2010/02/10「夕べのひととき」 ※ゲスト:ストレイテナー

これからお送りするのは、2010年2月10日(水)、NHK-FM(九州・沖縄)で18:00~18:50にオンエアされた「夕べのひととき」という番組の一部です。
「●」の会話は番組パーソナリティーのものです。
一部、内容を編集しておりますので、ご了承下さい。


●今回はストレイテナーからボーカル・ギター担当のホリエさんと、ギター担当の大山さんをお招きいたしました。宜しくお願い致します。
2人「宜しくお願いします」
●今回初めて、私、ストレイテナーをお迎えするんですけども、このバンドの名前の由来って、教えてもらってもいいですか。
ホリエアツシ(以下、「ホリエ」)「はい。ストレイテナーと言うか、まっすぐにする人、とか、まっすぐにするモノという、意味で。ま、何か、凄い、スペル的には長いんですよ、英語のスペルが。何か、それが凄いかっこいいな、と思って。はい」
●じゃあ、一番最初は、英語表記だったんですか。
ホリエ「そうですね」
●でも、今はカタカナ表記ですけども、それはどうしてなんですか。
ホリエ「英語表記にしてたら、誰も読めなくて。もう、ホント、すぐに心が折れて、カタカナにしました(笑)」
●(笑)
大山純(以下、「大山」)「(笑)」
●因みに、その心が折れるまでの期間って、どれぐらいあったんですか? 英語表記だった期間。
ホリエ「えーっと、3ヶ月くらいですかね」
●3ヶ月(笑) 結構、早いですね。
ホリエ「全然読んでくれなくて。先輩のバンドとか、最初はインディーズで、始めたばっかりの時に、先輩バンドから、まぁ、ストレイ『ティ』ナーとかね。いろいろ言われて。ライブハウスの、今日のライブのメニューみたいな所に、『STRAIGHT TEA』って書かれてました」
●(笑)
大山「(笑) それ凄ぇ」
ホリエ「別物になってる」
大山「凄いですね、それは(笑)」
●今日、STRAIGHT TEAの皆さんです、みたいな(笑) そんな昔、逸話があって――
ホリエ「逸話…」
●逸話(笑) ストレート、じゃないですね。ストレイテナーになったワケですけども。
ホリエ「はい。ストレイテナー」
●元々は、ギターとボーカルそして、ピアノを担当しているホリエアツシさんと、ドラムとボーカルを担当しているナカヤマシンペイさん、お2人とも長崎のご出身で。2人とも東京に行かれて活動をされたのが、初めてだったということなんですけど。
ホリエ「そうですね」
●それは、音楽を目指して東京に行ったんですか。
ホリエ「そうですね。もう、中学生の頃からバンドをやろうって言って、まぁ、それぞれ楽器を習って、僕は最初、シンセサイザーを習って。で、ナカヤマ君はドラム、を習って、たんですけど。で、高校時代に組んだバンドで、ホントはそのバンドで行きたかったんですけど、まぁ、そうも行かないと言うか――進路の問題とか、あるじゃないですか。で、僕は大学を受けて、東京の大学に受かったんで。大学に行けて。で、ナカヤマ君は、その、もちろん、音楽やるっつって、親の許しも得たので。一緒に来て」
●東京で…
ホリエ「で、もう2人、始めよう、みたいな」
●そこにですね、ベース担当の日向さん、ですね。ギター担当の大山さんが新たに加入されて、現在は4ピースバンドになっていらっしゃるワケですけども。
ホリエ「はい」
●加入されて、大山さん、如何ですか。
大山「まぁ、元々、僕とベースの日向が違うバンド、で一緒にやってまして。で、その当時のストレイテナーと、僕等が、所属してたバンドが、割と仲が良かったんですよ。だから、ホントに、こう、知らないバンドに入るとか、そういう感じではなく、一緒に音出そうぜ、って言うのが、普通に、こう、ホントに友達同士が、一緒にスタジオに入って、音を出して楽しむ、みたいな――ニュアンスで、始めることができたんで、凄い」
●じゃあ、割と自然に、この4人の音っていうのは、1つになっていったワケですね。
大山「そうですね」
ホリエ「うん…。自由…ですね。作りたいモノ作れる」
●じゃあ、何にも縛られずに、4人がいることによって、音がどんどん成長していく――そんな感じですか?
ホリエ「そうですね」
●素敵ですね。そんなストレイテナーなんですけども、今では韓国でもアルバムをリリースするなど、活動を日本だけではなくて、アジアにも広げてらっしゃるという…
ホリエ「そうですね。韓国のフェスティバル、去年、出してもらってね」
大山「うん」
ホリエ「『JISAN VALLEY ROCK FESTIVAL(※注1)』という。せっかく、だから、CD出したいよね、っていう話をして、お願いしたところ…(※注2)
●韓国のレーベルから。
ホリエ「そうですよね」
●凄いですよね。長崎が東京、そして、それが今度、アジアですもんね。
ホリエ「ハングル文字で書かれてありましたからね」
●いやぁ、見ました、それ。
ホリエ「見ました?」
●見ました。ちょっと、私まで嬉しくなりました。同じ長崎県出身者として(笑)
ホリエ「(笑)」

