カテゴリ:ラジオレポート( 56 )

2010/01/27「VERO②VA」※ゲスト:FLOATY

これからお送りするのは、2010年1月27日(水)、KBCラジオで22:00~23:55にオンエアされた「VERO②VA」という番組の一部です。
「●」の会話は番組パーソナリティーのものです。
FLOATYはメンバー全員、出演していますが、会話を「FLOATY」で統一しております。
また、一部、内容を編集しております。
この2点については、ご了承下さい。

●今日のゲストは、FLOATYの皆さんでーす。
FLOATY「どーも(拍手)」
●お待たせいたしました。改めまして、お1人ずつ自己紹介をしていただきたいな、と思います。
FLOATY「はい。ボーカル・ギターを担当してる、井上大地と言います」
●宜しくお願いします。
FLOATY「ベースです。手島です。お願いします」
●宜しくお願いします。
FLOATY「ドラム・コーラスのアキオです」
●宜しくお願いします。
FLOATY「お願いします」
●この後、(FLOATYの)曲がオンエアできるかできないかってのは、インタビューの後に発表するんで、まだ私も判らないんですけど。今日(の曲のリクエストのノルマ)は10票ですからね。
FLOATY「(笑) 言うなぁ」
●言いますよ、私は。プレッシャーをかけるのが仕事ですから、ここは。
FLOATY「ヤバいなー」

●それでは、話を伺っていきたいと思うんですけども。
FLOATY「はい」
●今日は皆さん、普通にリラックスしてるので。
FLOATY「全然(笑)」
●(笑) FLOATYの皆さんがですね、ワンマンライブが決まっておりまして。
FLOATY「はい、そうなんですよ」
●2月11日の木曜日・祝日。BEAT STATIONでライブが行われます。OPENが午後7時、STARTが午後7時30分。前売・当日共に2,000円プラス、ワンドリンクとなっております。
FLOATY「はい、ワンマンライブです。遂に…初ですもんね」
●凄い…。これ、ワンマンライブと言うと、全然いつもより長いじゃないですか、時間も。
FLOATY「そうですね」
●曲数も多いですもんね。
FLOATY「はい」
●でも、皆さんは曲のストックと言うか、かなりの数、ありますもんね?
FLOATY「そうですね。曲は結構、あったんで。この前、リハーサルして、曲を絞り込んでいく作業をしたんですけど、もう、どれをやりたいか、皆と話し合って、なかなか決まらなかったっすね」
●でしょうね。
FLOATY「決まらんかった。はい」
●そういう時はどうやって決めるんですか?
FLOATY「全体の流れを考えたりとか…まぁ、音が良いのとか、そういうのを加味しながら。そうですね。全部、作り上げていきましたね。お客さんが聴きたいな、と言ってくれる曲とかもあるからですね。そういうのも考えたりとか」
●それって、アンケート取ったりとかしたワケじゃなく。
FLOATY「ではなく。こう、やっぱり、お客さんから、結構やってない曲とかもあるんで。割とライブでやってる曲って、固まりがちなんですよね。で、昔やってた曲やってないヤツとか聴きたいな、って聞いたりとかしてるんで。できるなら、やりたいよねって話をしてたんです」
●ワンマンライブならではの、ですね。
FLOATY「そうですね、はい」
●ファンの皆さんも、今からワクワクして、大変なんじゃないですかね。
FLOATY「ぜひ、そうなってもらいたいですね。はい」

●リハーサルはどうでした?
FLOATY「まず、初めてこの前、会ったばっかりだったからね。とりあえず振りな曲もあったりとか(笑) こうやったっけな?みたいな(笑) ぶっちゃけ、そうなんですよ。3年、4年やってない曲をやってたので。やってて、練習とかしてて、途中、曲を止めるんですよ。皆、目が泳ぎ始めて」
●(笑)。
FLOATY「止めて。ここ、こうだって、CD聴こうよ、みたいな。俺等がコピーしてんだよ」
●自分達の曲なのにね(笑)
FLOATY「こうやってるよ、多分、みたいな――のもあります」
●(笑) あぁ、やっぱ、そうですよね。自分達の曲でも、普段やってなきゃ、忘れますもんね。

●そして、FLOATYの皆さんから、お知らせがあると伺ってるんですけども。
FLOATY「はい、そうですね。こんな陽気に喋ってますけど」
●(笑)
FLOATY「実は、2月11日のワンマンライブを最後にですね、私、アキオが抜けることになりまして」
●はい。
FLOATY「脱退いたします、と、言うことなんで。2002年に結成してから7年半ぐらいですかね。もうずーっと一緒にやってたんですがね。まぁ、いろんな事情がありまして。辞めることになりました」
●はい。じゃあ、このライブ、ホント最後に。
FLOATY「最後に。そうですね。でも、この2人、この後、春に活動拠点を東京の方に」
●あら!
FLOATY「ワンマンライブは一応、福岡在住ラスト、という感じになります」
●最初にして最後、ですね。
FLOATY「はい」
●でもまぁ、また福岡に来ていただけると思いますけども。3人のワンマンライブは最後ということになりますよね。
FLOATY「最後です。はい。ぜひ、観てほしいです、たくさんの人に」

●さて、行きましょう。運命の結果発表です――投票数は51!
FLOATY「イェーイ、有難う! 皆、有難う!」
●おめでとうございます。全然、余裕でしたね。

 曲:FLOATY「Over the rainbow」

f0042928_20564622.jpg■FLOATAWAY
 2010年2月11日(木・祝)福岡・BEAT STATION
 開場/開演:19:00/19:30
 チケット代:2,000円(前売・税込) ※ドリンク代別
 問合せ:BEAT STATION 092-738-1761
 チケット予約は公式HPにて→http://www.fcv.ne.jp/~inkdrive-03/

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by p_and_l | 2010-02-07 21:08 | ラジオレポート

2009/12/13「カットラ!!」・後編 ※ゲスト:the HIATUS

前編→http://pointline.exblog.jp/12535967/
中編→http://pointline.exblog.jp/12541435/

これからお送りするのは、2009年12月13日(日)、KBCラジオで22:00~23:00にオンエアされた「カットラ!!」という番組の一部です。
「●」の会話は番組パーソナリティーのものです。
一部、内容を編集しておりますので、ご了承下さい。

細美「そこ、が、たまにね、ELLEGARDENのベースの高田雄一のね、ブログとかを見ると、どうしてこんなに自分の写真を貼るのか、と」
●(笑)
細美「自分のブログに」
●だって、貼りたいんだもん。その人は。
細美「いや、これはディスってるんじゃなくて。あのね、俺は逆に、自分の写真とか、あげたくないんですよ」
●はいはいはい。
細美「だから、いろんな人が、ブログをやっているけど、ブログがその人にとって、どういう意義を持つかっていうのを…もう、まちまちですよ」
●バッラバラだと思う。
細美「バラバラですよね」
●何か、それをホントにツールとして、使おうとしてる人達ももちろん、いっぱいいるワケです。
細美「うん」
●それによって、 何か同じ趣味が合って、でもいいし。何か共有できたりっていう人もいるだろうけど、そうでもない人もいるだろうね。
細美「ですよねぇ。ほらほら、最近、友達とかとご飯に行ったりしたら、あ、ちょっと待って、ブログ用の写真撮るから、とか。その、外に出ることや、日々の生活が総て、ブログのネタ探しになってる人、いるじゃないですか」
●うんうんうん。俺ね、凄いと思うよ。その魂がとかね、気持ちがあったらね、もっといろんなこと知れると思うんだよね。凄いと思うよ。その行動力と気合いがあれば(笑)
細美「(笑) いやいやいや、それが、だから、今、危ない方に行ってるけど、ブロガーに対する、アンチテーゼにならないようにしたいんだけど」
●うん、もちろんね(笑)
細美「それはね、凄い世界的に有名なロックの、写真家の女性も、私はある時、写真を撮ることの意義に気がついた、と。例えば、カメラを持って、写真を撮るというだけで、1人旅に意味が生まれる――」
●あぁ、はいはいはい。
細美「って言ってて。それと同じように作用するんだったら、ブログも全然良いと思うんだけど。危ないのは――俺、『ファイトクラブ(※注1)』のブラッド・ピットの台詞で、凄い大好きなのがあって、『Things you own end up owing you.』っていう、お前が所有してたモノが、最早、お前を所有しているっていう――そうなってなきゃ良いなぁ、っていうのが、ちょっと思ったりしてね。結局、アンチテーゼになる、っていう。危ないなぁ、これ」
●いや、そんなことないよ。うん、嫌だ。僕もブログ書いてますけど、最初2年間、毎日書こうって、自分に課したんですよ。
細美「絶対無理じゃないですか。書けた?」
●書いた。
細美「うわ、凄い!」
●それは、削除して下さい、って言われただけは消えてるけど。書いたね。
細美「あー…」
● 僕はね、仕事がラジオで喋ることなので。1日をしっかり、終わらせるために、今日何があったかって、ぼんやり終わるんじゃなくて。今日の1日の終わりで、 1回振り返ることで、文章化することによって、その日のことが、また何日か後に、同じような話のネタが本番中に来た時に、文章に1回してるから、言葉とし て非常に伝わるっていう、修行のためにやったんです。
細美「あー… なるほど。うん。だとすれば、公開する必要はない、って言う話?」
●そう。でも、そこが難しかったね。じゃあ、誰も見てないならやる? それ。
細美「(笑) や、そうだよ」
●凄くキツいよ。
細美「そうだよね。あぁ、だから、自分の為なのに…」
●そうそうそう。
細美「あぁ、なるほど。そういうのがあるのかぁ。はいはいはい」
●だから、いろんな取り方があるかなぁ。
細美「それは面白いですねぇ」
●うーん。でももう、やめたい人はいっぱいいると思うね。
細美「始めてしまったものの?」
●始めてしまったものの、もうちょっと、いいかなって思ってる人もいると思うけどね。
細美「俺なんかの場合は、何故、今こういう、ことを、するのか、何を思うのか、みたいなのを、釈明じゃなくて――あの、何て言うのかな、話した方が良いこと。その、ちょっとこないだね、男らしさの話になったりした時に、いらんこと言わない方が男らしい、みたいなね」
●はいはいはい。
細 美「その鉄則は、俺の中であるんだけど。何も言わないのが、じゃあ、一番男らしいのかって言うと、そうではない、と思ってて。言わなきゃいけないことは、 言わなきゃいけないことだけ、ちゃんと言えるのが、俺の中で一番ぴったり来てるんですよ。で、その言わなきゃいけないことを、言う場に、俺の場合、ブロ グって、凄い有難い、発信の場なんだけど。凄く支配的じゃないですか、ブログって」
●うんうんうん。
細美「自分が書いて、載せて。したら、もう、そこに書いてあることが、あたかも真実かのようになるから。もうホンットに気をつけなきゃいけないのが、自分を正当化するツールに、ブログを使うのだけは、一番かっこ悪いと思ってて」
●うーん…。
細美「それだけは、絶対避けたい。だから、書き終わった後に読む時に、俺、言い訳してないか、何処かで、っていうのは、やっぱ探すんですよ」
●うんうんうん。判る。それも判る。判るなぁ。ごめん、俺が止めたいんだよね、今、ブログをね(笑)
細美「(笑)」
●難しい。うーん…。でも、その覚悟、言わなきゃいけないことがあるっていうのはね。もちろん、その為っていうのも、良いと思うなぁ、でも、ホントに。
細美「うーん…。――と、思いますね。誤解が人を傷つけることあるからね」
●ある。でもね、言葉って、ホンットに不完全だから。ツールとして。
細美「そうですねぇ」
●だからね…難しいっすよ、やっぱり。
細美「言葉ほど、人の想いを伝えるのに適さない道具はない…っていう」
●ないね! びっくりしますね、あれはね。
細美「これはでも、ホントに、『神との対話(※注2)』にも書いてあったけど、言葉ほど、ホントにね――不確かって言うかな、不正確にしか物事を伝えられないモノはない。それよりもっと、表情とか…」
●そうそうそう。
細美「だから、ラジオって良いんだよね!」
●そう。
細美「声のトーン、ここに含まれるモノが、本物か偽物かって、リスナーの耳で、脳で見抜くじゃないですか」
●だから、ブログって危ないんだよなぁ。危ない。
細美「凄ぇ、グチャグチャに落ち込んで、わんわん泣きながら、今日は最高の1日でした、って書いたら、元気そうに見えちゃうもんね」
●見える、見える。字面だけだからね。
細美「うん。まぁ、それは信じないようにしないとね。と言うことは、いわゆる、俺のブログも信じるな、っていう…」
●そんなことは、ない(笑)
細美「まぁ、極力、落ち込んでる時は、ちゃんと落ち込んでる言葉で書いてます、けど」
●そうだね。だからね、言葉を使わなきゃいけないし、音も使わなきゃいけないから、ね。
細美「でも、人間ってほら、まぁ、そこまで馬鹿じゃないからね、もしかしたら、句読点の位置とかで、あ、嘘ついてんな、とか判るんだろうなぁ、と思って」
●(笑) うん。まぁ、それはホントに、字面だけのお仕事いっぱいされてる方なんかはね、感じるでしょうね。――長くなっちゃったね。
細美「はい。全…く、シングルと関係なかったけど、最高に楽しかったですね、今日」
●あと、10日後にライブDVDが出ます。12月23日。年末年始、これを観てもいいんじゃないでしょうか、と。
細美「いやー…、どうですかね? ニューイヤーな雰囲気ではないかもしれないけど(笑)」
●今年の締めに観るのは、いいですか?
細 美「今年の締めに――ただ、何で今更、この、ライブなんだっていう…ことなんだけど。これ、ツアー3回回ったうちの、最初のライブのファイナル、なんです よ。だからね、何だろう――the HIATUSは今は、7人でやってるけど、最初、始まった時5人で。その5人で一旦、辿り着いた、記録――何て言うのかな、山登る前に、準備して、ベースキャンプに着きましたよって、ベースキャンプは撮れてるんじゃねぇのかなぁ、っていう…感じですね」
●なるほど。
細美「最初のベースキャンプの模様。で、そこに2人加わって、もう山登り始めてるから、また切り取るとしたら、今度は山の中腹、ビバーク(※注3)中になるかもしれないですけどね」
●そうか、そうか。その後は、我々も見に行けばいいワケですからね、登ってる途中をね。
細美「そうですね。まぁ、ライブ観てもらうのが、一番良いんですけど。スタッフもこれだけは、もうどうしても、記録に残したいって言ってたんで。皆でやってることだから。はい」
●また、何処かのタイミングで、話を伺えたら。
細美「いや、これホントに楽しかった(笑)」
●(笑) 今日は有難うございました。
細美「有難うございました」


