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2007/9/16「Sunday Special」 前編 ※ゲスト:ポルノグラフィティ

これからお送りするのは、2007年9月16日(日)、FM福岡で19:30~20:00にオンエアされた「Sunday Special」という番組の模様です。
「●」の会話は番組ナビゲーターにものです。
一部、内容を編集しておりますので、ご了承下さい。

●早速、ご紹介いたしましょう。ポルノグラフィティの岡野昭仁さんと、新藤晴一さんです。宜しくお願いします。
岡野昭仁(以下、「昭仁」)・新藤晴一(以下、「晴一」)「宜しくお願いします」
●暑い夏が過ぎ去ったと思いきやですね。今夜、このお2人をお迎えするその理由。ファンの方なら、もうご存知だと思います。8月29日、7作目となりますニューアルバム。その名も「ポルノグラフィティ」をリリースしたばっかりなんですね。(中略)まず早速、お訊きしたいんですけど、九州あるいは福岡と聞いて、真っ先に思い出すことってどんなところでしょうか?
昭仁「多分、晴一も同じことを言うと思うんで、先に言ってやるんですけど」
●えぇ(笑)
昭仁「いつか住みたい街、福岡」
●ほー、じゃ、晴一さんも。先に言われてしまいましたけど、総て(笑)
晴一「はい。そうですね、僕の方が先に言ってたんですけどね。これ、僕の方が先に言ってたんです」
●そうなんですか(笑) 誰が判定すればいいんですか、これは(笑) どうなんでしょうか?
晴一「いや、絶対そうです
●あ、でも、2人共通した認識を持っているということですね。有難うございます。

 曲:ポルノグラフィティ「リンク」

●(前略)正直なところ、お2人の中でこの期間で、どんなやり取りがあって、9ヶ月でこんな早いペースでアルバムを作るっていう話になったんでしょうか?
昭仁「簡単に言うと、『m-CABI』(※注1)の製作過程の一番最後にもう、次のアルバムのことを話し始めたんですよね、2人で。その準備が早かったのが、結果的に一番良かったかなぁ、と」
●もう9ヶ月という短いスパンなので、ひょっとしたら「m-CABI」を作る上で同時で、みたいな話なのかなぁと思ったりしたんですけど、「m-CABI」である程度、お2人の中で充実感や達成感があって、このままの勢いでドーンと行こう、みたいな感じだったんでしょうね、これ。
昭仁「そうですね、それもありましたね」
●(前略)要はアルバムを作りながらのツアー(※注2)と言うことで、またいろんなところに神経張り巡らさなきゃならないという、非常に大変じゃなかったかのか、と印象があるんですけど、どうでしょうか。
昭仁「もう全然別物なので、レコーディングとライブっていうこと自体が。自分たちは今、この新しいアルバムを作ってるけど、やってるのは『m-CABI』の中の曲、みたいなね。その考え方というか、ペースを変えるのが大変でした」
晴一「レコーディングに入ってて――2週間ぐらいずっと入ってて。で、本番があると、ツアーの本番が始まってから3曲目までぐらい、顔が作れないんですよね(苦笑) やっぱスタジオで汚い格好でやってるのが、いきない1万人の前に立たされても、なかなかモードが変わらなくて、大変でしたね」
●ほー。(中略)ここから、アルバム「ポルノグラフィティ」全曲オンエアの前半戦に行きたいと思います。

1.リンク(作詞・作曲:岡野昭仁 編曲:ak.homma、ポルノグラフィティ)
●スケールの大きいサウンドに仕上がってる楽曲ですが、ギタリストとして一言。
晴一「やっぱイントロで全部持っていくぐらいの気迫で、ここはギタリストの一番オイシイところなんで。そういう感じで弾きましたね」
●この曲に込めた一番の想いとは?
昭仁「うーん、とですね。このアルバムのためのシングルだったような気がするので、この『リンク』を聴いてもらったら、このアルバムってものが見えるかな、と思います」

2.空蝉(作詞・作曲:岡野昭仁 編曲:ak.homma、ポルノグラフィティ)
●レコーディングの苦労話をお願いします。
晴一「本チャンの歌が入るまで、何のこっちゃ判らない曲だったんで、作った本人以外には。なんで、どういうタッチで弾けば良いのか判らなかったです」
昭仁(苦笑)
晴一「ま、もちろん、歌が入ったら。しっかりまとまりましたけど」
●大人のテイストの歌詞。岡野さんにとって大人のセクシーさとは?
岡野「大人のセクシーさとは…。何でしょうね…。まいったな。えー、ガツガツしてない。違うな、はい」

