす」
●毎回毎回来てくれて、有難うございます。
ホリエアツシ(以下、「ホリエ」)「こちらこそ、有難うございます」
●(笑)
ホリエ「呼んでいただいて」
●いえ。このコンビは最強なんですか、最近は(笑)
ホリエ「えぇ(笑)」
●ストレイテナーのキャンペーンと言うと、必ず、この2人な形ですか、結構。
ホリエ「あの、場所によってですけど」
●あぁ、ホントに。
大山純(以下、「大山」)「僕が行っても大丈夫な、予算の範囲で、ということですね」
ホリエ「福岡は(笑)」
●(笑) 言っても九州なんで。結構、(予算が)かかってる方だと思うんだけど、どうなんですか?
ホリエ「福岡、予算出た…という、ことですかね」
●おぉ。
大山「そうです」
●それ、良いことですね。
大山「はい」
●じゃあ、2人行けるよ、って言われたら、「はいっ!」って大山君が、ついてきてくれるんだ。
大山「(笑)」
ホリエ「いや、そうでもないですよ」
●そうでもないの?(笑)
ホリエ「そうまで積極的じゃないです」
●(笑) キャンペーンに対し、あまり積極的ではない。
ホリエ「積極的ではない、ですけどね」
●ふーん。でも、居た方が良いですか、ホリエ君からすると。居なくても良いんですか?
ホリエ「いえ、居た方が良いですよ」
●ね。
ホリエ「あのー、長崎で、僕、1人で特番みたいな感じで、1人で喋ったんですけど、まぁ、たどたどしいですね(笑)」
●(笑)
大山「(笑)」
●もう言ってもね。こういう、仕事して長いワケですから、ホリエ君も…(笑)
ホリエ「(笑)」
●そろそろね…
ホリエ「じゃあね、純君なり、相手が居ると、困った時に、『ね?』とか言って(笑)」
●そりゃ、そうよ。僕等だってそう。
ホリエ「そうですよね」
●1人でやってる時、辛いもん。ですよねぇ。
ホリエ「困った時の『ね?』がありますから(笑)」
●1人でボケて、「なきゃない」とか、言ったりしなきゃいけないからね、1人だとね。辛いもんねぇ。――いや、ようこそお越しいただきました。今回はですね、3月3日にニューアルバム「CREATURES」がリリースになるというタイミングで、お越しいただきました。
ホリエ「はい」
●本っ当に、本っ当に休まない、バンドですね、ストレイテナーは。
ホリエ「休まなかったですね、去年はね」
大山「うん。何でしょう。生き急いでるんですかね」
●いやあ、大山君が入ったという要素も大きいんですかね。
ホリエ「まぁ、そうですね、やっぱ。2作品ぐらいはトントン、と出して。一旦、枯れようか、みたいな」
●(笑) 何で。意味判んない。枯れるバンドが「CREATURES」とかいうタイトルで出してくるかね。
ホリエ「(笑) 勢いは大事ですからね」
●バンドとしての勢いが、やっぱあるんですね。
ホリエ「そうですね。4人となって1作品出して、そこからしばらく休むとか言ってもね(笑)」
●そうだよねぇ。そこまでのバンドとしてのカタチ――前作「Nexus」作って、ツアーやって、武道館もやって、また次。で、このタイミングとなるワケですもんね。
ホリエ「凄いですね」
●うん。続いてる。
ホリエ「革命を起こさんといかんのですよね」
●おっと。そうでやんすか(笑)
2人「(笑)」
●もう、そういう世代でやんすね。
ホリエ「はい」
●言うてもね。先輩達見て、僕達、ガツガツ、だけじゃダメだ、と。
ホリエ「そうですよね」
●師匠にならねばならぬ、と。
ホリエ「そう、大船に乗ってはいられないです」
●いられない、と。はぁー…
ホリエ「手漕ぎボートで漕ぎ出さんといかんワケです」
大山「(笑)」
●手漕ぎなの? ストレイテナー。
ホリエ「(笑)」
●まだ、手漕ぎでやってる感じ?