~解説~
※注1:ファイトクラブ
1999年に公開された、チャック・パラニュークの同名小説を映画化した洋画作品。
出演はエドワード・ノートン、ブラッド・ピット、ヘレナ・ボナム=カーター、ミート・ローフ。
空虚な生活を送る主人公が、謎の男に導かれるまま、謎の秘密組織「ファイト・クラブ」のメンバーになり、鍛え抜かれた男達が己の拳のみを武器に闘いを繰り広げる、壮絶で危険な空間に巻き込まれていくストーリー。
余談だが、ELLEGARDENのアルバム「BRING YOUR BOARD!!」に収録されている5曲目、「Wannabies」の歌詞には、ブラッド・ピットが登場する。

※注2:神との対話
アメリカ人のニール・ドナルド・ウォルシュによる書籍。
1998年時点で24か国語に翻訳され、国際的にベストセラー・リストに登場している。
日本語訳は1997年から1999年にかけて、サンマーク出版から第1部から第3部まで発刊されている。

※注3:ビバーク
ドイツ語・フランス語で、意味は登山で、露営すること。特に、不時の露営をすること。
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by p_and_l | 2009-12-24 00:18 | ラジオレポート

2009/12/13「カットラ!!」・中編 ※ゲスト:the HIATUS

前編→http://pointline.exblog.jp/12535967/

これからお送りするのは、2009年12月13日(日)、KBCラジオで22:00~23:00にオンエアされた「カットラ!!」という番組の一部です。
「●」の会話は番組パーソナリティーのものです。
一部、内容を編集しておりますので、ご了承下さい。

●いやぁ。ジャケット、何なんですか、これ。1+1=3。
細美「これね、ベルギーのアーティストの方の、もう既にあった絵を…」
●あぁ、使わせてもらったんだ。
細美「はい。で、デザイナーの人が、物凄いたくさん絵画を選んでくれてきて。で、どういうジャケットがハマりますかね、なんて言ってて。何かその、敷居が高くなるのが嫌で、今回」
●はぁはぁはぁ。
細 美「まぁ、もちろん、アートではありたいな、と。これ、ゴッチ(=ASIAN KUNG-FU GENERATIONのボーカル・ギター、後藤正文)が言ってたんだけど、音楽はフォーマットとしては、アートであるべきだっていう。俺もそう思ってて。 フォーマットとしてはアートであるべきなんだけど、その、何て言うのかな――ちゃんとした靴を履いてないと、ウチの美術館にはあげません、みたいな、そう いう敷居の高さはやっぱりいらない」
●うん。
細美「ロックだし。俺もそういう生き方してきてないし。だから、俺が自分なりに芸術だ、と思って表現する時に、音が歪むのは、もうこれは必然だな、と思ってて。で、それが実は、あ、単純にそれを、ロックと呼ぶのかって思うんだけど」
●おぉー…。うんうんうん…。
細美「ジャンルじゃなくてね。だからやっぱり、生きてきた道…で、決まってくるんだなぁ、なんて思ってて。で、その、作品性をしっかり保ちながら、敷居を極力、下げると、ジャケットはどうなるかな、っていう観点でしか、選んでないんですよ」
●ふーん…。
細 美「ここでまた、伊澤一葉が出てくるんですけど。その、最初ね、レイアウトした時、この真ん中の帯に『1+1=3』っていうのは、もっと真ん中に入っ ちゃってて。これ見て、『何か、この1+1=3っていうのが、メッセージみたいになっちゃってて、これ、嫌です。別なメッセージが入ってますね』とか言っ て」
●(笑)
細美「でも、その意見は凄い正しくて。それはその、アーティストの人のメッセージであって。俺達、the HIATUSのメッセージじゃないから、もうちょっとフォーカスをズラしたい」
●なるほどねぇ…。受け取った側は気になるだろうね。その説明を聞かないとね。何だろう、そのために、って思っちゃうかもしんないもんね。
細美「うん。ですよ、ねぇ…」
●思っちゃうかも。
細美「そう。そうなんですねぇ…。まぁ、そう思われても別に、良くて」
●そうだね。
細美「自分達がそういう意味合いで、作っていないっていうことを――まぁ、作品なんて、全部そうじゃないですか。どういうふうに受け取られるとか、曲解されるとか、解釈されるとかってのは、実は、受け手の自由で」
●そうねぇ。
細美「で、このジャケット見た人が、『1+1=3』とは何ぞや、the HIATUSから発せられた、この奇々怪々な難題は一体、何を意味してるんだ、んんー、って考えるのも、自由」
●(笑) そうなんだよね。
細美「それで、オーディオコメンタリー的に、この番組を聴いた時に、何だ、違うんだ、って、いうまぁ、それで良いんじゃないのかなぁ、と」
●まぁ、模様でぐらいしかないワケですよね。絵ももう別に、記号・数字ですら、とってないってことですよね。
細美「自分はそうなんですけど。でも、その『1+1=3』、非常に明解なメッセージが、ありますね。まぁ、そのメッセージが自分にとって、嫌なモノではない、です。全然」
●うんうんうん。
細美「で。だからって、それを自分がアバンギャルドである、ことの、代名詞かのように、流布しようって気は全然ないですけどね」

●でも、こうやって、やって、できて。世に出した時点で、オーディエンスの自由になるワケじゃないですか。
細美「そうですね」
●圧倒的に。それをずーっと繰り返してきたワケじゃないですか、人生で、結構。
細美「うん。うんうんうん」
●そこの楽しさっていうのがやっぱり、そっちの方が大きいってことでしょ?
細 美「そうですね。だって、あのー、今までどう解釈されてきて、物凄い、これは凄い作品ですって言って、大英博物館とかに飾られてる、シュールレアリスム の、1枚のね、抽象画。本人は全っ然、そんなこと思って、描いてないモノとかも、絶っ対あるから。それは非常に楽しい。逆に、作者がいや、そうじゃなく てって言われた時に、いや、ほっといて。いいじゃん、別に、俺がどう観たって、みたいな、のも有りだと、は、全然思いますね」
●(笑)
細美「だから、それを誤解って呼ぶのか、解釈って呼ぶのかは、もう全然…」
●だって、全く同じって、ないからね。
細美「そうなんですよね。同じ文、を書いてね――ホントたかだか、100文字もないような文章を書いて、100人に見せたら、100人が違う意味に取るでしょう?」
●取る。あれは凄いですよね。
細美「うん。それもそういうふうにできてるんだから、それを楽しまないと、いけなくて。なのに、でも、何となく、もしかしたら、ここ10年間の創作活動って、皆、それを画一的な方に誤解されまい、誤解されまいみたいな方に、行っていた感は、もしかしたら、あって」
●うん。
細美「自分ももう、そういうふうに活動していた、んじゃないのかなぁ、と思うんですよね。で、これもゴッチの受け売りになっちゃうけど、いい加減ね、世のアーティストは皆、もう、そうじゃねぇんだよな、って気づいちゃってるんじゃないかな、というね」
●あぁー…。
細美「…のは思います。ですね」
●そうね。受け手が今、何か凄いなぁ、と思う時があるんですけど。同じライブを観に行っても、今、1億総ブローガーだから、皆、すぐあげてんじゃん。
細美「そうですね(笑)」
●あれ、凄いね。人って、ホント違うんだな、って思うし。あんなにあの空間は、同じような気持ちになってたと思うワケですよ。
細美「はいはいはい」
●多分、それもオーディエンスしも誤解してるワケですよ、言ったらね、ちょっと。あ、違ったんだ、皆一緒になってたから、もう、それと思うワケですよ。ただ、そういう方向に行ってるってことは、間違いないワケであって。
細美「うんうんうん」
●パフォーマーが1つの演奏をやる、皆が同じような風景が観えたりとか、同じイメージに突き進んでるような感じって、感じる時、あるじゃないですか。ライブハウスの中に入ってる時に。
細美「全然、ありますよ。凄い一体感が。でしょ?」
●そうそうそう。それでも返って、そんなの観ると、それでもあれでも、バラバラなんだな、っていう時があったりするワケですよね。
細美「はいはいはい」
●だから、凄いなぁと思って。だから、思ったことと、また、感情で表現の仕方がまた、オーディエンスも違うワケだからね、人それぞれね。あれは面白い。やっぱ、それがあるから、ライブって面白いんだろうな、って、もちろん思いますけどね(笑)
細 美「あぁ、そうか。いや、ライブに関して言えば、でも、できれば――何て言うのかな、帰ってから、頭に観えた景色を、文章にした時に、それを誰かが見た時 に、あ、全く同じモノが観えたっていう…そこがまた、その、音楽の神秘性だったり、するなぁ、と思うんですけどね。逆にね、まぁ、その、ちょっと凄いワク ワクしてきた、ね、1億総ブローガーに関してはね、ちょっと語りたいな、って思っちゃいますね」
●(笑) あ、そう? 語って、語って(笑) 語っていいよ。
細美「(笑) いや、あれはね。あの、これは一体何なんだろう、と」
●いや、びっくりするよ。
細美「うん。いやいや、あの、ブログを書いてる人に対して、ディスってるワケじゃなくて。あの、自分ももちろん、ブログを書いているので、その楽しさは判るんですよ」
●うんうん。
細美「その、共有したいモノ? 何て言うのかな、凄い不特定多数に手紙を出せる、みたいな――」
●そうだね。
細美「感覚が俺はあって。しかも、その、何だろ、興味のある人しか観にいかないからね」
●そうそうそう。
細美「受け取ってほしい人に、受け取ってほしい人達のポストに、こう、一斉に投函できるような、感覚、なんですよね」
●判ります。
細美「皆、そうなんだろう…か」
●いや、違うと思うよ。
細美「と、思うんですよ」
●うん。違うと思うね。

