2009年 05月 03日
2009/05/01「The Request Show」※ゲスト:Nothing’s Carved In Stone
これからお送りするのは、2009年5月1日(金)、LOVE FMで16:00~20:00にオンエアされた「The Request Show」(※注1)という番組の一部です。
「●」の会話は番組ナビゲーターのものです。
一部、内容を編集しておりますので、ご了承下さい。
●これからの時間は、Nothing’s Carved In Stoneのメンバーを迎えて、お送りしましょう。まずは、1曲お送りします。
曲:Nothing’s Carved In Stone「Isolation」
●と、言うことで、今日はゲストにこの方をお迎えしています。まずは自己紹介を、宜しくお願いします。
生形真一(以下、「生形」)「はい。えー、Nothing’s Carved In Stoneのギターの生形です。宜しくお願いします」
●宜しくお願いします。初めまして、と言うことで。
生形「はい。初めまして」
●このNothing’s Carved In Stone、メンバー4人いらっしゃいますので、ぜひ、メンバー紹介もお願いします。
生形「はい。まず、ベースが日向秀和。で、ドラムが大喜多崇規。ボーカルが村松拓。と、俺の4人、です。はい」
●ぜひ、バンド結成について、生形さんから紹介していただきたいんですけど。
生形「はい、はい。あのー、俺がね、ELLEGARDENって言うバンドをやってるんですけど、それが去年の9月のライブで、活動を休止してるんですよ、1回。で、それで俺が新しくバンドやろうと思って。活動休止が決まったのが去年の春だったんで、その時に、えーと、まず、ベースのひなっちに声を掛けたのが始まりですね。はい。ひなっちって、ストレイテナーってバンド、やってるんですけど――」
●そうですね。
生形「うん。で、結構いろんなバンドを、実は他にもやってて(※注2)、何て言うんだろう、フットワークが軽いと言うか。で、ベーシストとして俺、凄く好きなベーシストなんで、1回一緒にやってみたいなぁ、と思って、連絡して。で、ひなっちも快くって言うか、あぁ、やろう、やろう、と言ってくれて。で、始まりですね、それが。で、俺、ドラムとか特に何もなかったんで、ひなっちに1人、紹介してもらったのが、今のドラム、大喜多崇規。オニイって言うんですけど。オニイを紹介してもらって、3人でまずは、スタジオ入って、みたいな、感じで始まりました」
●でも、まぁ、ボーカルがいない、という状態ですよね、この状態では(笑) ギターとベースとドラムはいるけど、っていう。
生形「はい(笑) それで半年ぐらいやってたんですよね。でも、俺もエルレのライブが、まだいっぱいあったし」
●あ、そうですよね。うん、うん、うん。
生形「そう、そう。で、ストレイテナーもライブとかあったから、月に1回、とか、2回とかでスタジオ入るペースで、半年ぐらいやってて。で、曲がどんどんできてきたんで、そろそろちょっと、本格的にボーカル探さなきゃ――元から、歌はあった方が、絶対良いと思ってたんで、探さなきゃな、って言って。いろいろ調べて、辿り着いたのが、今の村松拓っていうボーカリスト――ABSTRACT MASHっていうバンドを千葉でやってて。たまたま俺も千葉で、出身が一緒で。しかも、よくよく聞いたら、高校も一緒で」
●あら! 先輩・後輩みたいな、感じだったんですね(笑)
生形「はい(笑)」
●え、でも、村松君を発見したって言うか、彼じゃないと、っていう決め手と言うのはあったんですか?
生形「決め手は……やっぱ、ライブ観て、凄く――もちろん、最初は音源を聴いて、声が良いから、気に入ったんですけど。ま、ライブ観なきゃ判らないな、と思って。ライブを観に行った時の、そのね、何つったらいいんだろ、あの……俺は凄く必要だと思うんすけど、ボーカリストとかには。存在感とか雰囲気とか、その、何て言うんだろ、オーラみたいなもの?」
●カリスマ性みたいな、ね。
生形「そう、そう、そう。そういうものを凄く感じたんですよ。で、だから、もう、これはぜひ、一緒にやりたいな、と思って。その場で声掛けて」
●あ、でも、このボーカルの村松君もバンドをやってる状態じゃないですか。で、別のバンドのボーカル、やらない?って言われて。結構皆さん、大変な――何て言うんですか、2つバンドをやってたりとか、ね(笑)
生形「何か、いろいろ考えて、その、バンドやってない人とかね、探そうとも思ったんですけど、やっぱり、そりゃ、なかなかいないし。俺、バンド組むんだったら、もうホントに、この人じゃなきゃやだ、って人とやりたかったから。そりゃもう、だから、そこを、どっちを取るかっつったら、バンドやってても構わないから、一緒にやろうよ、って言って。一応、他のメンバーにも言って。ストレイテナーの他のメンバーとかにも(笑) 俺、仲良かったんで、電話して(笑) ちょっと、ひなっちと一緒にやりたいんだけど、とか言って。あぁ、全然いいよ、と。それは良かったですね」
●このバンド名、Nothing’s Carved In Stone。凄くインパクトがあるな、と思ったんですけど。これ、どうやってつけたんですか?
