4/4(日)THE BACK HORN「KYO-MEI大会」at Zepp Fukuoka

ステージ正面には、「KYO-MEI TAIKAI」と書かれた黒地のフラッグが掲げてありまして。
開演前は、ステージの照明が薄暗かったせいか、どういったデザインなのかが、よく判りませんでした。
頭蓋骨に角が生えたデザインか、心臓に炎が揺らいだデザインなのかと、いろいろ考えていましたけどね。
フラッグ上部に描かれてあった鳥に気づくのも、えらく遅かったです。
偶然、あや兵衛の近くに、THE BACK HORNのファンと思しき2人組の女の子がいらっしゃって。
あのフラッグは、4月1日・2日のKYO-MEI大会にもあったことを、親切に教えて下さった挙句。
あのデザインは何なのか、と試しに訊いてみたら、彼女等は水牛の頭部のようなモノと答えてくれました。
因みに、今回のツアーTシャツのデザインでもあるそうです。
あと、開演前のSEが、開場して約20分後にようやく流れました。

全国のおとまにの皆さん、こんにちは。
あや兵衛こと綾部かづきです。

■YOUR SONG IS GOOD
メンバーは、サイトウ "JxJx" ジュン(Organ&Vo.&Synthesizer&Percussion)、ヨシザワ "モ~リス" マサトモ(Gt.&Cho.&Percussion)、シライシ "シライシ" コウジ(Gt.&Cho.)、ハットリ "ショ~ティ" ヤスヒコ(Trombone&Cho.&Percussion)、タカダ "ダ~タカ" ヒロユキ(Ba.&Cho.)、タナカ "ズィ~レイ" レイジ(Dr.)の6人です。
メンバーの立ち位置は、文章で説明するには、少々ややこしいですが。
前列においては、左側にシライシ氏、中央にサイトウ氏、右側にヨシザワ氏で。
中列においては、シライシ氏とサイトウ氏の間にタカダ氏で、サイトウ氏とヨシザワ氏の間にハットリ氏です。
但し、ハットリ氏の場合、彼のマイクが前列のヨシザワ氏のマイクの隣にあるため、コーラスの際は前に出ますけど、演奏の時はやや後ろに下がっておりました。
後列においては、ハットリ氏の後ろ辺りにタナカ氏で、ドラムセットの向きが中心になっていました。

「YOUR SONG IS GOODです。宜しくお願いします!」のサイトウ氏の声に続いて、メンバーが一斉に音を鳴らすことで、スタートしました。
なんと、1曲目からサイトウ氏が、観客ブースに背面跳びでダイブ。
初手からの予想外の展開に、観客も驚かされたようです。
が。
最初のMCの際、マイク片手に、ステージ前に近づくサイトウ氏に、最前列の観客さん等から、ドえらい指摘が。
なんと、彼のパンツのファスナーが全開でありました。
全くもって気づいていなかったサイトウ氏、「ホントに有難う」と、頭を何度も下げながら謝辞。
おかげで、本来ここで話されるMCが、次のMCへと回されてしまいましたが。
実は、このファスナー、メンバーの入場する時点で、既に全開でした。
しかも、自分の立ち位置に戻る際、ステージ前に置かれていたスピーカーに足を引っ掛けて、バランスを崩したと言う。
なんてハプニング大魔王。

で、肝心のMCの内容ですけども。
都内某所で、サイトウ氏が菅波氏の姿を見つけるも、声をかけるのも何だからと、一定の距離を保ちながら、後ろを歩いていたそうで。
それに対し、観客から「ストーカー!」と言われ、「そうだね」と、あっさり肯定するサイトウ氏。
曰く、その時の菅波氏に対し、彼の持っていたギターが裸だったのか、それとも、彼自身が裸だったのか、と。
彼の後ろ姿から、そんな印象を強く感じたことに、「イイよね」と、笑顔でシメてくれました。

前述の観客ダイブですが、サイトウ氏はもう1回やっています。
他にも、マイクに機材とぶつかる音が入りながらも、オルガンを台ごとステージ後ろへ移動させ。
アンプの上によじ登り、「キョウメイ大会!」と叫んだ後、飛び降りて、オルガンを鳴らすというパフォーマンスを見せてくれました。
その時、2名のスタッフさんが素早く、サイトウ氏が乗る際に落ちたタンバリンを回収して。
アンプをしっかり支えてあるという、素晴らしきサポートがありました。

