人気ブログランキング | 話題のタグを見る

the band apart「alfred and cavity」

夕食のカレーライスに。
スプーン大さじ1杯のハバネロをかけて食べようとしたら。
アンタ、馬鹿じゃないの!?と。
真顔で母から人権侵害を受ける。
ひどいや。

全国のおとまにの皆さん、こんにちは。
あや兵衛こと綾部かづきです。

the band apart「alfred and cavity」_f0042928_19384483.jpg・種類:CDアルバム
・発売日:2006年10月4日
・レーベル:asian gothic
・規格品番:ASG-007
・価格:2,835円(税込)
・収録曲
 1.72
 2.Still awake
 3.SOMETIMES
 4.the same old song
 5.headlight is destroyed
 6.Circles and Lines
 7.led
 8.Stanley
 9.stereo
 10.beautiful vanity
 11.Can't remember
 12.KATANA

料理とはアイデアだな、とつくづく思います。
呑みに行ったとあるお店は、創作料理を主としていて。
和・洋・中ミックスと、メニューが見事に国際交流してました。

そんな中で。
茶そばを使ったサラダが出てきた時。
何故、茶そばなのに野菜がついてるのか。
何故、茶そばなのにドレッシングがかかっているのか。
確かに茶そばの緑で彩りが綺麗だけど。
茶そばはシンプルに麺つゆで食べた方が、断然美味しいのに、と思いながら、口に運びました。

ら。

それは茶そばじゃなくて、実は細い茶うどんだと判って、衝撃を受けました。
しかも。
これはこれで美味しいから非常に悔しい。
悔しいけど、非常に美味しい。

まぁ、素材をちゃんと判った上で、こういった料理ができたんでしょうね。
野菜と麺とそれぞれ、一見シンプルな素材は組み合わせれば。
ものの見事に大変身を遂げるワケですな。

要は何が言いたいか、と。

今回のこのthe band apartの3作目のアルバムは。
これでもか!これでもか!と音を複雑に複雑さを重ね、1つの素晴らしい作品に仕上がってるんですよ。
初めてこのアルバムを聴いた時、あまりにもコアな音に驚きました。
そのせいか、最初は受け入れがたいものがあったけど。
適当ながらも繰り返し聴いていくうちに、1つのフレーズがやたら印象に残ってしまった時。
既に、あや兵衛自身もその音の魔力にどっぷりと浸かっていたんですね。

今までの作品の中で、the band apartをまだ知らない人に、一番勧めにくいアルバムだと思ってます。
まるで、こんなせっかくの美味しいモノは1人で食べなきゃ、みたいに。
自分だけで自分なりにちょっと堪能してみたいようなかんじですかな。

けど。
ここでこんなこと書いちゃ、世話ないですな。

あや兵衛は「Can't remember」がお気にです。
この曲を聴くと、幼少の頃を思い巡らせては、ちょっと感傷的になってみたり。
仕事の帰り、偶然見えた綺麗な夕焼けを前に、これがBGMとなれば、これまた更に。

あと。
今回のアルバムにはちゃんと、訳詞があるので有難いです。

今回のBGM:the band apart「Can't remember」
このPVを見れば、これまた更に、更に。

by p_and_l | 2007-01-15 00:00 | 今日の1枚

<< 1/18 ala「1st AL...    SOUND SHOOTER写真... >>