生形「これね、バンド名を決めてる時に、うちの事務所のスタッフに1人、アメリカ人がいるんですよ。ライアンって言うんですけど。そのアメリカ人がこの名前どう?って言って、持ってきた名前がこれなんですよ。これね、あの……モーゼですか、モーゼの十戒(※注3)――10個の規則みたいな、戒め。それを、その、話の中では、石板に書いてあったんですって、石に。石に彫ってあった、10個、やっちゃいけないこととか、そういうことが。だから、これはNothing’s Carved In Stoneって、何も彫られていない、から、要は、規則がない、ということ。そのバンドを始めるにあたって、凄く良い名前だな、と思って。うん」
●それこそ、自由に表現する、とか。そう言った意味で。あ、凄い可能性も示唆するようなバンド名ですよね。
生形「そう、そう。そうですね。これね、ライアンがもし将来、バンド組もうとしたら、つけようとした名前です」
●えー! それを譲って下さったワケですね、メンバーの皆さんに。良い人だ、ライアン(笑)
生形「(笑)」
●5月6日に、1stフルアルバム「PARALLEL LIVES」。こちらをリリースなさると言うことなんですど、どんな作品に仕上がりましたか?
生形「これは何だろ……やっぱ、音楽をやる以上は、って言うか、音楽って、その、楽器を使うけど、絶対に人の気持ちとか、エネルギーが込められると思うんですよ、どんな音楽でも、どんな楽器でも。だから、それをなるべく入れたって言うか、とにかく感情を、そのCDの中に込めたいな、と思って作った、そこが一番強かったすかね、気持ち的には。メンバー全員」
●歌詞が総て、英語なんですよね。ちゃんと横に、日本語訳もついてるので、どういった内容を唄ってるのか、っていうのも、もちろん、オーディエンスの方に判ってもらえる、と言うことで。あと、いろいろこだわった所とか、あると思うんですけど。
生形「こだわった所は、何だろ、えーっとね、今の時代って、割と、例えばね、特にリズムとかなんすけど、ドラムとか編集で、どうにでもできるんすよ。例えば、失敗しても、そこだけ直せるし。要はドラムを1個ビート叩いたら、これを延々と繋ぐことができる――機械的にできる、それを敢えて、やらない手法もあって。何かそれがね、もうここ10年くらい主流って言うか、ちょっとマニアックな話なんですけど、主流になってて。俺はそろそろ、それに流石に飽きてきたって言ったら、アレですけど、ここで敢えて、原点に帰ってみた方が良いんじゃないかな、って思って。もう一切、手直しをリズムに関してはしないで、ギターもそうなんですけど、要は一発録りって言うんですかね、うん。リズム隊はね。リズム隊は一発録り。で、その後はギターを被せて。まぁ、ギターもところどころは直したりしましたけども、基本的にもう、撮ったまんまで。撮ってるんですよ。そこが、こだわったかなぁ、て思ってて」
●だから、逆に、こう、何か温かみじゃないですけど、何かね――
生形「そう、そう、そう。そういう人間っぽさが、やっぱり絶対出てくると思ったんで。はい」
●あ、そういうことだったんですね! 凄く納得しました(笑) CDジャケットが、もう楽器が全面に出てる、メンバーはちょろっとしかない感じなんですけど(笑) ここもやっぱり、自分達の楽器を全面的に出したって言うのも、何かあるんですかね?