後編→http://pointline.exblog.jp/12541737/
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by p_and_l | 2009-12-23 23:45 | ラジオレポート

2009/12/13「カットラ!!」・前編 ※ゲスト:the HIATUS

これからお送りするのは、2009年12月13日(日)、KBCラジオで22:00~23:00にオンエアされた「カットラ!!」という番組の一部です。
「●」の会話は番組パーソナリティーのものです。
一部、内容を編集しておりますので、ご了承下さい。

●さて、今夜のゲスト。自己紹介から、お願い致します。
細美武士(以下、「細美」)「はい。the HIATUS、ボーカル・ギター、細美武士です」
●宜しくお願いしまーす。
細美「宜しくお願いしまーす」
●ELLEGARDEN時代に一度、この番組には来ていただいておりますが。
細美「ですね」
●相当、前だということが判明しましたね。
細美「4、5年は前でしょ」
●4、5年は前ですね。
細美「お久し振りです」
●お久し振りです。宜しくお願いします。今年はアルバムをリリースしたのに、なんと11月18日、EPもリリース。と言うことになりました。何か、暗ーいですね、森の奥にですね――変なコト言いますよ?
細美「はい(笑)」
●(笑) 誰も普段行かないような、タダッ広い池があるんですよ。
細美「はい」
●池と言うか、湖みたいな。
細美「うんうん」
●月明かりの中、突きつめていくと、そこにポコッて出くわして。そこでいろんな方向から、波紋が揺れて出てきてるような。
細美「うんうん」
●それがまぁ、またぶつかり合ったりとかしながら、湖面を揺らしてるイメージっていうのが、特に今回のEPを聴いた時に、そういうイメージを持ちました。
細美「あぁ、もう、最高ですね。あの、何て言うのかな、哲学的にその心象風景での泉とか沼っていうのは、人の深層心理だから」
●うん。
細 美「その、例えば、5人がそれぞれ、凄い離れた対岸にいる人もいるけど、同じ泉の周りで一緒にせーの、で投げ入れた時に、その広がった5つの波紋の様を、 ただ別に、5つの波紋じゃない? 石以外。投げ込まれて入れただけじゃない?って目線で見る人にとっては、それは永久に、ただの湖面の揺れでしかないんだ けど、その5つの波紋が同時に、こう重なる様?」
●うん。
細美「それがもしかしたら、凄い無様だとか、滑稽だとか、一見、駄作に見えるモノとか、が、実は凄い面白いって気づく人は、気づくし、みたいな、トコですよね。音楽ってね」
●そうですね。

曲:the HIATUS「Insomnia」

●3曲入ってるんですよね。これが1曲目で。
細 美「そうですね。ホントは、えーっと、最後の最後まで、タイトルを『Antibiotic』にするか、『Insomnia』にするか、迷ったんです。 まぁ、でも、直感を信じようと思って――箇条書きにできる理由はないんですけど、『Insomnia』かな、と思って、つけましたね」
●この1曲目と3曲目、ちょっと3曲の中では、トピックと言うか、ちょっと飛び上がってるんですよね。
細美「そうですね」
●だから、もちろん、2曲目も含めてなんですけど。あぁ、悩んだんだ、やっぱり。
細美「悩みましたねぇ。その、the HIATUSが面白いのは、自分の生活の中で、BGMに使えるっていうね、自分の曲なのに」
●自分の曲なのに。
細美「『Antibiotic』って、どんな時に聴いても美しいから、凄い自画自賛してるようで――それは誰にとっても、そうだと言ってるんじゃなくてですよ」
●もちろん。
細美「俺にとって、例えば、落ち込んでる時、楽しい時、元気がない時、やる気がない時とか、自分が凄い駄目な時とか、あと、自分が人間としてのコンディションが超良い時とか、いつ聴いても美しいな、と思うから。あの、いつでも聴ける?」
●そう。
細美「曲によっては、今は聴きたくない曲とか、どうしてもあるじゃないですか」
●判ります、判ります。
細美「今、どうしても聴きたい曲があるけど、『Antibiotic』はいつでも聴きたいですね」
●凄いね。
細 美「もんの凄い複雑に作り込まれているけど、実はめちゃめちゃシンプルなことしかやってない、曲で。何だろうなぁ、いらんモンも入ってないし、足りないモ ノもないなぁ、っていう、譜割りとかも、自分の中ではもう完全体――その、4分の4拍子で、綴ってくモノじゃないけど、そこも含めて、あ、凄ぇ、完成され てるなっていう、感じは、ありますね。まぁ、自画自賛ですね」
●いや、ホントに美しいなぁ、って思いましたね。うん。一応、それとオチる必要あるのかな、と思ったんですけど、そうでもないですね。
細美「そうなんですよ(笑)」
●(笑)
細美「なんかねー、凄ぇ喋りやすいから、ズラズラと喋っちゃってるけど」
●どうぞ、どうぞ(笑)
細美「もちろん、その、何だろうな、気合いもあるけど、どちらかと言うと、勇気を感じる歌だなって、自分は思ってるんですけどね」
●思います、思います。最近は、とても判りやすいモノが多いので。まぁ、もちろん、表面だけで取るとっと言うと、また、アレなんですけどもね。ここまで綺麗に作って、それを感じさせるっていうのは、凄いなと思いましたね。
細美「これはでも、もう、最初の成り立ちが凄い美しくて。あの、堀江(博久)さんがシンセサイザーをバッと弾いて、柏倉(隆史)君が打ち込みでリズムを入れて、ループ素材やったの、最初」
●うんうん。
細美「そのループ素材がもう、圧倒的に美しかったの」
●へぇ…。
細美「これ、もう、どういじっても、美しいってのかな、ただ、そこに――メロディを乗せるって言うのかな、曲として成長させていくのは、まぁ、凄い大変でしたね」
●うーん…。
細美「最初、1日丸々かけて、こういう方向かな、と整えたモノをエンジニアの菅井(正剛)君に聴いてもらったら、『…そんなん、どうかと思いますよ』って言われて(笑)」
●(笑) それ、どういう意味で。
細美「あれはねー、まぁ、俺も菅井君の、どうかと思いますよ、を聞いて、返した言葉が『だよね』だったんですよ(笑)」
●(笑) うんうんうん。
細美「こうかな…と思って、作りながら、心の中ではいや、いやいやいやいや…と思いながら、凄い簡単に形を整えてった時に、どうかと思いましたよって言って、俺もよくぞ言ってくれた、みたいな。あぁ、これじゃないよね、と思って」
●うん。
細美「また翌日、今度はピアニスト・伊澤一葉が来た時に、伊澤一葉にも投げつつ、これを、何とか曲にしたいんだっつって、で、譜割を取っていって。したら、こういう形になって」
●ふーん…。
細美「一葉君は最初、『えーっ、何でここで、何で6拍なんですか』みたいな」
●(笑)
細 美「『ここ、普通に8(拍)で良くないっすか?』みたいな。言ってて。『まぁまぁまぁ、そう言わずにさ、弾いてみようよ、ここ、6拍で。6拍でできてるん だからさ』っつって。できた挙句ね、レコーディング直前に、一葉君からメールが来て、やっぱりあそこは6拍で正解でしたね、みたいな(笑)」
●(笑) 凄いね。正解を導き出したね、ちゃんとね。まぁ、でも、できてたもんね、そこでね。
細美「何か、自分の中では、結構、確信に迫るモノが、ありましたね」

中編→http://pointline.exblog.jp/12541435/
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by p_and_l | 2009-12-22 23:43 | ラジオレポート

2009/11/30「somewhere something」・後編 ※ゲスト:the HIATUS

前編→http://pointline.exblog.jp/12492678/
中編→http://pointline.exblog.jp/12495743/

これからお送りするのは、2009年11月30日(月)、CROSS FMで13:00~17:00にオンエアされた「somewhere something」という番組の一部です。
「●」の会話は番組ナビゲーターのものです。
一部、内容を編集しておりますので、ご了承下さい。

●それ、ブログにいろいろ書かれてるんですよね。
細美「あ、結構ね」
●カンボジアに行った――あの、アンコールワットに行ったりする友達が、結構、樹の話とかをよくしてたんで。
細美「樹?」
●うん。何か、あのね、建物を、こう…
細美「榕樹(ようじゅ)(※注1)?」
●榕樹って何ですか?
細美「あのー…遺跡を飲み込む樹のことかな?」
●そうです、そうです。植物がこう…
細美「あれは…凄いですね。いっぱい写真撮ってきたんで。タ・プローム(※注2)という遺跡で」
●そうなんですか。ちょっと、その辺りもブログを見ていただければと。
細美「カエルつぁんの話、知らないんで、良かったら…」
●いやーいやいや、も、もう…聞いても、もう、それ見なくても…
細美「いや、ホンットに美味しいん、だって」
●淡白って言われますけどね。
細美「あのね、鶏のササミのちょっと、硬い版」
●でも、あの形ですよね。
細美「完全に」
●あ、もう…(笑)
細美「頭と内臓は取ってあるんです」
●ひー!
細美「裏返しで出てくるから…」
●背中ってことですか?
細美「背中から食べていくんだけど、流石にね、アナルの辺りを食べる時はね…」
●お尻ですか?(笑)
細美「そう。肛門の辺りをナイフで切ってる時は、今から喰うんだよなっていうのと、あとね、最後の最後まで、裏返って出てきてるのを…」
●もう、いいー!(笑)
細美「それはちょっと…(笑) 表にするのはね、結構、勇気が要りましたね」