3.ウォーカー(作詞・作曲:新藤晴一 編曲:ak.homma、ポルノグラフィティ)
●岡野さんがこの曲の魅力を一言で表すなら?
昭仁「アメリカの乾いた大地が見える感じ」
●詞のテーマが青さ・若さだそうですが、新藤さんが若いと感じるところって何処でしょう。
晴一「若い…えーと、福岡のツアー行って、1件目の店でラーメンでしめて、次飲んで、最後もラーメンでしめるトコですかね」

4.ベアーズ(作詞・作曲:新藤晴一 編曲:ak.homma、ポルノグラフィティ)
●ライブが楽しみな楽曲ですが、岡野さんのライブでの一番の楽しみは何でしょうか。
昭仁「自分でもライブでこんなことができちゃったみたいな、予想外の自分が現れた、と」
●得意の野球(※注3)を題材とした曲ですが、ズバリ、今年のプロ野球、優勝チームは何処でしょう。
晴一「セ・リーグ゙ですか? セ・リーグがやっぱ中日かな?」
●広島は?
晴一「広島は流石に、今の段階から優勝できないすね、現況から(苦笑) はい」
●冷静に分析していただきました(笑)

5.農夫と赤いスカーフ(作詞:新藤晴一 作曲:ak.homma 編曲:ak.homma、ポルノグラフィティ)
●岡野さんがお勧めするオススメのアルバムを教えてください。
昭仁「えーと、やっぱり、レディオヘッドの『OKコンピューター』(1997年)が。10年くらい前の作品ですけど、凄く名作だったな、と今も思います。
●男と女の生き方の違いが歌詞のテーマになってますが、新藤さんの思う男女の違いとはなんでしょう。
晴一「うーん、やっぱり、それぞれ守っているものが違うということなんじゃないか、と思います」

6.鉄槌(作詞・作曲:新藤晴一 編曲:ak.homma、ポルノグラフィティ)
●ドラマチックな作品ですが、岡野さんが体験した最近のドラマチックな事って何でしょう。
昭仁「ちょっとアレなんですけど、前回のツアーの最終日、とっても最後の日をファンの方が盛り上げようって言う感じの空気が漂ってて、とても素敵なライブだったと。凄くドラマチックでした」
●不思議な音(SE)が入ってますが、この音の秘密は何でしょうか。
晴一「この曲のタイトル『鉄槌』となってから、鉄槌の音をなんとか入れたいなと思いながら、ホントにスタジオ内にあるものを、ありとあらゆる鉄のものを叩いてる感じですね」

●ということで、質問させてもらいましたけど、新藤さんは男女の違いということで、守っているものが違うと仰ってましたけど、この守っているものとは、具体的にどういうところでしょうかね。
晴一「だいたい女子はもっとこう、本質的なものを守っている場合が多いんですよね。それはもちろん家族っていう場合があったり、自分というのもそうですけど。男が守るものって、だいたいしょうもないものなんですよね。プライドだったり、見映えだったりっていう、なんかそういう違いがありますね」

 曲:ポルノグラフィティ「ウォーカー」

~解説~
※注1 m-CABI
2006年11月22日にリリースした、ポルノグラフィティ6枚目のアルバムのこと。
アルバムタイトルの由来は"Music Cabinet"(音楽のキャビネット)から。
1曲目のm-NAVI 1 "Ride on!! Blue vehicle!" に収録されているバイクの音は、新藤氏の愛用するHerleyをわざわざ運んできて録っている。

※注2 アルバムを作りながらのツアー
このツアーとは2007年3月24日~6月17日・全国11都市24公演で開催された8th LIVE CIRCUIT"OPEN MUSIC CABINET"のこと。
福岡はZepp Fukuokaにて3月19日にプレライブが行われている。
そんな、さいたまスーパーアリーナで行われたライブの模様を収録したライブDVD「"OPEN MUSIC CABINET"LIVE IN SAITAMA SUPER ARENA 2007」が2007年10月31日リリース。

※注3 得意の野球
趣味が高じて新藤晴一氏は「桜ヶ丘クロゴス」という野球チームを結成している。
チーム名の由来は彼の愛犬であるミニチュアシュナウザーのスゴロク(由来は「スゴいロックなヤツ」の略から)の逆読みで、ラジオ番組で公募したもの。
因みに、お笑い芸人の小島よしおとは、WAGE(コントグループ・2006年3月31日に活動休止)時代の事務所(アミューズ)の先輩後輩の間柄であり、彼も桜ヶ丘クロゴスの一員である。

後編→http://pointline.exblog.jp/6675353/

by p_and_l | 2007-09-16 23:39 | ラジオレポート

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