生形「何か、やっぱり、その、音で集まったメンバーって言うか、曲もセッションで作ってるんですよ。一から、ギターのリフから広げてってとか、ベースのリフとか、ドラムのビートから広げてって作って。そういうのを表現できたらいいなぁ、と思って。だったら、ジャケットをやっぱ、楽器を置いたのが良いんじゃないか、と思って。ちょっと、ごちゃごちゃにしてみたり」
●ツアーもスタートすると言った感じなんですけど、どうですか? メンバーの皆さん、スケジュールもいろいろ大変でしょうけどね(笑)
生形「スケジュールがね(笑) 結構大変で。これ今、実は、福岡から帰ってから、リハをがっちりとやるんすけど。はい。でも、楽しみですよ、やっぱり。最近、実は4人集まることが、あんま、なかったんで。2週間くらいなかったのかな? だから、会って、何かたまに会うのも凄い新鮮で、ね、そういうバンドっていうのも」
●そうですね。その時の気分で生まれる音楽というのが、ね。
生形「そうなんですよ。とか、アレンジとかもどんどん変えていきたいんで。凄く楽しみにしてます」
●この夏、忙しいですね。
生形「夏はですね、実は、まだまだ出たいと思ってるんですけども、フェス。はい」
●最後に、リスナーの皆さんに、メッセージをお願いします。
生形「はい。さっきも言ったんですけど、凄くエネルギーを込めて作ったアルバムなんで。ぜひ、機会があったら、聴いてみてもらいたくて。で、それを聴いて、気に入ってもらえたら、ぜひライブに遊びにきてもらいたいです。はい」
曲:Nothing’s Carved In Stone「Same Circle」
~解説~
※注1:The Request Show
LOVE FM(九州国際エフエム)で放送されているオール・リクエスト・プログラム。
毎週月~金の16:00~20:00に放送。
エア・ジョッキーはSakiko(月・水・金)と、Keesh(火・木)。
※注2:結構いろんなバンドを、実は他にもやってて
日向秀和が現在、所属するバンドは、ストレイテナー、FULLARMOR、Nothing’s Carved In Stone。
過去に、ART-SCHOOL、ZAZEN BOYSにも所属していた。
総てパートは、ベース。
※注3:モーゼの十戒
モーゼとは旧約聖書の「出エジプト記」に登場する人物のこと。
モーゼがシナイ山で神から与えられたとされる、石板2枚に記された10の戒律のことを、モーゼの十戒と呼ばれる。
内容は以下の通り。
1.私以外の何者も神としてはならない。
2.偶像を作ってはならない。
3.主の名をみだりに唱えてはならない。
4.週に一度は休日としなさい。
5.父母を敬いなさい。
6.何をも殺してはならない。
7.姦淫してはならない。
8.盗みを働いてはならない。
9.隣人のことを偽証してはならない。
10.他人の物を我物顔で扱ってはならない。
「●」の会話は番組ナビゲーターのものです。
一部、内容を編集しておりますので、ご了承下さい。
●これからの時間は、Nothing’s Carved In Stoneのメンバーを迎えて、お送りしましょう。まずは、1曲お送りします。
曲:Nothing’s Carved In Stone「Isolation」
●と、言うことで、今日はゲストにこの方をお迎えしています。まずは自己紹介を、宜しくお願いします。
生形真一(以下、「生形」)「はい。えー、Nothing’s Carved In Stoneのギターの生形です。宜しくお願いします」
●宜しくお願いします。初めまして、と言うことで。
生形「はい。初めまして」
●このNothing’s Carved In Stone、メンバー4人いらっしゃいますので、ぜひ、メンバー紹介もお願いします。
生形「はい。まず、ベースが日向秀和。で、ドラムが大喜多崇規。ボーカルが村松拓。と、俺の4人、です。はい」
●ぜひ、バンド結成について、生形さんから紹介していただきたいんですけど。
生形「はい、はい。あのー、俺がね、ELLEGARDENって言うバンドをやってるんですけど、それが去年の9月のライブで、活動を休止してるんですよ、1回。で、それで俺が新しくバンドやろうと思って。活動休止が決まったのが去年の春だったんで、その時に、えーと、まず、ベースのひなっちに声を掛けたのが始まりですね。はい。ひなっちって、ストレイテナーってバンド、やってるんですけど――」
●そうですね。
生形「うん。で、結構いろんなバンドを、実は他にもやってて(※注2)、何て言うんだろう、フットワークが軽いと言うか。で、ベーシストとして俺、凄く好きなベーシストなんで、1回一緒にやってみたいなぁ、と思って、連絡して。で、ひなっちも快くって言うか、あぁ、やろう、やろう、と言ってくれて。で、始まりですね、それが。で、俺、ドラムとか特に何もなかったんで、ひなっちに1人、紹介してもらったのが、今のドラム、大喜多崇規。オニイって言うんですけど。オニイを紹介してもらって、3人でまずは、スタジオ入って、みたいな、感じで始まりました」
●でも、まぁ、ボーカルがいない、という状態ですよね、この状態では(笑) ギターとベースとドラムはいるけど、っていう。
生形「はい(笑) それで半年ぐらいやってたんですよね。でも、俺もエルレのライブが、まだいっぱいあったし」
●あ、そうですよね。うん、うん、うん。
生形「そう、そう。で、ストレイテナーもライブとかあったから、月に1回、とか、2回とかでスタジオ入るペースで、半年ぐらいやってて。で、曲がどんどんできてきたんで、そろそろちょっと、本格的にボーカル探さなきゃ――元から、歌はあった方が、絶対良いと思ってたんで、探さなきゃな、って言って。いろいろ調べて、辿り着いたのが、今の村松拓っていうボーカリスト――ABSTRACT MASHっていうバンドを千葉でやってて。たまたま俺も千葉で、出身が一緒で。しかも、よくよく聞いたら、高校も一緒で」
●あら! 先輩・後輩みたいな、感じだったんですね(笑)
生形「はい(笑)」
●え、でも、村松君を発見したって言うか、彼じゃないと、っていう決め手と言うのはあったんですか?