●前回のツアーが、ホントに音でも良いな、って思って。「紺碧の夜に」とか、「Little Odyssey」とかが、凄い好きなので、世界観とかが。好きなんですけど、観たら、ライティングとかが、やっぱりその、もう、天使の梯子(※注3)ですよ。
細美「天使の梯子…あぁ、はいはいはい。空とね」
●雲の間からビューッと。あんな感じのライティングだったので、おおー!と思いながら。あと、遅れてきた、福岡では男性のお客さんがいらっしゃったんですけど。(※注4)
細美「うんうんうん」
●それを目ざとく観て、ホンットに対等…って言ったらおかしいですけど、それをよく、こう、言葉の端々から感じられるんですけど、細美さんのお話とかで。
細美「はい」
●ホントに、「今来たー!」って言ったら、「おぉ、もう終わりなんだ。悪いけど、あと1曲なんだよ、お前」みたいな。普っ通ーに話してて。お客さんですよ。
細美「はい」
●それで、「じゃあ、お前の為にやるよー!」みたいなね。
細美「はい」
●一生忘れんけん、そんなこと言われたらって思いながら。
細美「(笑) ありましたね、そんなこと」
●彼の人生は変わるかもしれないと思いましたよ。
細美「そーんなことないすよ」
●いやいや、でも、これはやっぱり、凄いことだと思って。で、それを皆が凄い「よっしゃあー! よかったねー!」みたいな、1曲だけだけどっていう、周りの、お客さんの空気も凄い良かったし。
細美「そうですね」
●良いモノ魅せてもらったなぁーと思って、帰りました。
細美「いや、それはホント、恵まれてますよね、俺達はね。観にきてくれる皆が、凄い良い人だから。それに恵まれてると思います」
●MCで仰ってた、音楽なので、人柄がどうだとか、何着てるかとか、そういうのは関係ねぇんだ、っていうことだったんですけど。いや、でもやっぱり、そこ、音に対する真摯な姿勢であるとか――良いことばっかじゃないけど、これが欲しいって言うか、やっぱし、痛くても取りに行くみたいなところ、に共感したり。そうありたいなとか、よく判んないけど、多分アレだって思ってる人が多いんじゃないかな、と私は思います。
細美「ほうほう」
●だから、細美さんの人柄じゃないけど、そういうところも当然、あるんではないかな、と思いました。
細美「どーですかねぇ」
●(笑) でもね、また、これ、the HIATUS、やめられないです?
細美「やめられないって。やめるつもりないですよ(笑)」
●もちろん、そうだと思うんですけど。ほら、すいません。私も春に、ね、ELLEGARDENの活動休止っていう、流れからの話で伺って。
細美「はいはいはい。そうかそうかそうか」
●そうか、こういうバンドで、と思ったら。人も増えたし(笑) どんどんやりたいことって言うか、実験もなさってるし。何かこれはこれでもう、両輪みたいな感じに――細美さんの中で、実際、どう…
細美「うん。まぁ、両輪、とか、は、えーっと、そういう考えとかはしてないけど。まぁ、活動休止中も俺は、ELLEGARDENのボーカル・ギターであることは変わりはないし。ので、でも、その、休止してる間に、間だけやるようにっつって、the HIATUS始めたワケでもないんで。うん。そのうち、まぁ、2つやってる人になるんじゃないのかなって、思ってんですけどね」
●面白い、ことに、なってきた、な、と、思って。
細美「そうですね」
●興味深く見せてもらってます(笑)
細美「そん時皆、皆が皆、2つやってる人になれば、全然問題ない、し」
●他のメンバーもそうですしね。
細美「そうそうそう。だから、半年おきに、とかやっても良いだろうし、とかね。まぁまぁ、そういう具体的なことは、あの――嬉しいことじゃん、だって。再始動するんだったら」
●いやぁ、そうだけど。なので!
細美「嬉しい、時だったら、どんなこともね、どんなパワーでも乗り越えますよ。大丈夫」
●や、でも、凄く良い空気を感じてるので。
細美「はい」
●今回のツアーも。そして、また、もうあっという間の年末なんですけど。またどんどんと制作――
細美「そうですね。結構ね(笑)。次のスケジュールが、またね」
●先程の曲がね、「Insomnia」が不眠みたいな感じで…(笑)
細美「『不眠症』っていうタイトル。はい」
●寝れない日も続くんじゃないかな、と思いますが。じゃあ、お別れに、選んでいただいた3トラック目。何か夜の生き物、何かツアーの映画の、エンドロール、を観てるような気がします。
細美「あぁあぁ、これは美しい曲ですね。はい。大好きです」
●どうも、今日は有難うございました。
細美「有難うございました」

 曲:the HIATUS「Antibiotic」


~解説~
※注1:榕樹(ようじゅ)
熱帯地方に分布する常緑高木のガジュマルのこと。
寺院などの庭園によく植えられ、強い日差しを遮り、休める場所を提供する役割を担っている。

※注2:タ・プローム
タ・プローム(Ta Prohm)とは「梵天の古老」を意味し、ジャヤバルマン七世が母のために建てた仏教寺院のこと。
ガジュマルによる浸食が激しく、成長するに従って遺跡は完全に覆い尽くされている。

※注3:天使の梯子
薄明光線の別名であり、薄明光線とは太陽が雲に隠れている時、雲の切れ間または端から光が漏れ、光線の柱が放射状に地上へ降り注いで見える現象のこと。
他にも、「ヤコブの梯子」、「レンブラント光線」という別名がある。

※注4:遅れてきた、福岡では男性のお客さんがいらっしゃったんですけど。
これは、「Ghost In The Rain Tour 2009」における、Zepp Fukuoka初日の2009年9月30日の出来事。
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by p_and_l | 2009-12-15 19:21 | ラジオレポート

2009/11/30「somewhere something」・中編 ※ゲスト:the HIATUS

前編→http://pointline.exblog.jp/12492678/

これからお送りするのは、2009年11月30日(月)、CROSS FMで13:00~17:00にオンエアされた「somewhere something」という番組の一部です。
「●」の会話は番組ナビゲーターのものです。
一部、内容を編集しておりますので、ご了承下さい。

●あ、それ伺っても良いですか?
細美「はい。1人旅」
●結構、海外とかは、お仕事以外で行かれたりしますか。
細美「します。1人で行くのが好き、なんですよね」
●(笑) 結構、心配されませんか。
細美「う、うーん。そうですね。心配されるようなコトも実際、しますからね」
●実際、治安の面とかでもですね、1人で行くと、何かあった時に判んないじゃないですか。
細美「それが良いんだよなー、って思って」
●えぇ!?(笑) カンボジア(※注1)はツアーが終わってからですか?
細美「いや、ホントに、『Ghost In The Rain Tour』が終わって。その後諸々、CDリリースの準備が、終わって、リリース前までには帰ってきてねっていう間で1週間空いて」
●何でカンボジアと思ってたんですか?
細美「ベトナムに最初、行こうと思ってたんですよ。ベトナム行ったことないけど、昔から凄い惹かれてて。あと、食事が美味しそうだな、と思ってて。暑い時に熱い、モノをね、屋台で汗だくだくになりながら、食べるみたいなイメージがあって。辛いモノも食べて、汗もワーッと『あっちぃ、あっちぃ』言いながら、食べたいなぁと思って、ベトナムが、まず浮かんで。そう言えば、ベトナムって、あの辺りにアンコール・ワット(※注2)があるよなぁーって思ったら、お隣のカンボジアだったんですよ。で、調べたら、ベトナムのホーチミンで乗り継いで。ベトナムをちらり眺めながら、アンコール・ワット行けるな、と思って。カンボジアに、急遽、出発の2日前にカンボジアが決定したんですよ」
●そんな感じだったんですか。それを1人で。
細美「ホントにひどい時は、朝空港に行って、今から飛べる国は何処ですかって言って、飛んだりするんで。最近、俺、旅行で宿取って、行ったことない、から」
●えぇ!? もう、取れなかった時、どうするんですか。
細美「取れないってことはね、まずない、ですね。もうホンットの観光地に、よっぽどのハイシーズンに行かない限り、宿のランクを気にしなければ、必ず何処かに泊まれる」
●まぁ、そうですね。
細美「全然」
●言葉の不安はないですか、全然。
細美「言葉の不安は、ま、英語が喋れるんで。全く」
●あ、そっかそっか。そうですね。
細美「それがまぁ、きっと、強みなんですよね」
●いや、全然違うと思います。多分、そこがさっき、その日に決めて、ってこう、しゃかりきに言ってたのは、やっぱ、コミュニケーションが込み入ったことが伝えられないと、生命とかが大丈夫かな、と不安に思うワケですよね。
細美「もちろん、あるんですけど、その、英語が通じない所に行くと、流石にちょっと、テンパるんですよ」
●何が一番、印象的でした。ホームページ、UPされて、るん、ですよね?
細美「はい。やっぱ、遺跡凄かったですよ。何かほら、ずっと昔、テレビか何かで、子供の頃にちらっと観たシーンなんかが、脳に焼きついて、離れないシーンってあるじゃないですか。もうそれ、何で観たのか全然判らないんだけど、アンコール・ワットって、頭の上でバッと、頭の中で浮かぶ絵があるんですよ。で、それはホントにかなり前から、10年とか前からずっと、事ある毎にこう、頭の中でちらちら、浮かぶシーンではあって。何かほら、そういうのを旅する人は『呼ばれる』とか言うじゃないですか」
●はいはいはい。
細美「アンコールワットに呼ばれているとか。一番話題になるのは、インドは呼ばれた奴じゃないと、ホントに行けないっていう話があって」
●聞きます、そういうふうに。
細美「俺は絶対、呼ばれてないんですよ。だから、インドに行こうというモチベーションが、ゼロだから」
●インドじゃなかったんだって、軽くちょっと、思ったんですけどね。
細美「インドには全然、呼ばれてない、ですね(笑) で、アンコール・ワットはそういう意味では、ちょっと呼ばれてる感が昔からあって。その前は、広島の宮島とかもホント、強烈に呼ばれてる感覚があって。で、アンコール・ワット行ってみて、したら、観た景色は、その頭も中と全く同じ絵で。アンコール・ワットへ続く一本道が、あって。その一本道から、アンコール・ワットがパッと開けて観えるシーンだけ、ずっと頭の中にあって。で、それがほら、行く前から、右側にこう、視界が開けてるというイメージがあったんだけど、それはやっぱり、右にあって、絶対左にはないっていう、感じで」
●へぇー。何かでもう、観てらっしゃったんでしょうね。
細美「ま、普通にホント、テレビとかで観ただけなのかもしれないけど」
●だけど、まぁ、それが残ってらっしゃるってことなんですよね。記憶って、ドンドン抜け落ちていきますからね。
細美「それはでもね、凄い面白かったですよ、行って」

細美「ま、ご飯がめちゃくちゃ美味しかったですね」
●何でもだいたい行けますか。
細美「何でも行けますね。あの、旅で、日本食を食べる、ことほど、くだらないモノはないと思ってるんで」
●日本で普通、食べられないモノ食べたってありますか。
細美「カエル(※注3)食べてきましたよ」
●あぁー! そうですかぁ(怖)。
細美「(笑) カエル食べてきました」
●そうですか…
細美「メニューを見てたら、そのいろんな現地の料理が載ってて。で、カエルが一番安くて、1(US)ドル(※注4)だったんですよ」
●そんな、もっとお金あったでしょうに…(笑)
細美「(笑) おっと、カエル安いと思って。店員さんを呼んで、『カエルって大きいの?』って訊いたら…」
●いーっ!(怖)
細美「俺からしたら、その、あんまり、こう、ちょっと強烈なのは嫌だって意味で、『カエルってデカいの?』って訊いたら、向こうは逆に、どうせ食べるんだから、お腹が足りるのかっていう意味で訊いてるようで、『大丈夫、大丈夫。大きいよ、大きいよ』みたいになって、『あぁ、そっか…』っつって。『俺、それ食べれると思う?』とか言って、『全然美味しいよ』って言うから、『あぁ、じゃあ、カエル1つ』」って言って」
●あ、「俺、それ食べれると思う?」、そういう、コミュニケーション良いですね。おぉ、なるほど。

