人気ブログランキング | 話題のタグを見る

4/17 GLORY HILL「DAYBREAK TOUR 2008」at 福岡DRUM SON

4月の雨は、何処か肌寒さを残すものの。
あや兵衛の心は、沸騰寸前でございました。
何せ、今回のライブは、バンド3つともお気にで。
GLORY HILLとknotlampに至っては、やっとライブを観れる機会を得て、嬉しかったですね。
もう、これでコシヒカリ3杯は軽くいけますね。
否、違う。
彼等はおかずじゃない、むしろごはんだ。

全国のおとまにの皆さん、こんにちは。
あや兵衛こと綾部かづきです。

■HOLIDAYS OF SEVENTEEN
2008年1月9日リリース、LOCAL SOUND STYLEとのスプリットアルバム「Miles Away」(税込1,680円)絶賛発売中。
メンバーは三浦太郎(Vo.&Gt.)、中原功太(Gt.&Cho.)、碇YO-PEI (Ba.&Cho.)、中山宗俊(Dr.&Cho.)、山下蓬(Key.&Cho.)の5人です。

オープニングが独特でしたね。
全員、平然とステージに登場しては、相変わらず裸足のKey.&Cho.山下氏が突然、マジックハンド・ステッキを取り出します。
――何故か、ジーンズの前から。
山下氏が振れば、それは指揮棒と化し、みるみるうちに他のメンバーから綺麗なハーモニーが、マイクを通して響き渡りました。

「九州と言えば、とんこつラーメンですよね…」
と、本人かつメンバー全員、福岡在住にも関わらず。
何故か、県外人になりきってみるGt.&Cho.中原氏。
無表情で、やさぐれ感を残すようにボソボソと喋るのが彼の最大の特長です。
そんな本人も一応、こんな調子で、観客はちゃんとついてきているのかと、葛藤と自覚と不安はあるようで。
しかし、観客側からは笑い声が上がり、ちゃんと反応がありました。
だから、三浦氏が大丈夫だ、観客はついてきてる。どっと笑いが起きてるから、と優しくフォローを入れたはずが――、逆に中原氏の何かにスイッチが入ったようで。
突然、彼が「ど!」と大声を張り上げました。
当然、意表を突かれた観客達。
すると、再度「ド!」と中原氏と言うと、観客も「ド!」と答え。
続いて、「レ!」、「ミ!」「ファソラシド!」と総て、観客も答えました
本人、LOVEの単語を発するほどのご満悦ぶりでした。

Key.&Cho.山下氏の演奏中のハイキック。
あや兵衛は90度くらいまでしか見たことなかったんですが。
今回のは170度は行ったんじゃないでしょうか。
ただ、天井の照明に足が当たりそうだったので怖い、怖い。

公式HP→http://www.ho17.com/


■knotlamp
2007年10月23日リリース、ミニアルバム「Blind Side」(税込1,890円)絶賛発売中。
メンバーはKEIT(Vo.&Gt.)、俊平(Gt.&Cho.)、TOHRU(Ba.&Cho.)、彰彦(Dr.&Cho.)の4人です。

この日はなんと、午前5時に東京から地元福岡に戻ってきたという、強攻スケジュールをこなしています。
理由は、近々リリース予定される音源のレコーディングが行われていたからです。
因みに、東京から福岡までの移動手段は車。
なので、Vo.&Gt.KEIT氏は、Dr.&Cho.彰彦氏に対し、えらく愚痴ってました。
何せ、彼はペーパードライバーのため、運転しなかったとのこと。
しかも、彼を何度も金髪呼ばわりするため、「名前で呼んで」と訴える彰彦氏の声は何処か切なめ。

おかげで、KEIT氏曰く、移動の疲労が祟ってか、ONとOFFの差が激しい、と。
ONの時はネジが外れたようにハイテンションで。
OFFの時は、言わばコーナーの隅で燃え尽きたような感じで。
それを見事に、身体で表現してくれました。

東京でのレコーディング合宿に関する面白いエピソードを披露してくれました。
夜、寝付けないKEIT氏が起きていると。
彰彦氏とGt.&Cho.俊平氏がお互いに向き合って寝てたそうで――「まぁ、メンバー同士だから、いいか」とはKEIT氏の弁。
そのまま放置していたら、突然、彰彦氏の腕が伸びて、俊平氏にグーパンチがヒット。
どうやら、彰彦氏、夢の中で古着屋で買い物をしていて、服を差し出した際の出来事みたいだったんですけど。
…神業ですな、こりゃ。

knotlampは福岡が地元にも関わらず。
今年、地元でライブをするのが今回初めてで。
もっと、地元でライブをすると笑顔で宣言してくれました。

Ba.&Cho.TOHRU氏は、両手を使って何度も観客を煽ってましたね。
その両手はベースを演奏しなきゃいけないのに、良い仕事してますね。

公式HP→http://knotlamp.com/


■GLORY HILL
2008年3月5日にリリース、1万枚限定2nd.シングル「DAYBREAK e.p.」(税込1,000円)絶賛発売中。
メンバーはTAKUYA(Vo.&Gt.)、JUNYA(Gt.&Cho.)、Ko-01(Ba.&Cho.)、KENSAKU(Dr.)の4人です。