生形「決め手は……やっぱ、ライブ観て、凄く――もちろん、最初は音源を聴いて、声が良いから、気に入ったんですけど。ま、ライブ観なきゃ判らないな、と思って。ライブを観に行った時の、そのね、何つったらいいんだろ、あの……俺は凄く必要だと思うんすけど、ボーカリストとかには。存在感とか雰囲気とか、その、何て言うんだろ、オーラみたいなもの?」
●カリスマ性みたいな、ね。
生形「そう、そう、そう。そういうものを凄く感じたんですよ。で、だから、もう、これはぜひ、一緒にやりたいな、と思って。その場で声掛けて」
●あ、でも、このボーカルの村松君もバンドをやってる状態じゃないですか。で、別のバンドのボーカル、やらない?って言われて。結構皆さん、大変な――何て言うんですか、2つバンドをやってたりとか、ね(笑)
生形「何か、いろいろ考えて、その、バンドやってない人とかね、探そうとも思ったんですけど、やっぱり、そりゃ、なかなかいないし。俺、バンド組むんだったら、もうホントに、この人じゃなきゃやだ、って人とやりたかったから。そりゃもう、だから、そこを、どっちを取るかっつったら、バンドやってても構わないから、一緒にやろうよ、って言って。一応、他のメンバーにも言って。ストレイテナーの他のメンバーとかにも(笑) 俺、仲良かったんで、電話して(笑) ちょっと、ひなっちと一緒にやりたいんだけど、とか言って。あぁ、全然いいよ、と。それは良かったですね」
●このバンド名、Nothing’s Carved In Stone。凄くインパクトがあるな、と思ったんですけど。これ、どうやってつけたんですか?
生形「これね、バンド名を決めてる時に、うちの事務所のスタッフに1人、アメリカ人がいるんですよ。ライアンって言うんですけど。そのアメリカ人がこの名前どう?って言って、持ってきた名前がこれなんですよ。これね、あの……モーゼですか、モーゼの十戒(※注3)――10個の規則みたいな、戒め。それを、その、話の中では、石板に書いてあったんですって、石に。石に彫ってあった、10個、やっちゃいけないこととか、そういうことが。だから、これはNothing’s Carved In Stoneって、何も彫られていない、から、要は、規則がない、ということ。そのバンドを始めるにあたって、凄く良い名前だな、と思って。うん」
●それこそ、自由に表現する、とか。そう言った意味で。あ、凄い可能性も示唆するようなバンド名ですよね。
生形「そう、そう。そうですね。これね、ライアンがもし将来、バンド組もうとしたら、つけようとした名前です」
●えー! それを譲って下さったワケですね、メンバーの皆さんに。良い人だ、ライアン(笑)
生形「(笑)」
●5月6日に、1stフルアルバム「PARALLEL LIVES」。こちらをリリースなさると言うことなんですど、どんな作品に仕上がりましたか?