●他に何かこう、印象的な…
細美「後は何だろうなぁ。初日に凄い雨が降ってて、まだ雨季と乾季(※注5)のちょうど――ほぼ乾季なんですけど」
●アジアは。今はもう乾季に入っちゃいましたけどね。そうですよね。
細美「雨がまだね、残ってて。その、雨にバーッって打たれてる時に、軍モノっぽい緑色の、濃いポンチョを着て」
●アーミーグリーンみたいなの。
細美「そう。それで、アンコール・ワットの周りの堀の淵に、1人ボケーッと立ってたんですよ。あれは、あのシーンは忘れないだろうなぁ。もう、何て言うのかな、そこはもう、観光のスポットじゃなくて。普通、人が通るトコでもなくて。アンコール・ワットの、何かこう、あ、そこ行けそうだな、と思って。人がいないトコだともう、ドンドン行きたくなるんですよ」
●うわ。怖ー…、もう。
細美「あの、ガイドさんとかも行かないから、現地の」
●ホンットですよ。誘拐とかされたら、どうするんですか!
細美「俺なんか誘拐したって、だって、何にもないし。ほら、端から見て、こいつを誘拐して何か、得になるぜっていうオーラ出してない」
●あ、そうですか(笑)
細美「こんなポンチョ着てさ、雨にバーッって打たれてさ。髭とかも伸びっぱなしで、髪もボーボーで。――で、行ってみたら、凄い廃墟みたいな門があって、そこから通り抜けられたんですよ。そっから出たら、舗装されてない、もう、お堀の水面と同じ高さになってて。で、その、水面をね、雨がバーッって降ってて。もう、何て言うんだろうな。や、ここ10年間で、今が一番俺、自由だなと思って。最高に気持ちよかったですね」
●へぇー! 自由と、不自由と言える自由もありますからね。
細美「不自由と言える自由…」
●(笑) 今、自由じゃないって言える自由もありますからね。
細美「難しいですね、それ」
●次、会った時に(笑)
細美「判りました(笑)」

~解説~
※注1:カンボジア
インドシナ半島にある国で、正式な日本語表記は「カンボジア王国」。
首都はプノンペン、言語はクメール語(カンボジア語)、宗教は仏教。
国民の90%以上がクメール人(カンボジア人)。

※注2:アンコール・ワット
カンボジア王国にあるアンコール遺跡の1つで、総て石造りの、左右対称の寺院建築。
ヒンドゥー教の神であるヴィシュヌ神を祀る寺院かつ、王の墳墓として建立。
「アンコール(Angkor)」は王都、「ワット(Wat)」は寺院を意味する。
1992年にアンコール遺跡として世界遺産に登録され、1993年にこの寺院の祠堂を描いたカンボジア国旗が制定された。

※注3:カエル
中国やヨーロッパなど、世界的にはカエルを食べることは一般的であり、この習慣は、かつてはカンボジア王国がフランス領だった名残とも言われている。
ローストしたり、フライにしたり、スープにしても良し。
種類で言うと、主にウシガエル、トノサマガエルが食されてるとのこと。

※注4:1(US)ドル
カンボジア王国の通貨単位はリエルで、通貨コードはKHR。
観光は、殆ど総てUS(アメリカ)ドルが使用されている。
2009年12月15日時点では、1USドル=約93円。

※注5:雨季と乾季 雨季は5月下旬~10月下旬で、定刻に強い雨(スコール)が降る。
乾季は雨が殆ど降らず、涼季(11月上旬~1月下旬)と暑季(2月上旬~5月中旬)に分けられ、涼季の気温は30度以上あり、暑季になると、35 度~40度と最も高い気温になる。
旅行のベストシーズンと言われているのは、比較的涼しい11月上旬~1月下旬。

後編→http://pointline.exblog.jp/12495960/
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by p_and_l | 2009-12-15 18:35 | ラジオレポート

2009/11/30「somewhere something」・前編 ※ゲスト:the HIATUS

これからお送りするのは、2009年11月30日(月)、CROSS FMで13:00~17:00にオンエアされた「somewhere something」という番組の一部です。
「●」の会話は番組ナビゲーターのものです。
一部、内容を編集しておりますので、ご了承下さい。

 曲:the HIATUS「Insomnia」

●さぁ、この時間は、もう半年振りになりますかね。the HIATUSからボーカル・ギターの細美さんです。
細美武士(以下、「細美」)「どもー、こん、にちは」
●こんにちは、です。
細美「the HIATUSの、ボーカル・ギター、細美武士です」
●お久し振りです。
細美「お久し振りです」
●前回が、ファーストアルバムが、出る前、という。(※注1)えぇ。
細美「でしたね。あんまり俺、あの、何月に何があったってのを覚えてないタイプなんで(笑)」
●なので、多分、リリースとライブのことを言うと、何となく、時系列が判っていただけるんじゃないかな、と。
細美「いや、でもね、このスタジオはもう、凄い覚えてて。だから、あの、そういうのと、こう、くっついちゃうんですよね」
●あぁ、その、場所とかの。
細美「うん、だから、凄い前だな、って感じではない、ですね」
●でも、前伺った時は、アルバムもこれから出ます、で、ツアーもこれからって感じだったので。ま、ホントに何も、音しか聴いてない状態で、the HIATUSとはどのような――しかも、ELLEGARDENが休止して、っていう流れから、それをずーっと伺っていったんですが。
細美「はい」
●その後、ライブも、もう観ました。
細美「はい。有難うございます」
●そして、バンド自体が、夏はもうイベント――九州はSky Jamboreeが、長崎でありましたね。しかも、ツアー、2ツアーも回られてますね。(※注2)
細美「回りましたね」
●今回、実は11月18日にもうリリースになりました、ファーストEP、ということで、「Insomnia」がタイトルになって、3トラック、入ってるモノがリリースされていますが。「Ghost In The Rain Tour」の時に、レコーディングして、ね。
細美「そうです、そうです。はい。あのー、余ったりしてないので、曲は」
●そうですか!?
細美「はい」
●聞いちゃいましたよ。
細美「また、次のアルバムの時は、ゼロから、やります」
●ただ、the HIATUSがどんどん、何かこう変わっていったり、こう新しいことをされてるんだろうなっていうのが、聴く側にも伝わったりしましたよね。
細美「あぁ、そうですか」
●例えば、2曲目のタイトルが――
細美「『Curse Of Mine』。」
●――とかは、何となく、聴いてて、声も楽器みたいですし。「唄」というのと、またちょっと違いますもんね。
細美「うーん。どうなんですかね」
●音楽なんですかね、サウンドなんですかね。
細美「どうなんですかね。あまり、うーん…」
●面白かったですよ。
細美「そうですね(笑) 判んないですね、こう自分の曲をやっぱ客観的に、は…うん。判断しないから。ただ、皆で合宿で作ったんで、それは面白かったですね」
●あと、3曲目、「Antibiotic」という曲がありまして。これが3つ、新曲、リリースされてるんですけど。「Antibiotic」の方はホームページで、プロモーションビデオじゃないですけど、あれはあの…どう言ったらいいんですかね?
細美「はい。えーっとね、あれはね。えーっと…、『Ghost In The Rain Tour』の最終日で、東京の新木場にあるSTUDIO COASTで、ライブで『Antibiotic』をやってるところを編集した、一応、プロモーションビデオ、なん、です、よ。あれは」
●ま、ライブ映像で。
細美「ライブ映像…で」
●音の色目とかが、何か良い感じで。
細美「良い感じ、でした?」
●はい。でした。
細美「まぁ、変な話、『Insomnia』のプロモーションビデオが完成してないんで、まだ」
●(笑) そう言えば、だから、3曲目を…
細美「訊き辛いですよね、どうしたんですか、みたいなね。いや、録ったんですけど、何かね、制作が凄い難航してて、まだ仕上がってないっていう(笑)」
●今結局、the HIATUSって、細美さんを中心として、その時々のメンバーが――久し振りに見たら、2人増えてましたけども、また(笑)
細美「(笑) そうですね」
●やっぱり、そういう映像の部分にも当然、自分でこういうモノで、っていうのは出していかれるんですか。
細美「いや。映像の時はもう監督に、あのー…極力、作りたいように作って、もらうん、ですけど。うん」
●餅は餅屋で任せるで。
細美「――の方が面白いモノになるんじゃないのかなって、思ってるんですけどね」
●この間の「Ghost In The Rain Tour」の時も、餅は餅屋的な、良い意味で、ホントにその道のプロと言うか――プロは当たり前なんですけど、皆さんに任せた上での、いろんな掛け算の部分を楽しんでらっしゃる姿が、判りましたけどね。
細美「そうなんです。あのー、凄い才能のある人って言うのかな――こう、凄い仕事をする人達と、が、何て言うのかな、全員がそうだったら、どうなるのって言うか、例えば、音響の人とか、照明の人とか、もちろん、会場の警備の人から、もう――そうだね、ツアーマネージャーから、誰もが自分のパートって言うかな、ポジションに対して、凄いプライドを持って、一流の人がやる、全員がそうだったら、一体どんなモノが生まれるんだろうって言うのに、物凄い興味があって。そういうのをやってみたいんですよ。1人じゃ絶対できない、というのをやりたくて」
●うん。
細美「うーん、と、昔『ダンサー・イン・ザ・ダーク』ってあったじゃないですか、ビョークの映画。(※注3)あれを観た時に、絶対ビョーク1人でも作れないし、監督さんだけでも作れないし。その、大道具さん、小道具さん、照明の人、あと、音響の人とか、現像の人とか、編集の人とか。あともちろん、出ているビョークもそうだし、唄で参加するトム・ヨークもそうだし、もうどれだけの才能の持ち主が、その、全く努力を惜しまずに、100でこう、作品に向かったら、これができるんだろう、と思って、俺は映画館で物凄い――あの、話が悲しくてとかじゃなくて、その完成度の高さに泣いてしまったシーンがあって。あの、ゆっくり走る電車の上で、2人が唄うシーンなんですけど、あれを観た時に、悔しくて。あの、ホンットに多分、端から端まで、全員が、凄い、誇りを持ってこの映画の為に、全部を注がないと、こういうシーンって、絶対生まれないだろうなーっと思って」
●えぇ、えぇ。
細美「それはホントに、自分もモノを作る人間だから、いつか何かそういう場が、これはホント、奇跡的だな、っていうのを作ってみたいんですよね。そこに、もちろん自分の100%が、入って。で、しかも、他の人の100%が全部入ってる、モノができたら良いな、と思ってやってますけどね」
●や、それはホント理想だろうな、と思いますよ。細美さんもやっぱり、the HIATUSというバンドの中で、変化を受けたいとも思ってらっしゃるってことですよね。
細美「変、化…って言うかな、何か、例えば、今回の3曲は、曲を1人で書いたワケでもないし。その、各パートにこういうコトやってくれっていう、オーダーも出さずに作ってて。とにかく自分は自分の役目を果たし、てみた挙句、まるで自分1人で作ったかのように聴こえるんですよ、最後。で、それがきっと、、皆そうなんじゃないかなって、思うのね。皆、俺が作った、と思ってるんじゃないか、と思って」
●凄く贅沢だ。嬉しいことですよね。
細美「うん。そうなりたい…うん。ホント、昔から思ってたんで」
●やっぱり、何もないトコから作ることって言うのは、そんな簡単なコトではないと思うので――しかも、今仰ってたように、皆がこういうコトだよねって、カタチないモノを作るという作業の中で――お忙しかったでしょ?
細美「がむしゃら、でしたね。やっぱり。うん。もう、やるしか、ない、って言うのかな――上手く言えないや、がむしゃら、でした。でも、結構ちゃんと、オフも取れて、1週間休めて、カンボジア行ってきましたよ、俺」


~解説~
※注1:前回が、ファーストアルバムが、出る前、という。
2009年5月19日(火)に、同番組にゲスト出演しております。

※注2:しかも、ツアー、2ツアーも回られてますね。
1つ目が、2009年6月1日~7月22日の、全国23公演のツアー(追加2公演含む)「Trash We'd Love Tour 2009」。
2つ目が、2009年9月2日~10月8日の、全国14公演のZeppツアー(追加2公演含む)「Ghost In The Rain Tour 2009」。

