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新エネルギー資源。

気がつけば。
ここのカウンターが1万を超えていて。
こんなトコに足を運んでいただいて、本当に有難うございます。

全国のおとまにの皆さん、こんにちは。
あや兵衛こと綾部かづきです。

■11/24 BRAHMAN Tour "energeia" at Zepp Fukuoka
会場の入口でモッシュ・ダイブなどの危険行為を控えるよう、太字マジック(恐らくポ●カ)で手書きの看板を目にした時。
これほど看板の内容が無意味に近いものだと思い知らされたことはありませんでした。
それと同時に。
今回、初めてBRAHMANのライブに参戦するあや兵衛にとっては、是が非でも覚悟しなければならない状況に立たされていることを自覚しました。

Zeppでワンマンでも開演が19時30分とは、少々遅いのではないでしょうか?
開場1時間前に始まったグッズ販売に並ぶ長蛇の列を眺めては。
徐々に周囲が薄暗くなる中、ひたすら寒さに耐えておりました。

客層はやはり男性が多かったですね。
チケ番号が100番台だったんで、比較的前の方にいましたが。
見事に男性に囲まれました。
あと、会場で開演まで観客が座って待つという光景に驚きました。
Zeppでこんなのアリですか?

こんな緩いプロローグにも関わらず。
突如、スクリーンに映し出された、曼陀羅を髣髴とさせるような映像に観客から歓声が上がります。
そして、スクリーン代わりのカーテンが上がれば、BRAHMAN登場。
TOSHI-LOW (Vo.)、KOHKI(Gt.)、MAKOTO(Ba.)、RONZI(Dr.)からなるロックバンドです。
1994年結成と歴史は長いものですから。
それだけ熱心なファンがいるのは判ります。
だからこそ、1曲目から激しいモッシュとダイブが襲ってくるのも許容範囲なんでしょうな。

あや兵衛がBRAHMANに魅了された要因の1つが、TOSHI-LOW氏の声でして。
力強くも伸びのある声は、聴いてて気持ちいいですね。
それに何よりかっこいい。
こう、何かが違うと、すぐに察知できるほどのオーラを放ってますからね。
あと、このライブに来るまで、TOSHI-LOW氏のパートはボーカル・ギターとばかり思ってました。
ギターが余計でしたね、すいません。

ライブというのは。
曲間にMCが入るのはごく自然なことですけど。
BRAHMANにはMCというMCは存在しません。
唯一、喋ったのがTOSHI-LOW氏の「次は新曲です」のみ。
曲同士のインターバルがあまりないため、興奮状態が否応なしにずっと続いていくので。
息を抜くタイミングが掴めず、戸惑っていたあや兵衛も。
一線を越えれば、人はどんな世界にも飛び込んでいけることを悟りました。
つーか、BRAHMANの迫力を前にゼロの領域まで軽く行けそうですね。

その証拠といっては何ですが。
あや兵衛の近くにいた男性が肩で大きく息をしながら、頭を垂れていたので。
大丈夫ですか?と思わず声をかけると、彼は何も喋らず、手を横に振るばかり。
倒れたりしないかと不安になったが、彼は曲がサビにあたると、スイッチが入ったかのように、モッシュの中に果敢に挑んでいました。
そして、また暫くして戻ってきて、休んで、またモッシュの中へ。
見事なリピートでした。

アンコールにて。
メンバーが登場すると、会場からは一斉に「有難う」の声が凄くて。
しかも、TOSHI-LOW氏が客席にダイブし、肩車になるわで、会場内の熱気は相当ピークに達してました。
因みにこの時、TOSHI-LOW氏は上半身裸でしたけど。
腹部あたりのラインが綺麗で、えらく感心してしまいました。
あと、まさかのダブルアンコールには驚きました。
ホント、有難うです。

~今回のまとめ~
・今回のツアータイトル「energeia(エネルゲイア)」とは、energyの語源とされる言葉で、ギリシャ語で「現実性」「現実活動」の意味を持つそうな。
・装備が長袖のTシャツというのは甘く見てました。肩から胸にかけて汗で変色しちゃって、そりゃあ、もう。
・Zepp Fukuokaの近くにあるBEAUX-ARTS(ボザール)という雑貨店が好きだ。しかし、そう滅多には来ないという理由で、ポイントカードを勧められる度に申し訳なく断っている。
・あんな1児のパパはずるいと思ふ。

今回のBGM:なし。
このenergeiaの言葉をきっかけに、ギリシャ哲学について少々かじろうか、と。

by p_and_l | 2006-12-26 23:28 | ライブレポート

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