2005年 11月 21日
魔のトライアングル。
全国のおとまにの皆さん、こんにちは。
あや兵衛こと綾部かづきです。
11/20(日)にストレイテナーのライブに行ってきました。
1人で。
…寂しい人とか言うなよ。
こっちは特に違和感なく行ってんだから。
実はストレイテナーを本格的に気に入ったのは今年の10月と遅め。
名前はもっと前から知ってた。
ライブチケットを入手しようと思った時は、一般発売日をとうに過ぎており、焦ったあや兵衛は個人ファンサイトでチケを希望したところ、心優しき女神様に遭遇しまして、無事行くことができた。
聴いたことあるのがアルバム「TITLE」1枚だけじゃ、予習としては心許ないだろうとオフィシャルサイトのアーティストによる日記を1週間かけて読破しました。
…で、結局のところ、ライブへの予習はそれだけで終わってしまいましたが。
そんなあや兵衛の初ストレイテナーライブ。
場所はDRUM Be-1。
福岡のライブハウスではDRUM SON、DRUM LOGOS、Zepp Fukuokaの経験はあるものの、ここだけは不思議と初めて。
ストレイテナーの曲をCDで聴いた時、音が繊細だなぁって思ったんですよ。
ギターだけでなく、リズム隊のベースやドラムも程よく際立ってていい感じで。
それにBa.日向氏。
彼はZAZEN BOYSのBa.としても有名だが、大分で先にZAZEN BOYSのライブを体験しているせいか、あや兵衛の中では「町田のヤンキー」のイメージが強い。
ライブにおける彼の爆発的なベースプレイと繊細なストレイテナーの曲とどう絡み合うのか不思議に思ってた。
…そしたら。
初手からパワー溢れるサウンドに驚いた。
Ba.日向氏、1曲目からマイクスタンドを倒す。
俺にマイクは必要ねぇんだ!ってな感じで。(でも1曲だけ、彼もコーラスで参加していた)
Dr.シンペイ氏の激しいドラムプレイは凄かった。
スネアがいつ壊れてもおかしくないくらいに、とにかく1発1発が凄い。
ただ、時にメロディーが激しすぎるせいか、曲によってはホリエ氏の声が聞き取りにくかったのが残念。
日向氏のベース音で足元が揺るがされ、シンペイ氏のドラムは確実に心臓を叩きつけられ、ホリエ氏のギターと声が耳の奥に吸い込まれていく感じで、見事に全身で楽しさを味わうことができた。
曲が終わるごとに「有難う」という健気なホリエ氏の時に九州弁を混ぜてのMCが、同じ九州人のはずなのに、新鮮に感じてしまった。
観客の一体感も凄くて、オイオイコールとか、腕の振り方とかも自然と決まってて。
そういうの好きだなぁ。
客層が女の子が多かったのがちょっと意外だった。
年齢層もあや兵衛より下の方が多い。
まぁ、そのせいかダイブはモッシュはなかったね。
それでも会場内は熱くて暑かった。
皆エラいよ、ちゃんと半袖Tシャツに装備しちゃってさ。
普通にGジャン羽織ってたあや兵衛はちょっとイタい娘だったね。
一番印象的だったのがよく間奏中、3人が中心に向かい合うようにしてプレイするのが凄くカッコよかった。
そこから生み出されるサウンドの凄さから勝手に「魔のトライアングル」と命名。
アンコールが終わった後、それでも観客の拍手は止まない。
もう終わったんじゃないのか?と疑念に思っていると、ひょっこりDr.シンペイ氏1人来場。
そして、「今日の公演は終わりました。有難うございました」と挨拶。
ご馳走様でした。
やっぱストレイテナーの音楽はCDだけで満足してはいけない。
ライブに行って、そこから満足しよう。
あと、実はあや兵衛、このライブでDr.シンペイ氏が使用したドラムスティックを1本入手してしまった。
あや兵衛の方に投げられた時、思わず避けてしまったが、よく見ると左斜め前の娘の足元に落ちてたから拾っちゃった。
この写真はまた後日にでも。
画像は今回のお土産、別名「今日のわんこ」。
この場を借りて、チケットを譲って下さった、心優しき女神様ことKさんに感謝したいと思います。
本当に有難うございました。
今日のBGM:FM MiMi 901 ELLEGARD(以下略)。
by p_and_l | 2005-11-21 21:37 | ライブレポート