※注3:昔『ダンサー・イン・ザ・ダーク』ってあったじゃないですか、ビョークの映画。
「ダンサー・イン・ザ・ダーク」(Dancer in the Dark)は、ラース・フォン・トリアー監督、ビョーク主演の2000年制作のデンマークの映画。
目の不自由なシングル・マザーが辿る悲劇を描いたミュージカル作品。
音楽もビョークが担当し、主題歌は「I've seen it all」で、レディオヘッド(Radiohead)のトム・ヨークとデュエットしている。

中編→http://pointline.exblog.jp/12495743/
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by p_and_l | 2009-12-15 00:45 | ラジオレポート

2009/12/03「The Request Show」※ゲスト:NUBO

これからお送りするのは、2009年12月3日(木)、LOVE FMで16:00~20:00にオンエアされた「The Request Show」という番組の一部です。
「●」の会話は番組ナビゲーターのものです。
一部、内容を編集しておりますので、ご了承下さい。

 曲:NUBO「Go on foot」

●――と言うことで、今日はゲストにこの方々をお迎えしてます。宜しくお願いします。
2人「宜しくお願いしまーす!」
●自己紹介お願いします。
若井「あ、えーと、まず、NUBOのギターの若井です。宜しくお願いしまーす」
●宜しくお願いします、若井さん。
tommy「あ…と、NUBOのボーカル、tommyです(笑) 宜しくお願いします」
●ボーカルのtommyさん。はい。宜しくお願いします。
2人「宜しくお願いしまーす」
●お2人はどういう影響で、ロックを始めたんですか。
tommy「何すかね、最初はもうホントに…JUDY&MARYとかですけど、結構どっぷり浸かったきっかけは、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ(Red Hot Chili Peppers)とかだったかもしんないですね」
若井「それ、今、合わせて言ったかな(笑)」
tommy「(笑) 地元のライブハウスとか…に通ってて、そのままそこのハードコアバンドとか、パンクバンドとか。そこに通い出して、から…」
若井「あぁ、バンドとしてはね。うん」
tommy「まぁ、俺等はバンドをやろうと思ったのが、そういうところがスタートですね」
若井「地元の、ライブハウスで」
●バンドメンバーは全部で5人ですよね。
2人「はい」
●その5人とも、そういう感じのトコで出会って、って感じなんですか。それとも仲の良い友達みたいな。
tommy「あー、そうそう。高校が皆一緒で。あ、1人だけ違うんだけど、4人一緒で、その先輩・後輩だったりとか。その辺の仲間で、組んだバンドですね」
●やっぱり最初のうちは、パンクロック系。
tommy「とりあえずレイジ・アゲインスト・ザ・マシーン(Rage Against the Machine)のコピーとか…」
若井「(笑)」

●2002年に横浜、で結成。
2人「はい」
●2007年にリリースした1stミニアルバム「花咲く バイ・ザ・ミュージック」。音楽作る時は、やっぱ皆、1人個人個人で会って、こういうのどう、みたいな感じですか。それとも、スタジオに行って、もうスタジオ予約してるから、行こう。
2人「(笑)」
●そういう感じですか。
若井「スタジオはでも、予約はしてますよ。毎週何曜日とか」
tommy「それまでにネタを持ってこい、とか(笑)」
若井「とりあえず、この2人で、作り始めることが多くて。僕が何となく作ったネタを、こいつに聴かして。で、tommyが歌詞書いて、という感じで」
tommy「そう…っすね。だから、最終的にアレンジとかは、5人全員で、結構あーだこーだ言いながら。やってますね」
●何かこだわることあります、バンドとして。
若井「何すかね…でも、やっぱ、こう…踊れると言うか、何か、楽しいと言うか、そういう部分は何やかんやで、意識してるけど、後は結構、自由すね。やりたいことを詰め込んでっていう」
tommy「ライブでどんだけ遊べるか、ぐらいの」
若井「そうっすね」
●その辺とかもチャレンジャーだと思うんですよね。全然アルバムと違う、それも良い意味で違うバンド、結構多いじゃないですか。やっぱ、そういう感じですか。
若井「まぁ、どうしても変わっちゃう俺等は、そんな、その…(笑) ちゃんとやろうとしても、できないくらいの(笑)」
●逆に、そこに良さがあると思うんですよね。
tommy「そう…ですねぇ。ライブはライブ、また別物…になっちゃい、ますね。――なってます! きっと(笑)」

●(笑) 福岡はよく来られます?
若井「結構」
tommy「そうだね」
●来ますよね。今年は3回、4回…?
tommy「年3、4回とか。はい」
●盛んな方って聞くんですよね、福岡は。
若井「あぁ、盛んですよ」
tommy「あぁ、もう、バンドもいっぱいいるし。――大都市だしねぇ…」
若井「そうっすねぇ」
tommy「デッカい」
●大きいですか、やっぱり。
tommy「デカいっすよ!」
若井「デカいっす」
●横浜も凄く住みやすいと聞くんですよね。
若井「横浜もまぁ、大好きなんすけど」
tommy「でも、横浜、自分んちの傍は、こないだまで牧場ありましたからね」
●(笑) そっちの方が逆に良くないですか? 僕はそっちの方が大好きですよね。
tommy「いやぁ…だから、全然都会じゃないですよ」
●でも、いろんな文化があるんでしょ。
tommy「確かに、いろんな人いますね。国籍とかも関係なく」
若井「あんなごちゃごちゃした感が…でも緩い、みたいな、そういう感じが結構良いっすね」
tommy「ミクスチャーな感じ?」
若井「(笑)」

●10月7日に2ndシングル「RESHINE」がリリースしました。
2人「有難うございます!」
●10月より全国ツアー中。12月4日金曜日、明日ですね。福岡DRUM Be-1。
若井「明日、明日(笑)」
tommy「楽しみなんです」
●明日のライブ、何か予想してることとかあります。こういうことやりたいね、とか、あります?
tommy「いやぁ…結構…」
若井「とりあえず、ワイワイ楽しみたいってのが、やっぱありますね」
tommy「久々の、福岡。3ヶ月振りくらい」
若井「そうっすね」
tommy「3ヶ月振り…だから。で、今年最後の福岡になるんで。ちょっと、ドカーンとやりたいですね」
若井「(笑)」
●やっぱ、結構、回ってますか、日本中。
若井「結構、回ってますよ」
●あと、どの辺とか好きですか。
若井「九州は凄い好きですね、僕等」
tommy「どの県も飯も美味いし」
若井「飯、美味い」
●(笑) どのバンドも絶対、そういうの聞きます。
tommy「いや、それでも…お世辞じゃないっすからね、これは」
若井「ホンットに、美味い」
●どういうの好きですか。
若井「何だろなぁ…」
tommy「さっき、ラーメン食ってきました」
若井「(笑)」
●(笑) 何処の。
若井「店の名前が覚えてないんすけど。何か何処も美味そうだから、とりあえず入ってみよう、みたいな(笑)」
●(笑) そういや、結構脂っこい食べ物多いですよね、福岡。
2人「あぁー…」
●もつ鍋とかそうでしょ。
tommy「あぁ、そうですねぇ…」
若井「あぁ、確かにそうすね」
tommy「もつ鍋…も、1回食ったけど、美味かった」
若井「美味かったね」
●(笑)
tommy「びっくりしましたね」
若井「何だ、あれ!と」
tommy「騙されたと思って行ったんですけど」

●今後の活動予定、何か、ありますかね。
若井「そーっすね。また、すぐ、福岡に来れるように、ちょっと…頑張ります!(笑)」
●(笑)
若井「まだ決まってないっすけどね」
tommy「何とかして、来年も早い段階で来たいね」
若井「まぁ、来れそうな、気がします。今んところ」
tommy「(笑) 『気がします』」
●この時間はゲストにNUBOのtommyさん、若井さん、お迎えしました。どうも有難うございました。
2人「有難うございました!」

 曲:NUBO「RESHINE」
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by p_and_l | 2009-12-03 22:31 | ラジオレポート

2009/11/19「Hyper Night Program GOW!!」 ※ゲスト:the HIATUS

これからお送りするのは、2009年11月19日(木)、FM FUKUOKAで16:30~20:55にオンエアされた「Hyper Night Program GOW!!」という番組の一部です。
「●」の会話は番組パーソナリティのものです。
一部、内容を編集しておりますので、ご了承下さい。

●この時間はthe HIATUSから細美武士さんをお迎えしております。ようこそ! こんにちはー!
細美武士(以下、「細美」)「こんにちはー」
●さぁ、福岡、ようこそお越し下さいました。
細美「はい」
●細美さんと福岡。ご縁はあるんですかね。
細美「ご縁」
●ご縁。
細美「ご縁は…もうかれこれ、初めて来たの、いつだろう? 思い出せないけど、10年近く前、ですね」
●今年はもう何回目か…
細美「今年はこれで、3回目と思います。ライブで、来るのが」
●ライブで。どうですか、福岡のイメージ。
細美「福岡のイメージ(笑) 福岡のイメージかぁ。何か、華やか…っていうイメージがありますね。天神辺りしか、あんまり知らないからかもしれないけど。凄い、大都会!というイメージがあります」
●好きですか?
細美「好きです!」
●イェイーッス!
細美「(笑)」
●まぁ、ゲストの方にですね、肉食系、もしくは男らしさとは何ぞや、というのを、まず最初に訊かせてもらってるんですけど。
細美「男らしさすか。まだ、初めてじゃないですか、今日、HARUさんとお会いするのが。HARUさんが草食(系)なのかどうかが、まだ判ってない、実は」
●まぁ、そうですよね。
細美「何か、ほら、見た目は凄い――何て言うのかな、こう、シュッと優しそうな人ほど実は、家帰ったら、凄ぇ、こう、何かワルな感じになったりするんじゃないのかなぁ、と思ってるんで」
●そ…の、論理で行くと、細美さん、見た感じ、今日、レザージャケットでバシッみたいな感じで。
細美「(笑)」
●と言うことは、家に帰ると、意外と可愛い細美さんがいたりするワケですか?
細美「あぁ… あぁ、そうかも…」
●今の「あぁ…」って言うのが、ちょっと可愛かったりもしましたけど。
細美「そうかもしんない」
●何かあります?
細美「え、男らしさ? じゃあ、俺も全然男らしいと思ってないんで、自分のことを。難しいけど…うーん、気をつけたいのは…何だろ、後輩に説教しない、とか」
●はぁー…
細美「あの、訊かれてもないこと、あんま言わないとか…かなぁと思うんですけど。俺、『荒野の七人』っていう映画が好きで。『七人の侍』のハリウッド版リメイクなんだけど。その中で、凄いよく喋る男に対して、無口なガンマンが、『よく喋る男だな』って言うシーンがあって」
●おー!
細美「凄ぇ、それ、男らしい!と思って。ま、俺は結構、口数が多い方なんだけど。でも、まぁ、あんまり余計なこと言わない方が、かっこいいとは思ってるんすよね。HARU君はどうっすか?」
●喋り過ぎる方だと思います。
細美「喋りすぎる方」
●はい、そうですね。じゃあ、口数減らしていきますか?
細美「それ、マズいよ。DJとしては」
●(笑) 有難うございます。