ホリエ「そして、黒船に辿り着けず、みたいな(笑)」
●(笑) 何か本読んでるよね、歴史物の。違うんだ?
ホリエ「あの、『龍馬伝』を観たんですよ(※注1)
●「龍馬伝」を観てるんだ。乗り込んでってやるぜ、と思ったけど。
ホリエ「吉田松陰がね。で、捕まる、みたいな(笑)」
●貴方、長崎ですから、ちょっと思い入れがあって観てるんですか、「龍馬伝」。
ホリエ「革命を起こそうとして、まぁ、出る杭打たれるという」
●(笑)
ホリエ「早すぎた、吉田松陰、みたいな」
●ハマッてるね。
ホリエ「思想が早すぎた。まぁ、そうならないように」
●ならないように――
ホリエ「頑張ります」
●大山君が後に続かなければならないワケですよ、それは。
大山「結構、早すぎる感、あるけど、ね」
●(笑)。
ホリエ「はぁ…(笑)」
大山「俺が見てる分にはね」
ホリエ「ここからじっくり行きますよ」

  曲:ストレイテナー「Man-like Creatures」

●「Man-like Creatures」をシングルできるって凄いな、と思う、何か、やっぱ、かっこいいな、ストレイテナーって思いましたよ。
ホリエ「褒められてます」
●いやいやいや。
2人「(笑)」
●何かね、意識せず聴いた時は、「んー」と思ったんだけど、でもバッと聴いたら、もう1回聴きたいってなるんだね。これ結構、クセになる曲なんだね、やっぱりね。
ホリエ「あぁ。そうですね。毎回聴いても、何だかよく判らなくて。何回か聴いてるごとに、待つって言うか、展開を待つような――来た来た、ベース来た、とか」
大山「うんうんうん」
●更に、できるだけ大音量で聴きたくなりますね、これはね。
ホリエ「そうですね」
●車で凄ぇ音で鳴らしたら、超気持ちよかったですよ。
ホリエ「(笑)」
大山「うんうん」
ホリエ「クラブとかね、そういう所でも、かかったら気持ちいいだろうな、と思います」
●思いますよねぇ。で、何かさぁ、面白いのがさぁ、詞の感じがさぁ、えらい日本語日本語してるし。感情出すし、っていう変化を、今回は特に感じたんですけど。
ホリエ「はい」
●作り手の、ホリエ君はどういう感じなんでしょうね。
ホリエ「研ぎ澄まされてきちゃったんですね」
●あー、成程。
大山「(笑)」
●余計なモノいらないな、ってことになってきたワケですか。
ホリエ「あ、そうですね。それはあります。余計な装飾とか、何かちょっとこう、ベールにかけるみたいな、オブラートに包むとか、そういうのはいらないかなと思いまして」
●そうだよね。だから、より聴こえるんだよね、歌詞が。今までのテナーの楽曲の中でも。
ホリエ「それ、ホント意識してもいるんですけど、やっぱ、多分、やろうと思っても、前までできなかったんだろうと思うんですよ」
●はいはいはい。イメージを伝えるとか、ここからこう感じてくれ、と言うことは今まであったと思うけど、こうなんですよ、と提示することによって、後はより受け手のイメージが、雑念がないと言うか――近いのかなぁ、と思って。送り手のホリエ君が思うイメージに、より近づけるのかなぁ、って気がしたんですけどね。
ホリエ「そうですねぇ」
●橋をこう、いっぱい埋めていくとさ、確かに頂上を見せようとするやり方ってあるけどさ」
ホリエ「はい」
●最初から、頂上はこんなふうですって見せた方が、結構判りやすいんだよね、やっぱりね。