●皆さんは1月13日には、新しいシングルもリリースされてらっしゃいます。今回のタイトルが「Man-like Creatures」という楽曲なんですけども。今回も、ホリエさんが作詞・作曲手掛けられましたけど、こう、聴かせていただいて、凄いふんわりとした中に、陰と陽と言うか、ちゃんと表現しながらも、ふわっとした感じがある楽曲だなぁ、って思ったんですけど。作ってみて如何でしたか。
ホリエ「うん。そうですね…。何か、いろいろ仕掛けがあるんですけど。凄い曲だなと、自分でも思います」
●聴いてて、何か、あれ?って、引っかかると言うか。ちょっと、こう、もう1回、頭から聴き直してみたくなるような曲ですよね。
ホリエ「最初から最後まで、聴かないと…何か、ここが、所謂、サビです、とか。何か、ここ、繰り返し聴いてもらって…とか、そういう、のがないんですよね。何かもうホント、1曲として聴いてもらわないと――うん」
大山「その通りでございます」
ホリエ「掻い摘んで話もできないと言うか」
●いや、何だろう。私も新しい、3月にリリースされる予定のアルバムで、シングルを先に聴いたんですけど、頭からずっとアルバムをかっこいい、と思って聴いていて、でも、何故か、この曲で止まりました。あれ?って思って。この仕掛けって、どんな仕掛けをしてるんですか。
ホリエ「まぁ、細かい音作りの話をすると、ドラムの音を――ナカヤマ君が叩いた音を、1回バラバラにして、組み替えて――まぁ、サンプリングって言うんですけど。で、僕等、ロックバンドで、前作のアルバムではそういうことは一切せずに、作ったんですけど、まぁ、一発録りと言うか。ですけど、この『Man-like Creatures』という曲は、その、サンプリングみたいなモノを利用して、ちょっと異質なリズムトラックをまず作って、で、そこに、ギター、アコースティックギター、ベース、あとシンセサイザーを乗せる、という…ですね」
●ギターを演奏して、大山さん、如何でしたか、今回のこの曲。
大山「この曲ですか? この曲は僕の場合は、ちょっと、ラテンのフレーズを意識してまして。それがこう、ドラムの硬さに、物凄く生っぽいギターが乗ってくるっていうところで、多分、何となく、違和感があるんだと思うんですよね。面白さと言うか」
●聴いてて、何でしょうね、もう1回頭から聴きたくなる感じ。
ホリエ「じわじわ来る…と思います」
●じわじわ来ますよね。ホントにかっこいいと思ったんですけども、このシングルも入ったアルバムが、3月にリリースを予定されていらっしゃいます。ニューアルバム「CREATURES」と、今回12曲入りということで。
ホリエ「はい」
●これも頭から聴いて、え、何これ? これがストレイテナーなの?みたいな、感じのアルバムだと思ったんですけど。
ホリエ「そうですね。もう自由に、好き勝手に作ったので。自分でもちょっと収拾がつかない、ぐらいの。これ、ホントに完成して、るの?くらいの――うん(笑)」
大山「(笑)」
ホリエ「完成と言って良いのかな、ぐらいの、バラエティーに富んだと言うかね」
●何か、凄い個性豊かと言うか、それぞれが前に出てくるって感じっていうのが、判りやすくもあり、判りにくくもあり、みたいな。複雑な雰囲気も持ってますよね。
ホリエ「そうなんですよねぇ。うん。複雑に作ろうっていう意識もなく、凄く素直に、1曲1曲に対して、メンバー1人1人が思い思いのアレンジを、するんですけど、それがやっぱ、センスが良い人達なので、ストレイテナーって――(笑)」
大山「(笑)」
●素敵なね、かっこいい…(笑)
ホリエ「素敵なお兄さん達なので(笑)」
大山「自分で言っちゃうみたいなね、はい」
ホリエ「(笑) ね?」
大山「うん…うん」
ホリエ「何か、凄いことになるんですよね、やってるうちに」
大山「自分で…(笑) 言ってしまうと、何ですか?」
ホリエ「(笑)」
●(笑)
ホリエ「ずば抜けてると思います。その辺のセンスは」
●これは皆さんに一度聴いてもらって、ストレイテナーの世界観を味わってもらうと、あ、あのラジオで言ってたことがこのことなのか、って判ってもらえる感じがしませんか。
ホリエ「いろんな音楽を、僕等は聴くので。まんまジャズ、まんまパンク、とかじゃなくって。それを取り入れる何か――何だろう、柔軟さ、があって。凄く弾力性がある…人達なんですよね、ストレイテナーって」
大山「うん、そうね。取り入れて、その結果、怒られない。喜ばれる(笑) 不思議なバンドですよね。うん」

 曲:ストレイテナー「Man-like Creatures」


~解説~
※注1:JISAN VALLEY ROCK FESTIVAL
2009年7月24日から26日に、韓国は京畿道にて開催された野外ロックフェス「JISAN VALLEY ROCK FESTIVAL 2009」のこと。
日本からはストレイテナーの他に、ASIAN KUNG-FU GENERATIONが参加した。
因みに、今年は2010年7月30日から8月1日に、開催が決定している。

※注2:せっかく、だから、CD出したいよね、っていう話をして、お願いしたところ…
アルバム「Nexus」が、2009年7月2日に韓国でリリースされた。
発売元はWarner Music Korea。
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by p_and_l | 2010-03-01 19:47 | ラジオレポート

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