●さて、今日はですね、11月18日、昨日リリースされました1stEP「Insomnia」のお話。明日、ライブがあるということで。そのお話を伺っていこうと思ってるんですが。それを楽しみにして下さってる福岡のリスナーから、もうメッセージが届いてるんですよ。
細美「有難う」
●まずは、「Insomnia」について。どういう曲か訊いていいですか。まず、このタイトルはどういう意味ですか。
細美「『Insomnia』は『不眠症』っていうタイトルですね」
●実際、不眠症ということではないですよね?
細美「(笑) ではない。まぁ、結構、俺、あの…頭が活動をやめないタイプ。ずーっと何か、考えちゃってるんですけど。ずーっと考えちゃってるのに、夜になると寝れるんです、凄い良く」
●凄いですね。その間も何かしらこう、考えが巡ってるな、って感覚があるんですか。
細美「寝てる時?」
●寝てる時。
細美「寝てる時は寝てますけど。あの、ずーっとホントに、何かをやって――何て言うのかな、思考が止まる瞬間がないクセに――あの、ほら、布団に入っても、もう頭がずっと活動してて寝れないことはないんですよね」
●へぇ。逆に考えてないと、落ち着かないっていう…
細美「何かね、あの…ほら、あの、何だっけ、メールを打ちながら、会話ができない…って言うじゃないですか。男の人って。あれの結構、酷い版。だから、こうやって今、HARUさんと話してる時も、他の事考え出したりすると、完全にこう、全然違う方に行っちゃったり、するんですよ」
●あぁ。
細美「だから、気をつけます」
●(笑)
細美「(笑)」
●あの、男って、割と1つのことに、何か1つのことしか集中できないところがありますけど、細美さんはいろんなことが同時にこう、いろいろ考えが起こってくる。
細美「ううん。ちょっとした考え事の方に行っちゃうと、例えば、ラジオ番組とか出てても、その、全然ここにいることを忘れちゃったりするんです」
●絶えず、1つなんだけど、それが次から次に、こう、いろんなモノが。
細美「そうなんです。はい」
●へぇー… そうなんすね。

●去年の5月に、ELLEGARDENっていうバンドがあって…
細美「っていうバンドがあって。よく知ってますけどね、俺、そのバンド」
●ですよね。正しく、細美さんが活動されてたバンドで。で、そのアルバムを作る時に、一応オフィシャルで言われてたのは、モチベーションとか、1つの作品に対するテンションがちょっと揃わなくなってきたっていう中で、ソロ活動っていうのを始めたワケですよね。微妙に違いますか?
細美「あ、微妙―に違うかもしれないね」
●あぁ、ホントっすか。
細美「でも、その…そこはあんまりこう、今、ここで2分とかで言える話ではないので」
●そこで1人で、活動されて、またバンドという形で今、活動されてるっていうことで。そこにやっぱり、バンドの質の違いとか、自分がやりたいモノの違いっていうのが、あるのかなって言うのが、ちょっとお会いした時に訊いてみたいと思ってたんですけど。
細美「あー、成程。あの、ELLEGARDENはもう、何だろ。あの4人、でしかない、もう、何て言うのかな…もう、あれで確定的に、結合してるんだけど。the HIATUSは、とにかくやりたいことは全部、関わってる人がやりたいこと全部やれる、凄い――何て言うのかな、フレキシブルな場、という大きな違いがまず、ありますね」
●そこで活動することによって、やっぱ出てくる曲とか、出来上がるモノっていうのも――
細美「全然違います」
●その辺の違いって、どういうところにあるなって、感じてます。
細美「俺が? どういうところにあるかなぁ… まぁ、うーん、難しいなぁ… 面白いね」
●(笑)
細美「えーっとね、何かなぁ…」
●いや、何か凄く、いろいろインタビュー記事読ませてもらったりすると、凄く深いところで、いろんなことを考えてる方だろうなぁ、と思って。
細美「俺が?」
●はい。そこを何かちょっと、訊いてみたいな、と思ったんですよ。
細美「成程。いや。そーだなぁ… the HIATUSはどっちかって言うと、メンバー1人1人がもう…何て言うかな、その1人1人でかなり――何て言うのかな、こう…依存し合わないで音楽をやる感じなんですよね。上手く言えてるかなぁ?」
●1人1人がやっぱりもう、軸みたいなのを持ってて。
細美「それぞれが、ちゃんと自分が軸にあって。そういうのが集まって。何か面白いコトやろーぜ、的な」
●なった時にやっぱ、軸をそれぞれが持ってると、合わさった時って、凄い力があるし。でも、ちょっと何かしたことで、相容れないようなポイントがあったりすると思うんですよね。そういうトコってないですか。
細美「あ、それはでも、アーティスト同士だから、ちゃんと。難しいなぁ。あの、作品を作るにあたっては、皆で1つのモノを作るワケで。そっちへ向かうから、その『いや、それはやめて』とか、そういうのはないですよ、全然」
●じゃ、そのいろんな個性の主張というのが、良いカタチで、ぶつかって、そして生まれたのが、今回の、この1stEP。
細美「――難しいね(笑) いや、何かね、結構…こう、そういうバシーンと、一言で言えない、からさ、創作活動って。あの、もちろん、深い話を訊いてくるのは嬉しいんですけど。尺がちょっと足りないかもね、話をするには」
●そうなんですか。
細美「うん」

●ひとまず、じゃあ、この尺内で話せる――明日、ライブがあります。その、どういうライブになるか、楽しみにしてる人もいるんで、その点も訊かせてもらっていいですか?
細美「あー。そう…っすね。その、初めてライブに観に来るっていう娘も、さっきメール貰ったじゃないですか。あの、何て言うのかな、そこでストレイテナーや俺達がやるライブっていうのは、何かスクリーンの向こうで、映画が流れてくるのを、観て、ワーッと思うのとか、そういうモノじゃなくて。元々、音楽てそういうモノじゃなくて。その、客席にいる人達、も、音楽の一部、なんですよ。これもね、なかなか難しいんだけど。ただ演奏してるモノを聴いて、どう?とかじゃなくて。俺達からすると、客席の皆が楽器だったりもするのね。その皆を凄い良い音で、鳴らしたい、と。音楽にはそういう力があるし。逆に言えば、俺達メンバーを演奏するのも、客席にいる皆がいたりするから、その、何て言うのかな。何か、そういうモノを観に行こうって言うよりは、その一部になる気持ちで。うーん…来てねって押し付けがましいコトでもないんだけど。だからまぁ、明日どういうライブにしようと思ってますかって、言われても、それは俺達だけで決めるモノでもないしな、という…感じ」
●成程。明日のその時間にどんな人達が来てっていうところで、初めてこう…
細美「そうそうそう。そこから探り合いながら、お互いのポイントを見つけ合って、昇り詰めていくモノだから。まぁ、ちょっとエロいですよね?」
●(笑) じゃあ、ライブって言っても、毎回、かなり違うライブになるってことですね。
細美「もちろん、もちろん。あの、全く同じライブは1回もないですよ、そりゃ」
●(笑) ファンが観に行った時に、反応とか聞いたりすると思うんですけど、その時、どんな声聞きます。
細美「あぁーっと、どういうコトかな? えーと、それはメールで来たりとか? あー… ごめん、ごめん。考え事してるワケじゃないんだけど」
●あの、自分も作ったっていう、充実感があったりとか、もしくは、そこにいながらにしても、また、それを観てるだけでも、結構楽しいと思うんですよね。そのthe HIATUSのライブの楽しみ方っていうのが、そういう声の中に、いろいろあるのかなぁっと思って。
細美「いろいろありますね」
●それは明日、行って、感じてくれ、と。一緒に作ろう、と。
細美「そういう、こう、何か『青春、イェーイ!』みたいな感じでもないんですけどね、音楽だからね」
●成程。すいません、いろいろ、僕、かなり力みすぎたところもあって。
細美「あぁ、大丈夫、大丈夫(笑) 全然そんなんなくて。すいません。俺が上手いコトまとめるように話せればいいんだけど、そういうの凄い苦手なんだよね」
●あのー、判るんすよ。言葉って、いろんな種類があって、凄い表現方法としてあるんですけど、その思いを言葉で詰め込もうとしても、それもまた無理、みたいなところがあって。だから、まぁ、百聞は一見に如かずと言うことで、僕は僕なりの感覚で、ライブを観てみたいなっていうことと。あと、新曲をね、またじっくり聴かせていただきたいな、と。
細美「はい。って言うか、また会いたいな、と思います」
●あぁ! ぜひ、時間があれば、呑みながら。
細美「あ、いいっすね」
●(笑) 福岡のリスナーにメッセージをお願いします。
細美「えーと、昨日、初日を迎えたBRAIN ECLIPSE TOUR。明日が2日目なんですけど、昨日の初日は――まぁ、とんでもなく楽しかったんで、明日はそれを超える1日にしようと思ってます。期待してて下さい」

 曲:the HIATUS「Insomnia」
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by p_and_l | 2009-11-19 22:39 | ラジオレポート

2009/11/15「BEAT CRUSADERS ~中洲産業大學学園祭~」・後編

前編→http://pointline.exblog.jp/12329089/
中編→http://pointline.exblog.jp/12334267/

これからお送りするのは、2009年11月15日(日)、FM FUKUOKAで19:00~19:30にオンエアされた「FM FUKUOKA PRESENTS イムズプレミアムトーク&ライブ BEAT CRUSADERS ~中洲産業大學学園祭~」という番組の一部です。
一部、内容を編集しておりますので、ご了承下さい。


椎葉ユウ(以下、「椎葉」)「この後はですね、学園祭と言えば、お約束とはこのことなんです。ミスターコンテスト(※注1)!」
田代奈々(以下、「田代」)「普通、ミスコンですよね?」
椎葉「ミスコン。ミスターコンテスト、略してミスコン」
田代「(笑) 略しますねー」
椎葉「しょうがないですもん。ビークルは全員、男ですからね」
田代「まぁ、そうですわね」


