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九州サンド。

前回の体調不良に引き続き。
これとは別に風邪を併発させたようで。
風邪薬を服用して、ライブへ向かいました。
そして、今回、同行する相方と共に、鉄板焼きとビールで腹を満たして、いざ出陣です。

全国のおとまにの皆さん、こんにちは。
あや兵衛こと綾部かづきです。

■7/9 COOL! or CRAZY!? supported by McDonald's Kyushu Real-eyes at 天神VIVRE HALL

ビブレホールとは何処ぞや?
というように、今回、初めて行く場所でして。
西鉄福岡駅の渡辺通りを挟んだ前、天神ビブレビル8階にございます。
もっと言うなら、8階のHMVの一角と言うべきでしょうかね。
因みにキャパは250人。
あや兵衛は入口で思わず、少なっ!と漏らしてしまいました。

中に入ったら、ほぼ全員の観客が座って待機する姿に目を疑いました。
こんな光景、生まれて初めてです。
朱に交われば、赤くなるというように。
座ってしまえば、違和感など何てことありません。
むしろ、立ちっぱなしより良いですな。

1st.STAGE The Fuzz Picks
何せ、今回、初めて知ったバンドでして。
ライブ直前まで、「ザ・『ヒューズ』ピックス」とホザいておりました(大謝罪)。
正しくは「ザ・ファズピックス」と発音します。
Vo.&Gt.チダトモコ、Gt.白澤修、Ba.白川義記、Dr.&Cho.フカミタケシによる北九州市発の4ピースバンドです。

ライブタイトルの「Cool! or Crazy!?」において。
「Cool!」はhare-brained unityが担当。
「Crazy!?」はANAが担当。
じゃあ、The Fuzz Picksは何の担当か?
それは「or」
…ということをMCでチダ嬢は仰ってましたが。

いやいや、そんなことありまへんがな。

チダ嬢の衣装が一見、朝日を醸し出させるようなデザインのワンピースを着ておりましたが。
本人曰く、毛布のような生地でできてるため、暑い、と。
確かに、そのレトロちっくなデザインは一体、何処で入手したのか不思議ですが。
相方の予想、しまむら。
あや兵衛の予想、ドン・キホーテ。

言っておきますが、悪意は微塵もないです。

あと、あや兵衛的にチダ嬢が使用したギターの形にえらく興味をそそられました。
まるで、チューリップのような形なんですけど。

曲を聴いていて、チダ嬢の声が心地良くて。
勝手ながら、ポップなイメージが非常に強かったですが、ベース音が際立って面白かったです。
最後の曲のフレーズが印象的で一番好きでしたね。
初めて聴いたにも関わらず、そこまで肩の力を入れなくても、自然に聴き取れる、それがあや兵衛にとっての初のThe Fuzz Picksでした。

それにしても。
Ba.の白川氏は白の長袖シャツ姿で、暑くなかったでしょうか?


2nd.STAGE hare-brained unity
ようやく生の音が聴けて、感無量でしたね。
初めてヘアブレの音源を聞いた当時の衝撃が、この初めてのライブで甦ったような感じです。

Gt.吉田氏による、はにかみながらの物販宣伝。
Tシャツ、CDなどなど。
一通り、宣伝が終わったかと思いきや、Ba.和田氏が言葉を続けます。
吉田氏が着用しているメガネ、1,000円。
吉田氏が着用しているネックレス、500円。


無論、非売品。
でも、ヨシダメガネと言うと、実際に何処かのメーカーであったような気がしたので、あや兵衛としては苦笑いしかできませんでしたが。

何故か、ヘアブレは、ライブ当日の2日前から、福岡入りをし。
その前日はカラオケに行き、湘南乃風「純恋歌」を唄ったそうで。
全然、俺等は純じゃないけどと、自虐的ツッコミは和田氏によるものです。

やっぱ、ギターが2人いると。
音源を聴いていて、誰がどのパートを演奏しているのか、気になるんですよ。
そうなると、Vo.&Gt.布谷氏を見たり、Gt.吉田氏を見たりと忙しないですが。
でも、布谷氏が想像以上に、身長が高くて驚きました。

音源とライブじゃ、曲の印象が全然違うというケースがあるとは思いますのが。
今、こうして思い出してみても、そこまで音源とライブでの音の違いに意識してなかったですね。
不思議と。
良い演奏であることに越したことはないですよ。

Ba.和田氏がMC中に高らかに言った、カステラ魂。
しかと拝見させていただきました。


3rd.STAGE ANA
「ANA」と書いて、「アナ」と呼ぶ。
何処かの某航空機会社と間違えらるのは、もうお約束かもしれませんが。
Vo.,Gt.&SAMPLER大久保潤也、Gt.&Cho.大内篤、Dr.野間博光による福岡発の3ピースバンドです。