生形「これは何だろ……やっぱ、音楽をやる以上は、って言うか、音楽って、その、楽器を使うけど、絶対に人の気持ちとか、エネルギーが込められると思うんですよ、どんな音楽でも、どんな楽器でも。だから、それをなるべく入れたって言うか、とにかく感情を、そのCDの中に込めたいな、と思って作った、そこが一番強かったすかね、気持ち的には。メンバー全員」
●歌詞が総て、英語なんですよね。ちゃんと横に、日本語訳もついてるので、どういった内容を唄ってるのか、っていうのも、もちろん、オーディエンスの方に判ってもらえる、と言うことで。あと、いろいろこだわった所とか、あると思うんですけど。
生形「こだわった所は、何だろ、えーっとね、今の時代って、割と、例えばね、特にリズムとかなんすけど、ドラムとか編集で、どうにでもできるんすよ。例えば、失敗しても、そこだけ直せるし。要はドラムを1個ビート叩いたら、これを延々と繋ぐことができる――機械的にできる、それを敢えて、やらない手法もあって。何かそれがね、もうここ10年くらい主流って言うか、ちょっとマニアックな話なんですけど、主流になってて。俺はそろそろ、それに流石に飽きてきたって言ったら、アレですけど、ここで敢えて、原点に帰ってみた方が良いんじゃないかな、って思って。もう一切、手直しをリズムに関してはしないで、ギターもそうなんですけど、要は一発録りって言うんですかね、うん。リズム隊はね。リズム隊は一発録り。で、その後はギターを被せて。まぁ、ギターもところどころは直したりしましたけども、基本的にもう、撮ったまんまで。撮ってるんですよ。そこが、こだわったかなぁ、て思ってて」
●だから、逆に、こう、何か温かみじゃないですけど、何かね――
生形「そう、そう、そう。そういう人間っぽさが、やっぱり絶対出てくると思ったんで。はい」
●あ、そういうことだったんですね! 凄く納得しました(笑) CDジャケットが、もう楽器が全面に出てる、メンバーはちょろっとしかない感じなんですけど(笑) ここもやっぱり、自分達の楽器を全面的に出したって言うのも、何かあるんですかね?
生形「何か、やっぱり、その、音で集まったメンバーって言うか、曲もセッションで作ってるんですよ。一から、ギターのリフから広げてってとか、ベースのリフとか、ドラムのビートから広げてって作って。そういうのを表現できたらいいなぁ、と思って。だったら、ジャケットをやっぱ、楽器を置いたのが良いんじゃないか、と思って。ちょっと、ごちゃごちゃにしてみたり」
●ツアーもスタートすると言った感じなんですけど、どうですか? メンバーの皆さん、スケジュールもいろいろ大変でしょうけどね(笑)
生形「スケジュールがね(笑) 結構大変で。これ今、実は、福岡から帰ってから、リハをがっちりとやるんすけど。はい。でも、楽しみですよ、やっぱり。最近、実は4人集まることが、あんま、なかったんで。2週間くらいなかったのかな? だから、会って、何かたまに会うのも凄い新鮮で、ね、そういうバンドっていうのも」
●そうですね。その時の気分で生まれる音楽というのが、ね。
生形「そうなんですよ。とか、アレンジとかもどんどん変えていきたいんで。凄く楽しみにしてます」
●この夏、忙しいですね。
生形「夏はですね、実は、まだまだ出たいと思ってるんですけども、フェス。はい」
●最後に、リスナーの皆さんに、メッセージをお願いします。
生形「はい。さっきも言ったんですけど、凄くエネルギーを込めて作ったアルバムなんで。ぜひ、機会があったら、聴いてみてもらいたくて。で、それを聴いて、気に入ってもらえたら、ぜひライブに遊びにきてもらいたいです。はい」
曲:Nothing’s Carved In Stone「Same Circle」
~解説~
※注1:The Request Show
LOVE FM(九州国際エフエム)で放送されているオール・リクエスト・プログラム。
毎週月~金の16:00~20:00に放送。
エア・ジョッキーはSakiko(月・水・金)と、Keesh(火・木)。
※注2:結構いろんなバンドを、実は他にもやってて
日向秀和が現在、所属するバンドは、ストレイテナー、FULLARMOR、Nothing’s Carved In Stone。
過去に、ART-SCHOOL、ZAZEN BOYSにも所属していた。
総てパートは、ベース。
※注3:モーゼの十戒
モーゼとは旧約聖書の「出エジプト記」に登場する人物のこと。
モーゼがシナイ山で神から与えられたとされる、石板2枚に記された10の戒律のことを、モーゼの十戒と呼ばれる。
内容は以下の通り。
1.私以外の何者も神としてはならない。
2.偶像を作ってはならない。
3.主の名をみだりに唱えてはならない。
4.週に一度は休日としなさい。
5.父母を敬いなさい。
6.何をも殺してはならない。
7.姦淫してはならない。
8.盗みを働いてはならない。
9.隣人のことを偽証してはならない。
10.他人の物を我物顔で扱ってはならない。
by p_and_l | 2009-05-03 18:24 | ラジオレポート