ホリエ「何か、入ってきてくれる人を待ってるって言うよりは、今はもう、こう、引っこ抜きに行くっていう方が強いですね」
●革命だ。
ホリエ「革命…(笑)」
大山「(笑)」
●(笑) テナーの革命が始まったんだ。
ホリエ「手漕ぎボートですよ」
●手漕ぎですけど。乗り込むぞ、と。
ホリエ「うん」
●間口が広がってる気はするね、歌詞の部分ではね、凄くね。
ホリエ「間口広かったつもりが、むしろこう、何と言うか、狭く行く方が説得力はあって。間口広くなるんですかね、こじ開ける的な」
●あー…どうなんだろねぇ。
ホリエ「ほら、誰にでも聴いて欲しいと言うか、共感を得たいっていうような、意図的にやる方がむしろ、共感を得ないのかな、とか」
●そうかもね…。だから、意識せずそのままの方が、もしかしたら広いのかもしれないですよね。難しいんだよね、表現というのは。
ホリエ「昔、俺、インディーズの頃に、リリースをしてたレーベルの人から、エゴを出すだけ出した方が、ついてくる奴はいるんだよ、っていう話をされたことがあって。で、そんなエゴなかったんですよ、その時は」
●その時はね(笑)
ホリエ「出すエゴ、ない。エゴ、ないです(笑)」
大山「(笑)」
●じゃ、出てきたってことだ。
ホリエ「そうですね」
●それは凄いね。
ホリエ「やっぱ、確かなモノを自分の中に、持てるようになったんですよね」
●まぁ、やっぱ、重ねていくことが大事なんですかね。
ホリエ「そうですね」
●僕も20代の頃、何喋って良いか判んなかったですもん、マイクの前で。
ホリエ「あぁ。ですよね」
●これについて喋って下さいとか言われても、いやぁ…、って思いましたもん。
ホリエ「やっぱり(笑)」
●(笑) 知らないっていうのは恥ずかしいけど、ただ、それについて自分の意見を述べろっていうのは、凄く、やっぱり誰かの受け売りだったり。すると、表現ってボヤけるじゃない、やっぱり。
ホリエ「そうですね。何かこう、違う所で言ったことが、よくよく考えると、矛盾してたりとかね。怖くなってくるじゃないですか」
●怖い怖い怖い。
ホリエ「どうですか」
●それはでも、やっていって、ちょっとずつ自分のやり方とか、切り口とか見つかるワケだからね。そういう人生観になって、その言葉になるってことだからね。
ホリエ「そうですね。楽器のプレイとかも、そうだと思うんですよ。自分のプレイって、最初から判ってるワケじゃないって言うか、自分の持ち味とか」
大山「その人にしかない音っていうのが、徐々に出来上がってくるような」
●やっぱ、そうなんだ。皆同じように歳を取ってるワケじゃないですか、周りのバンドプレイヤーとかに関しても。やっぱり、同じバンドの中でも、それを感じますか。他のメンバーに対しても。
ホリエ「もちろん、感じますね。シンペイのドラムもそうだしね。ひなっちのベースは何か、いろいろ…(笑)」
●(笑)
ホリエ「引き出しありすぎて。これ、って言うのが、常に鳴っているワケじゃないですけど」
大山「あの人は、いろんな人になるのをちょっと、楽しんでる感がある」
●あぁ。今、そういう感じなのかな。それとも、昔からそうなのかな。
大山「…割と昔から。あの、バンドによって、俺は今回、こういう人で行く、みたいな」
●テーマを持ってやれる人なんだ。
大山「ですね」
●それは面白いですね。マルチなんだ、だから、言ったら。
ホリエ「(笑) それがそう、そのまんま、その違うキャラのまんま、完結はしないんですけどね」
●しないんだ!?