パフォーマンスと言えば、ヨシザワ氏も凄かったですね。
ドラムセットの前に設置されていたミニドラムを叩くのですが。
序盤にして、彼の持っていたスティックが反動で、大きく弧を描いて客席に飛んでいきました。
だから、それ以降はスティック1本での演奏でしたよ。
ラスト曲では、ハットリ氏とぶつかりながらも、ステージ前に来て、上体を大きく後ろへ仰け反らせてプレイしましたし。
また、サイトウ氏のオルガンにギターを置いて、シンバルをスタンドごと移動させれば。
彼もバスドラムから飛び降りて、シンバルを鳴らす形で、見事なラストをキメてくれましたね。
残りのスティックも観客ブースに投げられたのは、良いとして。
ギタースタンドを逆さまに担いでステージから去っていくヨシザワ氏の姿は、流石に理解に苦しみました。

あや兵衛的に、メロウな曲の際、メンバー各自に当てられたスポットライトと、ハットリ氏のモンキーダンスが印象に残っております。


■ACIDMAN
メンバーは、オオキノブオ(Vo.&Gt.)、サトウマサトシ(Ba.)ウラヤマイチゴ(Dr.&Cho.)の3人です。
メンバーの立ち位置は、前列において左側にサトウ氏、右側にオオキ氏で、後列の中央にウラヤマ氏でした。

登場SEに観客の声が飛び交うも、一瞬の静寂が走り、オオキ氏のギターによる力強い一音が会場内に響くことで、端を発しました。
1曲目は、お馴染みの曲の前奏に、観客の喜ぶ声が上がること、上がること。
サトウ氏も初手から、ステージ前に来てくれて、観客を煽り。
演奏しながら、上体を激しく前後に揺らすため、彼のキャップは1曲目にして、床に落ちてしまいました。
因みに、彼のキャップはスタッフさんが回収して、アンプの上に置かれました。

最初のMCではマイク片手に席を立つウラヤマ氏から、簡単な挨拶をば。
そして、THE BACK HORNに対し、KYO-MEI大会に参加させてもらったことに謝辞を述べた後。
観客に向けられた「キョウメイし合って下さい」との台詞に、観客は声を上げて答えます。
おかげさまで、ACIDMANのステージにて、ダイブが発生しました。
前半が、比較的アッパーチューンが多かったせいでもありますが。

また、最近の曲だけでなく、昔の曲も披露してくれて。
あや兵衛個人的に、「波、白く」が非常に嬉しかったです。
うん、確かに、興奮で脈は速くなりました。

ACIDMANのステージは、照明による視覚効果も大きかったですね。
照明で赤く染まるステージは綺麗でしたが。
曲の間奏で、青と白の照明が交互に点滅する中で。
メンバー全員が中心を向き合っての、躍動感溢れるプレイには、とても興奮しました。

中盤では、メロウな曲も含まれて。
アッパーチューンの時の、会場の雰囲気が180度変わりまして。
凛とした音が会場を包み、曲が終えた後の空気と言いますか、余韻と言いますか。
それを毎回、体感する度に背筋が震えますね。

後半にて、MCがオオキ氏のターンに。
THE BACK HORNとは、昔から付き合いがあるACIDMAN。
「音楽のジャンルは違えど、姿勢や様(さま)に共感――いや、共鳴するところがある」と、わざわざご丁寧に言い直して。
「良い関係でいましょう」と、メッセージを送りました。
YOUR SONG IS GOODは、曲は知っていたけれど、対バンをするのは初めてだったそうで。
ライブの様子を観たオオキ氏曰く、「たまげた。かっこいい」。
そして、「大人のドロドロしたモノに抗う為にも、中指立ててライブをやっていく」と。
最後は観客に対し、アツい意気込みを見せてくれましたね。

因みに、今回はマイクスタンドは用意されてあったものの、サトウ氏によるMCはありませんでした。


■THE BACK HORN
メンバーは、山田将司(Vo.)、菅波栄純(Gt.)、岡峰光舟(Ba.)、松田晋二(Dr.)の4人です。
メンバーの立ち位置は、前列において左側に岡峰氏、中央に山田氏、右側に菅波氏で、後列の中央に松田氏です。