●続いてのミスターチョメチョメコンテスト、テーマはこちら!(ドラムロールが流れる)ミスターアブノーマルコンテスト。
全員「成程ー」
ケイタイモ「アブノーマルかぁ…」
クボタ「これはでも、良い質問だね」
ヒダカ「でも、だいたい絞られちゃったね」
カトウ「そうっすね」
●メンバーの中でちょっとね、一番普通じゃないの、こいつかな、とかね。一番変態はこいつかな、とかね。
ヒダカ「多分ね、胃下垂の2人、どっちかだね」
カトウ「あぁ、そうだね」
ヒダカ「間違いない」
ケイタイモ「胃下垂の2人ね」
カトウ「体が長いチームね。俺か?(笑)」
ヒダカ「シンキングタイムいらないです。もう、すぐ」
●じゃあ、参りましょう。皆さんが思うミスターアブノーマル。皆さん、挙げて下さい。どーぞ! ドーン!
観客「(笑)」
●お! ね。
○思った通りの(笑)
●クボタさん2人、あ、ケイタイモさん3人、と(笑)
クボタ「接戦ですね」
○(笑)
ケイタイモ「アブノーマル」
カトウ「お前も認めろよ、こうやって、お前」
ケイタイモ「あー、もう」
●良い勝負ですね。他の皆さんから訊きましょうかね。あの、マシータさん。
マシータ「見た目も変ですけど…」
ヒダカ「見た目『が』まず、変」
マシータ「あ、見た目がまず、変だし…」
ケイタイモ「お前に言われたくないわ、ホントに」
マシータ「そうだな、確かに(笑)」
ヒダカ「(笑)」
マシータ「あ…と、まぁ、音楽の趣味も、結構その、人が聴かないようなモノを凄く聴きたがるし」
●うん。
マシータ「後は…そう、あの、街に歩いている女性とか見かけると、やっぱ、お、何か可愛い娘がいるじゃない、とか言うじゃないですか」
●えぇ、えぇ。
マシータ「ケイタイモだけ必ず、違うんすよ!」
●(笑)
ケイタイモ「あれ? そう?」
○あー…。
マシータ「何か、系統、あれ?みたいな。結構、眉毛をちゃんと整えたりとか、している方とか、やっぱ綺麗じゃないですか。なのに、凄くノーマルに、って言うか、ゲジゲジの感じが、お好きだったりとか」
ケイタイモ「だから、毛むくじゃらが好きなんです」
ヒダカ「これは悪気はないんですけど、ケイタイモさんの一番の理想の女性って、現在の富田靖子(※注2)さんです」
ケイタイモ「はい」
マシータ「そうなんすよ」
○(笑)
ヒダカ「富田さん、綺麗です。可愛いですけども」
●えぇ。
○何か判った気がします。
ヒダカ「ね。現在の富田靖子さんが一番好き」
ケイタイモ「お前ら、引いてんじゃねぇからな」
●(笑)
ケイタイモ「ま、でも、趣味は、ちょっと変わってるんですけど、中身は普通の人間です(笑) はい、至ってね。至って普通の。ね」
●ということですけども、カトウさん、どうですか。
カトウ「はい。ケイタイモさんはですか。あのー、好きな女性のタイプと言うか、気になる女性のタイプ。えー、色白で、凄い、綺麗な女の子で、ひょっとしたら、脱いだら毛が凄いんじゃないかっていうね」
○(笑)
ヒダカ「毛フェチです」
ケイタイモ「誰か因みに、判るっていう人、いませんか、これ」
カトウ「そう。背中の毛とか濃そうだなぁっつって、共感できる方がいらっしゃいましたらー。共感できる方ー」
○いや、手挙げん、と(笑)
ヒダカ「いや、いても、手挙げないって」
マシータ「挙げづれーよ」
○挙げらんないでしょ。
ケイタイモ「ちょっと、お前ら、今日、全員、ブッ飛ばしていい?」
全員(笑)
ケイタイモ「いやいやいや」
カトウ「ホントはいるよね、中にね」
ケイタイモ「いるよね、絶対」
カトウ「いると思う。大変だね、坂東英二が100人相撲やったみたいな感じになっちゃうからね(※注3)。大変だよ、ケイタイモ、ホント」
ケイタイモ「そうなんすか、坂東さん」
カトウ「(坂東英二のモノマネで)ゆで卵!っつってね」
●有難うございます。
○(笑)
カトウ「あ、どーも、有難うございます」
●さ、そして、結構接してましたけど、クボタさん。
クボタ「はい」
●――は、ケイタイモさん、と。
クボタ「そうですね、まぁ、皆さんの言った通り。あと、彼は匂いフェチなんですけども」
●あぁ。ほぉほぉ。
クボタ「でも、匂いフェチの人はいっぱいいると思うんですけども、その好きな匂いの種類が、あの、例えば香水とかじゃなくて、その、体臭は体臭でもちょっと、こう…汗ばみがどうこうした感じって言うんですかね」
○(笑)
ヒダカ「要は、臭い匂いが好きだってことですね」
クボタ「そう。それに興奮するらしく、ですね。はい」
○はぁ…。
マシータ「気持ち、判らなかないけどね」
カトウ「でも、多分、ケイタイモは俺の汗臭い匂いがもう、ホント好きだろ?」
マシータ「男は嫌だろよ、お前」
○(笑)
ケイタイモ「何気に胸キュンかもしれない」
カトウ「そーかい? そーかい? 後でな」
ケイタイモ「あぁ(笑)」
●で、結局は、ケイタイモさんは白くて、脱ぐと毛が濃くて、臭い人が好きってことで、ね。
マシータ「凄い、何か、振り切った女性ですよね、ちょっとね(笑)」
ケイタイモ「ちょっと、ウチの嫁に申し訳ない気分になってきた」
マシータ「そうだね」
○そうですよ(笑)
●さぁ、そして、女性、奈々ちゃんの意見。
○はい。
●――は、クボタさん。
クボタ「何でですか?」
ケイタイモ「あー、でも、何か感じとったんじゃないですか、ちょっと、何か」
カトウ「変態を感じるんですか、やっぱ」
○あのー、見た目普通の人が、意外とアブノーマルだったりと。
●成程ー。
クボタ「ま、どう見ても、皆、格好は変態ですもんね」
○そうそうそうそう。
●鋭い!
○(笑)――じゃないかなぁ、と思って。同じクボタさんを挙げた、ケイタイモさん、どうです?
●そうですか?
ケイタイモ「えーっと…」
ヒダカ「単に、自分が嫌だったからじゃないすか?」
●(笑)
ケイタイモ「そーゆーことですね」
カトウ「消去法か」
●小学生みたいなことしますね。
ケイタイモ「いや、意外とアブノーマルすよ、理由は判らないけど」
●(笑)
カトウ「適当じゃねーかよ」
●いろいろ出ましたけども、じゃあ、決断していただきましょう。教授、どうでしょうか?
ヒダカ「はい。えー、ケイタイモで」
カトウ「早!」
○(笑)
ヒダカ「いや、もう、ね。あの、否定するとか面倒臭いんで。ケイタイモでいいです。はい」
ケイタイモ「ちょっと待て、ちょっと待て…」
ヒダカ「間違ってないです。理由は皆が言ってくれたからね」
○じゃ、もう見たまんまだっつーことですね、これ。
●そうですね。
○(笑)
●有難うございました。
クボタ「おめでとうございます」
●ミスターアブノーマルはケイタイモさんということで。
○おめでとうございますー。(観客から拍手)
●以上、中洲産業大學学園祭、ミスターチョメチョメコンテストでしたー。
全員「イェーイ!」


椎葉「中洲産業大學学園祭、盛り上がってきました(笑) 酷いです」
田代「(笑)」
椎葉「もう、こんな雛檀トークができるバンドはビークル以外、ないんじゃないかと思います」
田代「ホントにねぇ」
椎葉「ま、こういう感じでいきましたけど、やっぱり最終的にはね」
田代「うん」
椎葉「まぁ、あの…何て言うんですか」
田代「え?」
椎葉「やっぱり、バンド、ですからね」
田代「はい」
椎葉「当たり前ですけど」
田代「軽音楽部ということで」
椎葉「ま、学生なんで、軽音楽部のライブというふうに、一応言っておりましたけど、もちろんビークルの。ビークルのアコースティックライブだったんですね」
田代「そうなんです。全部で3曲、当日はやってくれたんですが(※注4)
椎葉「そうです」
田代「the Beatlesのカバーもね、披露してくれたんですけど。今日はどの曲が聴けるんでしょうか」


ヒダカ「今日は俺達の文化祭へようこそ!(観客から拍手)せっかくですね、今日はですね。皆さん、お越しいただいて。ま、お面の面白い人達、どんな音楽をやってるのか、気になる方もいらっしゃるかと思いますので、何曲か唄わせていただきますー。(観客から拍手)残念ながら、外にね、テレビ中継があるので、お面をしたままでございますが。このお面の素敵な素顔をですね、我々のライブで見れますんでね。気に入ったら、ぜひライブの方も遊びに来ていただけたらと思いますが。えー、まずは、今日のミスタードンズベリ、カトウさん」
カトウ「はい」
ヒダカ「はい。今日のお客さんの為に、まず何から1曲唄いましょうか」
カトウ「ヤッパリ、俺タチ、ホント、何ツッたら言いンだろ。ま、今回、俺タチ、ツアーでコッチに来てるワケだけドモ、何を出シタかと言うト…」
ヒダカ「タイム、タイム、タイム(笑)」
カトウ「キャラ、定めてナイ」
ヒダカ「はいはいはい」
カトウ「ダケドモ、エブリバディにお届けシタかったのは、9月23日に発売したバッカリのSingle『LET IT GO』を、まずは最初に、エブリバディと一緒に楽しみタイと思いマス。宜しくお願いシマス! 行くぜ!」

 曲:BEAT CRUSADERS「LET IT GO(アコースティックVer.)」

ヒダカ「有難う」


椎葉「どうだったでしょうか?」
田代「うーん。ホントに内容盛りだくさんで。イベントの後は、メンバー全員参加による握手会も、ありましたよねぇ。(※注5)最初から最後まで気の抜けない、ホントに楽しい学園祭でした!」
椎葉「はい。まぁ、あの、判っちゃいたんですけど、BEAT CRUSADERSというバンドの素晴らしさ、凄さ、改めて、感じさせてくれましたね」
田代「そしてまぁ、5人それぞれがもうホントに、盛り上げ上手と言うか」
椎葉「そうなんです」
田代「役割が判ってると言うか(笑)」
椎葉「あの、音楽もそうですけど、そこにいる人達を全員楽しませるにはどうしたら良いか」
田代「そうですね」
椎葉「ま、トークにしても全く手抜きをしない。自分達、音楽かっこいいからトークはねぇ、まぁ、だいたいでいいんじゃないとか、全くなくて。しかも、5人全員が、自分をどう活かして、どう楽しませるか、総ての局面で考えているという」
田代「判ってらっしゃいますね」
椎葉「凄いです。はい。というのの片鱗が感じられ、たでしょうか、ね」
田代「そうですね」
椎葉「これからも皆さん、BEAT CRUSADERSの音楽、そしてイベントも、中洲産業大學も応援していただけたらと思います!」


~解説~
※注1:ミスターコンテスト
司会進行が椎葉氏で、回答者はヒダカ氏以外のメンバーと田代氏の5人。
5人の評価を元に、最終的にヒダカ氏が選ぶワケです。
メンバー全員に、各メンバーのお面のイラストがついた紙に割り箸がくっついたパネルが用意されていて、それを挙げることになってます。
コンテストのテーマは2回ありまして、1回目はメンバーの中で誰が一番、漢(おとこ)なのか、でした。
ヒダカ氏とマシータ氏との接戦でしたが、ヒダカ氏の決断により、マシータ氏となりました。
理由の1つとして、父性が挙げられてましたね。

※注2:富田靖子
1969年2月27日生まれの女優。
余談ですが、過去の公式HPのSTAFF REPORTに、ケイタイモ氏は富田氏が好きである旨を書いてたんですね。
それがこちら→http://www.sonymusic.co.jp/Music/Info/beatcrusaders/staff/index.html(タイトル「2005.06.13 アタック2005@松本アレックス」の記事をご覧あれ)

※注3:坂東英二が100人相撲やったみたいな感じになっちゃうからね
2009年8月30日に放映された、24時間テレビ「愛は地球を救う」内の企画の1つ、「板東英二 69歳!炎の相撲 100番勝負!」から。
内容的には、坂東氏が若手お笑い芸人と相撲をして、100人倒すというもの。

※注4:全部で3曲、当日はやってくれたんですが
セットリストはこちら。
1.LET IT GO、2.GHOST、3.ひとりぼっちのあいつ(the Beatlesのカバーで、原題は「Nowhere Man」)

※注5:イベントの後は、メンバー全員参加による握手会も、ありましたよねぇ
今回の握手会・サイン会は、イベント入場ハガキのない方でも参加することができまして。
会場でBEAT CRUSADERSの音源を購入した方が、握手会・サイン会の対象となりました。
対象者の目印は、購入の際、音源を入れられた黄色のナイロン袋で、サインは購入した音源にしてもらいます。
音源の販売は開演前と、握手会・サイン会中にも行われてましたが、新譜「LET IT GO」は完売してましたね。
イベント終了後、一旦、観客は準備の為にホール内を出て、再入場する形で順番に並びました。
ステージ上に長テーブルが2つ用意され、右から左にケイタイモ氏、カトウ氏、ヒダカ氏、マシータ氏、クボタ氏が並び、この順にサイン・握手をいただきます。
また、ステージ右端には女性スタッフさんによる、絶妙なMCがずっと続いてて。
あや兵衛がステージに上がった際、何か、姿勢が良かったらしく、突如、その点に話題を振られたので、「えぇ、気合いが入ってまして」と、真顔で適当な返しをしました。
ホントは単に、隠れ猫背なので、意識して背筋を伸ばしてるだけなんですけどね。
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by p_and_l | 2009-11-18 23:20 | ラジオレポート