このライブが初めて…というわけじゃありませんでした。
雑誌ROCKIN’ON JAPANで記事は読みましたし。
タワレコでアルバムをちょっと視聴もしました。

サンプラーを使用するだけあって、狭いステージに様々な機材が並べられる中。
違和感があるのは、ステージの真ん中に置かれた小さな木製の台。
これは一体、どういう意味が?と不思議に思っていたら。
まさか。
空襲警報のようなサイレンでライブが始まると思いませんでした。
まさか。
大内氏が長袖パーカー姿(キャップを着用した上で、フードも着用)で拡声器持って、登場するとは思いませんでした。
まさか。
その木製の台に乗って、拡声器を構えて観客に向けるとは思いませんでした。
まさか。
その際、バランスが悪かったせいか、大内氏が台から落ちるハプニングまで起こるとは思いませんでした。

このライブはMcDonald's Kyushu Real-eyesがサポートしてるだけあって。
何と、ANAはラジオにてマクドナルドのCMに出演することが決まったそうで。
マクドナルドから届いたCMの企画書に目を通した際、その中で「貴方がI'm lovin' itと思う時はどんな時か?」という質問に。
そんなのないよ、とあっさり、ばっさり言い切る大久保氏。

しかし。
今回のライブで野間氏はオレンジ色のラグランTシャツを着用していて。
偶然見たTVで大塚愛が同じTシャツを着ているのを見た時。
野間氏は大塚愛が好きなんだなぁ、と大久保氏は思ったそうで。
即ち、I'm lovin' it。

あと。
彼等のパフォーマンスも半端じゃなかったです。
例の台に乗った大内氏の右手に持ちたるは、何とmakita製電動ドリル
左手でギターのコードを押さえたまま、ドリルを使ってギターを演奏する前衛的ギタープレイを披露してくれました。

ANAのサウンドは懐かしい印象を覚えて。
何と言うか、バブル全盛期時代のポップミュージックを彷彿とするような感じで。
大久保氏の声が若干、高めで、少々馴染めなかったのですが。
聴いていくうちに、その違和感はなくなってしまいました。
声だけを意識して聴くのではなく、ありとあらゆる音全体で楽しむものだなぁ、と思いました。


このライブで、ちょっとした良き思い出もできました。
ヘアブレのVo.&Gt.布谷氏が使用したのは、ギブソンのSGで。
初めてそのギターと対面した感動を相方に伝えようとしたら、隣にいるはずの相方がいない。
何処に行ったのかと、後ろを見たら、複数の女性に囲まれておりました。
何事だ?と思ったら。
相方は何故か今回、この間のストレイテナーのライブで購入したツアーTシャツを着ていて(同じ長崎出身だから、とは本人談)。
そのおかげで、会場にいるテナーファンを釣り上げてしまっていました。
突然のことに、少々動揺している相方の姿が面白かったので、助け舟も出さず、そのまま暫く、あや兵衛、遠巻きのフリなんかしてみました。
群がる女性の中の1人、わざわざ長崎から来た女性といろいろとお話しする機会を得まして。
流石、長崎出身のせいか、ヘアブレのライブによく参戦してあって。
このライブはヘアブレが目的ですか?と訊かれ、大きく頷いた後、貴女もですか?と返したら、実はANAなんです。と笑顔で、大どんでん返しを見せてくれました。
その可愛らしい笑顔がツボに入ったあや兵衛は、彼女に一番前の場所を譲りました。
その女性は非常に気さくな方で、ANA初体験のあや兵衛に、ANAのライブの概略を教えて下さいました。
感謝です。

今回のライブは機材セットまで、それぞれバンドのメンバーが全員、やっていて。
グッズ販売にもメンバー自ら販売してました。
残念ながら、時間の都合上、アンコールは行われず、ライブが終わると、すぐさま退場を余儀なくされました。
ライブ終わって、ゆっくりアンケートを記入して、グッズを見ようと思ってたのが、総て駄目になり。
ビブレビルを出る際は、本来ならば従業員など関係者が利用する裏通路を通り、エレベーターを使うなど、ちょっとした裏側が見れて、得した気分で。
恐らく、今日ライブがあってたなんて知らない、ビルの従業員の方々は、我々を不思議な目で見てたと思います。

今回のまとめ。
ライブ前に、鉄板焼きを食べたにも関わらず。
空腹を訴えた相方がマクドナルドに行こうと提案。
そこまで空腹じゃなかったあや兵衛は、ポテトだけ購入しましたが。
食べれば、意外と食が進むもんだと、黙々と口に運びつつ、半分ほど食べた頃に、あることに気がつきました。
あぁ、だから、マックか。
こんなところで、ライブの余波が来るとは。

今回のBGM:Weezer「Hold Me」
ANAにはぜひ、マックのCMの次はmakitaのCMを。

by p_and_l | 2006-07-16 22:54 | ライブレポート

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