ホリエ「(笑) 結果、何か、1つの方向に行き着く場合もあります」
●そうなんだ。テナーに帰って来た時は、その辺がちょっと、混沌として帰ってくる時もあるワケなんだ(笑)
大山「(笑)」
ホリエ「ZAZEN BOYSとストレイテナーを両方こう、完全に真っ二つでやってた時は、ZAZENはやっぱ、キャラを変えてたんですよね。だけど、徐々にZAZEN BOYSにおけるひなっちが、ストレイテナーの中でも出てくる、ようになるんですよね」
●クセが強い方がやっぱり、残る…
ホリエ「そう。完結していないんですね(笑)」
●(笑)
大山「(笑)」
●ずっと関西弁の人といると、関西弁がちょっと出るようになるみたいな。
ホリエ「(笑)」
●ただ、その関西弁がちょっと偽者っぽいみたいな、ことかな?(笑)
ホリエ「そうかもしれない」

●武道館もやったし、リリースも止まらずに、3月3日にこのニューアルバムが出て、そして次はまた、ツアーで回るというと言うことなんですが。
ホリエ「今年は、去年は行かなかったんですけど、熊本と大分」
●行くんだね。
ホリエ「はい」
●最後は今のところ、沖縄。良いっすね。
大山「良いですよね」
●6月26日、沖縄。梅雨明けるのか、明けないのかギリギリ感を。
ホリエ「梅雨明けてる…頃ですよね、だいたい。例年では」
●例年では明けてる系の頃に、行こう、と。
ホリエ「去年、沖縄行った時に、見事に雨降ってました」
●(笑)
大山「(笑) 土砂降りにも程がある」
●それはモチベーションがね、せっかく行くのにね(笑) 3月にはいろいろイベントもも出るのか。
ホリエ「あぁ、そうですね。肩慣らしと言うか」
●THE BACK HORNのKYO-MEI大会にも行くんだ、大阪は。
ホリエ「これ、同窓会みたいな感じですよね」
●凄いね、THE BACK HORN、ACIDMAN、ストレイテナーですね、じゃあ。
ホリエ「同世代と言うか」
●だね。もう、僕達が引っ張って行きまっせ世代ですよね。
ホリエ「30(歳)越えて」
●でも、やっと面白いでしょ、だって。
ホリエ「やっと、面白いんじゃないですか」
大山「オッサンになって」
ホリエ「(笑)」
●(笑)
大山「やっと面白い」
ホリエ「やっと面白い。何か、見えた感じはしますよね、やるべきことって言うか」
●じゃあ、今年の前半はツアーで終わるんですね。
ホリエ「そうですね。一旦、枯れようかな、という、ね」
大山「(笑)」
●夏フェス出ないの?
ホリエ「夏フェス、出ます。出て、一旦、枯れる」
●ホントかなぁ? 絶対また、制作入るような気がするんだけどな。
2人「(笑)」
●せっかくだから、純君もラジオを聴いている方々に、一言、メッセージをいただけますか?
大山「はい。そうですね…。僕、ラジオとか苦手なんですよ」
●(笑) 純君の得意なの、何なの。
2人「(笑)」
●逆に、それに合わせてみたいけど、今度。
大山「何か、マイクの前座ってると、すっごい息苦しくなってくるんですよね」
●やっぱり?
大山「そんな僕からの、メッセージは何でしょうね。どうしましょうね。ま、とりあえず、DRUM LOGOS、皆さん、来ていただいて。今日のところは『CREATURES』を楽しみにして欲しいです。はい」
●じゃあ、ホリエ君も。
ホリエ「そうですね。あのー…、革命を起こしましょう」
●(笑) 面白くしてやろう、と。日本を。
ホリエ「はい(笑)」
●…有難うございました(笑)
2人「有難うございました(笑)」


~解説~
※注1:あの、『龍馬伝』を観たんですよ
龍馬伝とは、2010年1月3日から放送されている第49作目のNHK大河ドラマ。
ホリエ氏が言うのは、2010年2月7日放送、第6回「松蔭はどこだ?」のことで、吉田松陰が来航したペリーの黒船に密航しようと、手漕ぎ船で向かうシーンのことを指している。
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by p_and_l | 2010-02-22 20:10 | ラジオレポート

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