まるでミサを彷彿とさせるパイプオルガンの音色で、ステージが始まります。
すると、曲調が変わり、観客が手拍子でメンバーを迎えました。
立ち位置についた山田氏が、マイクを手にとって、マイクスタンドを後ろに下げる傍ら。
入場時既に、ギターを抱えていた菅波氏は、マイクスタンドのマイクの高さを下に下げて。
始まったイントロに観客の声が上がり、鳥獣戯画の宴が始まりました。
ダイブなんざ、息を吐くように当たり前であって。

MC担当の松田氏も、マイク片手に起立して。
最初の挨拶の際には、感覚や本能に響くような音楽を作っていることを伝え。
福岡最終日と言うことで、「福岡魂を見せて下さい!」と、煽られた観客は大いに答えます。
おかげさまで、「福岡!」と、観客と共に熱の入った叫び声が上がりましたね。

別のMCでは、YOUR SONG IS GOODの疑惑を晴らさないといけない、と。
松田氏から指摘された菅波氏は、「違う、違う」と、マイクなしで答えます。
本人の弁明により、その時の彼は裸足だったことが判明しました。
何故、裸足だったのか、修行の一環だったのか、いろいろ疑問はあれど。
松田氏曰く、この点についてあまり追及すると、菅波氏はあまり言いたくないそうで、嫌な顔をするとのこと。
また、YOUR SONG IS GOODとの関係は、菅波氏だけに留まらず、彼の弟氏にもあったことが判りました。
弟氏もバンドをやっていて、昔、サイトウ氏のお世話になったそうで。
それらを踏まえた上で、YOUR SONG IS GOODに今回の出演に、感謝の意を述べました。

対するACIDMANは、10年近く仲良しで、仲間とも思っているとのこと。
新曲を聴いたり、ライブを観る度に、頑張らないといけないとも思うそうで。
お互いに刺激し合える関係であることが、よく判りました。
その誠意は、最後に「これからも宜しくお願いします」と、頭を下げる松田氏の姿で、見て取れましたね。

山田氏がステージ中央最前にあるスピーカーに、片足を乗せて前のめりに唄う傍ら。
後ろの守りは任せとけ、みたいな感じで、菅波氏と岡峰氏が松田氏の方を向いて、演奏するシーンがありました。
因みに、その時見えた、山田氏の足の血管の浮き上がり具合は、凄かったです。
逆に、前列メンバー全員が、それぞれの立ち位置の前にあるスピーカーに乗ることもありましたけど。
あと、山田氏はやたら、ステージ前に出てくるかと思いますけど。
場合によっては、ドラムセットの後ろまで行っちゃいますよ。

しかし、極めつけは終盤でしたね。
菅波氏がステージ中央最前にあるスピーカーに座って、演奏していると。
後ろから近づいてきた山田氏が、菅波氏の背後で拳を突き上げます。
しかも、山田氏が菅波氏の肩によじ登って、肩車をしようとしますが。
残念ながら、合体失敗に終わりました。
恐らく、肩によじ登ってきたことに気づいた菅波氏が彼なりの気遣いで、上体を下げたものの。
それが逆に、山田氏のバランスを崩してしまったかと思います。
肩車が完成したらしたで、一体どうなっていたのやら。

アンコールは、1回だけありました。
再登場した際には、ちゃんと前列全員分のマイクスタンドが用意されましたけど。
やっぱり、山田氏はスタンドを後ろへ下げてのハンドマイク。
菅波氏は後半途中に髪留めのゴムを取ったから、そうでもなかったものの。
山田氏と岡峰氏に至っては、汗で濡れた髪は、まるで頭から水を被ったのようでした。
因みに、岡峰氏はスピーカーに乗ったと思いきや、ベースを片手で持ち上げるわ。
ステージ前ギリギリまで、上体を乗り出すため、スタッフがマイクスタンドを彼の口元に持ってくるわで。
最後の最後で、アクションが凄かったです。


~今回のまとめ~
・一応、話には聞いていたものの、サイトウ氏の首にレイが下げられていなかったことに、少し驚きました。そりゃ、最後にライブを観たのが、2006年のBEAT CRUSADERSとの対バンでしたから。
・THE BACK HORNのステージの際、会場2階の通路にて、オオキ氏やYOUR SONG IS GOODのメンバー数名ほど、姿を見かけました。
・岡峰氏のアンプに描かれていた、斎藤杢之助の切腹の絵がかっこいいと思った分、機材に置かれていた広島カープのユニホームを着たぬいぐるみとのギャップには驚きました。彼が広島出身であったことを、改めて思い知らされました。
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by p_and_l | 2010-04-15 21:31 | ライブレポート

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