やたら、開演まで時間がかかるなぁ、と思ってたら。
彼等にはちゃんとタペストリーが用意されていて、それに時間がかかったようですな。

今回、彼等は福岡発上陸です。
初手からの観客の熱と興奮に対し、今まで福岡に来なくて、ごめんなさいと言われましたね。
福岡はアツいと納得しながらも、まだイケるよな、と何度も観客に挑発してきます。
それは、もうVo.&Gt.TAKUYA氏、Gt.&Cho.JUNYA氏、Ba.&Cho.Ko-01氏のフロント3人がステージギリギリまで前に、何度も出てくるくらいですから。
無論、観客側もそれに比例するくらい、終始、アガりっぱなしでしたね。

Ko-01氏曰く、この福岡で初めてとんこつラーメンを食したそうで。
店に入った途端、4本足の動物(直接的表現は、敢えて自粛)の臭いがした、と。
それには、一緒に行ったJUNYA氏も同意と納得。
しかし、次のKo-01氏の口から、「食べてみたら、美味い!」と大絶賛。
あや兵衛思ったんですけど、ね。
Ko-01氏はプレイ中、激しく動くため、スタッフさんがベースに繋がっているコードが絡まないように、ちゃんと手に持ってあったんですよ。
その様にKo-01氏が、まるで首輪とリードをつけてる4本足の動物のように思えたのは、秘密、秘密。

あや兵衛個人的にフロント3人全員がドラムを中心に、背を向けて演奏する姿がかっこよかったですな。
漢は背中で語れ、みたいな。

あと、JUNYA氏が、福岡は女の子が可愛いと言ってありました。
移動車の窓から覗いては、「あの娘可愛い、あの娘可愛い」と連呼するほど。
おかげで興奮して夜が寝れないとかどうか。

終演後、もちろん、観客からのアンコールが始まりますが。
予想以上に早く、メンバーがステージに戻ってきたため。
メンバーが空気を読めなくてごめん、と謝罪するってのもレアケースかと思います。

公式HP→http://gloryhill.jp/


最後に。
今回のライブでは、いろんなことを体験しましたね。
会場はDRUM SONにも関わらず、物販が行われたのはDRUM Be-1の前。
因みに、Be-1でもライブあってましたけどね。
雨にも関わらず、先行販売には長蛇の列ができました。

あと、DRUM SONで場内アナウンスを聴いたのは、初めてでした。
放送内容はダイブ禁止の勧告。
何せ、一番前からステージまで、ホントに距離が近くて。
普通、ダイブが起きるなら、ステージ前にスタッフが待機するでしょうけど。
その余裕すらあまりないくらいでしたから、恐らく、1mもなかったんじゃないでしょうか。
開演前に一度、アナウンスがありましたが。
knotlampでダイブが発生してしまい、GLORY HILLの際には再度、仮にダイブが起きた場合は、中止するとも厳重注意がありました。
何分、これは福岡ではチケットが完売で、多くの観客がいたためでもありました。

また、knotlampの時に激しいモッシュが起きたおかげで、観客ブースの前にある柵ごと前に移動してしまいました。
なので、スタッフさんが素早く、元に戻すものの。
GLORY HILLでもこの現象は起きました。
SONの柵は金属板に柵がついているため、人の波に押されて床に置かれた金属板が動けば、柵も一緒に動いてしまう仕組みです。


今回のまとめ
・今回HOLIDAYS OF SEVENTEENは新しいTシャツを作ったそうで。ステージでは三浦氏・赤、中原氏・黄色、碇氏・紫、中山氏・灰色、山下氏・黒と、見事なゴレンジャー(三浦氏も自覚して発言)。あや兵衛は黄色を購入。
・knotlampのKEIT氏のギター・ジーンズ・ウォレットには67・Missionのロゴがありました。そういや、公式HPにもリンクがある。
・あや兵衛の隣にいた初対面の観客さん同士が意気投合して、えらく盛り上がる姿が何とも微笑ましくて。ただ、「私、19(歳)です。短大に行ってるんです」との台詞には、ちょっと切なくなりました。
・今回も荷物は、200円で袋を貰いました。会場内では絶対に荷物は預けるようにもアナウンスありました。
・帰る際、入口でスタッフさん同士が名刺交換のやりとりを見て、あや兵衛、一瞬、現実に引き戻された感じしましたね。

by p_and_l | 2008-04-20 00:55 | ライブレポート

<< he、ライブツアー決定。    BEA presents「F-... >>