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11/1(土)te' 3rd album「まして、心と五感が一致するなら全て最上の『音楽』に変ずる。」release tour

te'の3rd albumを購入しまして。
これは、ライブでぜひ観てみたいと、欲望が沸々と湧き出て。
でも、ライブ当日は別の予定が入ってて、意気消沈しましたが。
急遽、キャンセルになったので、すぐにフラグが立ちました。
何事も諦めてはいけませんね。

全国のおとまにの皆さん、こんにちは。
あや兵衛こと綾部かづきです。

■嘘つきバービー
2002年に、長崎県は佐世保市で結成された3ピースバンドです。
メンバーは岩下優介(Ba.&Vo.)、千布寿也(Gt.)、豊田茂(Dr.)。
メンバーの立ち位置はステージから見て、左が岩下氏で、右が千布氏です。

今回、バンド名も曲も始めて知りまして。
第一印象としましては、物凄く異彩を放っていたなぁ、と。
何せ、ステージに登場して、最初の挨拶が「こんばんは、だっちゃ」ですから。
そして、出で立ちが、メンバー全員長髪で、豊田氏は上半身が裸で。
曲が始まれば、全員が全身の神経をフルにして、暴れるパフォーマンスに圧倒されました。
因みに、千布氏はパイプ椅子に座っての演奏でしたが。
髪が激しく揺れて、座った椅子が揺れること、揺れること。
あと、豊田氏のカウントが独特で、何度も数字を叫んでは、いつ曲が始まるのか全くタイミングが掴めませんでした。

一瞬、不可解の音でしたが。
聴いているうちに、何となくレトロな印象を持って、懐かしくも感じたんですよね。
フレーズがリフレインしてしまいそうなほど、インパクトもありました。
岩下氏の歌声が、声優の滝口順平氏の声(TV番組「ぴったんこカン・カン」のナレーターやアニメ「ヤッターマン」のドクロベエ役)を彷彿させたのは、あや兵衛だけでしょうか。

公式HP→http://www.usotsukibarbie.com


■sleepy.ab
1998年に、北海道は札幌市で結成された4ピースバンドです。
メンバーは成山剛(Vo.&Gt.)、山内憲介(Gt.)、田中秀幸(Ba.)、津波秀樹(Dr.)。
メンバーの立ち位置はステージから見て、左が田中氏、中央が山内氏、右が成山氏です。
「sleepy.ab」と書いて、「スリーピー」と発音します。

今回、バンド名も曲も初めて知(略)
「sleepy」と言えば、「sleep」の形容詞で、「眠そうな・眠い・静かな」という意味があります。
このsleepy.abの曲、正しくその通りでした。
成山氏の声が優しく、温かく、そして、ほんわか。
何せ、通勤途中に聴いちゃいけないって、MCで成山氏自ら言いましたしね。

山内氏も椅子に座っての演奏でしたが。
彼の周囲には、大量のエフェクターに囲まれてまして。
カポタスト(ギターのネックにつけて、調を変えることの出来る代物)や、指に装着するスライドバーも駆使してました。
彼の紡ぎ出す様々な音が、曲全体の良いアクセントになってたと思います。

ライブの打ち上げで仲良くなったのがきっかけで、今回、te’のアルバムリリースに同行してまして。
彼等は前日、大阪でライブをしたそうで、今日は福岡、翌日は同じバンドで長崎へ。
そして、翌々日は再び大阪へ戻るそうで。
これを成山氏は「ブーメランツアー」と命名。

公式HP→http://www.musicaallegra.com/sleepy


■te’
2004年に、東京で結成された4ピースのインストバンドです。
メンバーはkono(Gt.)、hiro(Gt.)、masa(Ba.)、tachibana(Dr.)。
メンバーの立ち位置はステージから見て、左がtachibana氏、中央がmasa氏、中央の奥にkono氏、右がhiro氏です。
「te’」と書いて、「テ」と発音します。

ドラムが前列にいるという珍しい配置のおかげで。
演者だけでなく、楽器そのものを、じっくりと堪能できて良かったです。
他のメンバーのMC中、チューニングキーを使って、スネアドラムをチューニングしてるトコなんて。
あや兵衛、初めてまともに見ましたよ。

te’の曲を初めて、聴いた時。
幻想っぽい印象を抱いて、どうもカタチを成さないような、こう、空(くう)を掴むような感じで。
でも、生の音を聴いて、痺れましたね。
音の迫力が見ても判りますし、体の内側から振動として伝わって来て。
総てが、純粋に綺麗と思えたあや兵衛自身が驚きましたね。

オイオイコールも起きたりと、もう最後の方はメンバー全員、全身を使って、ステージ上を派手に暴れました。
何と言いますか。
残響レコード所属のバンドは大暴れするという、固定観念が更に強まったシーンでもありました。

masa氏が専ら、MC担当でした。
意外にも、今回が初来福のte’。
masa氏に至っては、身内では誰も福岡は未経験なため、一族を代表して初来福を果たしております。
また、福岡ということで、とある店でラーメンを食したそうですが。
観客に地元民として、その店はどうなのかと、尋ねてみると。
観客の反応は薄く、挙句には「(その店を)知らない」とまで言われてました。
あと。
突然ベースをかき鳴らして、「崖の上のポニョ」を唄い出し。
「次はボーカルも加えるから」と、無茶苦茶なことをのたまってました。
因みに、MC中は何故か、彼はずっと観客に背を向けてました。
漢は背中で語るってことでしょうか?

公式HP→http://tee.daa.jp


~今回のまとめ~
・開演時間は19:00からでしたが、ちゃんと時間通りぴったりに始まるのも珍しいですね。
・ライブ終演後、sleepy.abではライブ会場限定販売のCDがあるおかげで、物販ブースでは女性を中心に長い列を成してました。どうやら、皆さん、サインもお求めのようで。
・te’の物販ブースにて、とあるお客さんがメンバーに握手を求めてあって、次々に握手。ところが、たまたまテーブルの向こうじゃなく、隣にいたtachibana氏だけ握手がなくて、彼が必死に「俺もいますよ!」的なアピールをする姿が、あや兵衛のツボにハマりました。だから、あや兵衛の握手の際、tachibana氏からお願いしました。

by p_and_l | 2008-11-04 22:34 | ライブレポート

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