2005年 11月 23日
勇気のスティック。
全国のおとまにの皆さん、こんにちは。
あや兵衛こと綾部かづきです。
あや兵衛、デジカメ持っているのだが、未だまともに使っていない。
ちゃんと開封はしましたよ。
そんで撮った写真のデータを加工する為に、付属品のインストール用CD-Rを知人に貸してあげたぐらいかな。
だから、今回の画像は携帯電話のカメラからでごめんなさい。
前述の通り、ライブで入手してしまったドラムスティックです。
長さは40cm。
先端辺り。
真ん中辺り。
根元。
見つけた時、内心ラッキー♪と思ったのだが、手に取ると、言葉を失った。
特に、先端から真ん中にかけて、スティックがぼろぼろになってて。
あや兵衛、無論、ドラムなんてやったことないから判らないが、ドラムを演奏すると、大概こうなるもんなの?
たかがスティック、されどスティックで、そこから何とも言えない気迫が感じられた。
彼・Dr.シンペイ氏のドラムプレイを目の当たりにした故かも知れない。
圧倒的な音を生み出した証というか、彼の音楽に対する姿勢が形となって残されたんだなぁって。
ライブ帰りの公共機関内でぼんやりとそれを見ながら、まるで腫れ物を触るかのように――何だか、自分が持っていいのか?って申し訳なく思えてきた。
ドラムをやるにしろ、音楽に携わっている方は好きでやっているわけで、それと同時に一生懸命やっている。
そんな姿をこれまでもあや兵衛は肉眼で見たり、曲を耳で聴いたりしている。
恥ずかしながら、あや兵衛もギターを弾くというささやかな夢があり――今もささやかな夢とまりであるが。
まぁ、憧れのギターにしろ、仕事や将来にしろ、自分は今頑張ってるのかって、自問自答した。
頑張ってるぞと堂々と自己表現できるのか、また形に残せているのか。
スティックを目の前にして、まだまだ頑張りたいな、とあや兵衛の中で思った。
あや兵衛はシンペイ氏みたいなドラマーにはなれないが、少なくとも自分らしく、自分らしさに挑戦してみようと思った。
自分にしかできないことをやってみたい。
因みに、どう保存したらいいか判らなくて、今はとりあえずフェイスタオルで包んでおいて、机の引出しに保管してる。
自己嫌悪に陥ったり、落ち込んだ時にはそのスティックを見て、勇気を貰おうと思う。
今回のBGM:SPON「9 1/2」
1ヶ月に1回の割合で、無性に聴きたくなる。
by p_and_l | 2005-11-23 22:00 | ライブレポート